2012年 6月

お散歩でみつけた花

2012/06/16

4才の三男が保育園から帰ってからもギユッと手に握りしめているものがあって、「なあなあお母さん、散歩に行ってみつけてん。水に入れたい」と言うので見てみると、つぶれかけた草花が三つ。
「うっわ〜大丈夫かな!?」と思いつつ一緒に小さなビンに水を入れて飾りました。次の日の朝起きてすぐに「お母さん、水かえた?」と聞いてきたので見てみると、昨日より少し元気になり、花のつぼみもふくらんでるように思えました。
又次の日の朝も「お母さん、水かえた?」…よっぽど気になるようでした。二人で見に行ってみると、花がパッと開いてました!その時の三男の嬉しかったこと。
保育園から大事に持って帰ってきて良かったね。
今も窓辺にかわいらしく咲いてます!

きょうのごはん

2012/06/16

6月15日(金)の分です。アップするのが遅れてすみません。

・ごはん

・だしふりかけ

・焼き魚

・野菜の梅肉和え

・みそ汁

仲直り

2012/06/15

昨日の午後2時頃、温湿度計を見たら気温23度、湿度40パーセント、天気は晴れ、蒼い空が広がり、風が優しく流れ、梅雨の真っ最中とは思えないさわやかさでした。梅雨の晴れ間に子どもたちは屋外での遊びを思いっきり楽しんでいたようでした。雨の季節はどうしても室内遊びが多くなりがちですが、雨の降るときにしか味わえない自然を経験するために、レインコートを着て積極的に屋外に出ようと思っています。濡れていると滑りやすい、木の枝が落ちてくることが多い。増水した川には近づかない。など、晴れているときと違って注意をしなくてはならないこともたくさんあります。そんなことも子どもたちと共有しながら歩けば、子どもたちが様々な危険を自分で回避する手助けの一つとなります。なにより雨の時にしか味わえない美しさや、おもしろさに出会うことができます。雨だから外で遊べない。というマイナスの面だけでなく、雨だからこそできるプラスの面を楽しむようにしてゆきたいと思います。

先日の雨の日、室内で遊んでいました。私が3・4・5歳児の保育室に行くと3歳児の2人SちゃんとRくんががなにやらもめているようです。けがをしている様子でもなかったので、どうしたのかと思ってしばらく見ていました。どうやら、なにかの弾みで2人がぶつかり、Sちゃんが転んでしまったようで、泣きながら足が痛いと訴えていました。Rくんはボクだって痛かったんだよと言わんばかりの顔でSちゃんをにらんでいます。アクシデントなのでどちらが悪いというわけではないのですが、お互い納得がいかなかったようで、ケンカになりそうでした。そろそろ2人の言い分を聞いてみようかな思っていたときです。トラブルが起こっていることに気がついた5歳児のKくんが、「どうしたん?」とやさしく声をかけてくれていました。

S:「あんな、Rくんが押さはったし、こけたん。」
K:「そうなんや。どこかいたいの?」
S:「足。」(自分の膝を触りながら)
K:「痛かったんやなー。でも、血も出てないし大丈夫やで。」
と言ったあと、Rくんにむかって「押したん?」
R:「・・・」
だまって首を横にふります。
K:「そうか、ぶつかっちゃったんやな」「ほな、ふたりともゴメンで仲直りやな。」

どうやら、私の出番はなくなったようでした。

お着替えパック椅子

2012/06/15

0・1歳児の部屋には、4人かけられるパック椅子(牛乳パックで作ったイス)があります。トイレや給食の後のお着替えに子どもたちは使います。

椅子には動物やおばけの絵が貼ってあり、どこのする〜〜?と子どもたちに聞くと、おばけ…わんわん…。と、まだおしゃべりし出したばかりのみんなが口々に言いながら選んで腰掛けます。

着替え始め、ひとりが保育士にスゴイ〜!上手〜!と着替えを認められると、隣の子どもも私も見て見て〜〜と上手に履けるのを見せてくれ、自分でやりたい!!の気持ちに加わり、子ども同士パワーの素敵な連鎖反応が始まります。子ども同士の刺激って素敵ですね。

そんなパワーを繋げるお手伝い。そしてそっと見守っていきたいですね。

ロッククライミング

2012/06/14

「魔女がいるかもしれない!」ファンタジーの世界でドキドキしながら登り始めた山道をそれぞれに楽しみながら登ります。どんどん先に登りたい子もいれば、いろいろなものをじっくり見つけながら登りたい子もいるので、自然と列が長くなります。それぞれの興味に従ってそれぞれのペースで歩けるのが良いのですが、あまり離れてしまうと困ります。そういうときは、先頭の方の子が気付いて、遅い子を少し待ってくれます。先に歩いていた子どもたちが山道を見下ろせるところから、「オーイ!こっちだよー!」と声をかけてくれるので、後ろの方の子どもたちは、どうすればあそこに行けるのだろうと行ってみたくなります。後ろの方を歩いている子どもたちが、早くあそこに行ってみたいと思えるステキな誘い方だなと感心しました。私など「早よ来な、ほっていくでー!」と不安をかき立てて進ませる声がけをしてしまいそうです。それじゃ「びびらせてなんぼ」的な考え方になるので、楽しくありませんよね。

ある程度登ったところで、みんなが最後尾の私を待っていました。私が追いついたらまた、道なりに登るのだと思っていたら、道から外れて山の中へ分け入ってゆきます。どこかにつかまらないと登ることができないくらいの斜面を、ずるっと滑りそうになりながらも子どもたちは登ります。しばらく登ると大きな岩が目の前に、えっ!まさかロッククライミング?この岩を?と思いましたが、子どもたちは平気です。園庭の石垣を登るのとは訳が違うのですが、実は上りやすいルートがあってこどもたちでも比較的簡単に登ることができるのです。私も3番目くらいに登って上で待っていました。怖がったり、しりごみしたりすることなく一人ずつ登ってきます。みんな登り切ったところで、帰る時間が近づいてきたので、岩の上から山道に戻りました。ロッククライミングをすると山道をショートかとできるのです。

子どもたちは、山歩きのおじさんたちと仲良しになっていましたし、私は子どもたちのたくましさを感じながら園に帰ってきました。

泥んこ

2012/06/14

園庭に大きな砂山があります。

その砂山は子ども達が掘った大きな穴があいていて、「お部屋」や「お風呂」「お店」など想像次第でいろんなものに変身します。

今日は「池」でした。この山の斜面に溝を掘ると大きな川にもなります。

やかんでせっせと水を運ぶ子

水をせき止めるために工夫する子

溝を掘る子

年長さんを中心に、

乳児さんはお兄さんお姉さんの真似をしてみたり、お手伝いしてみたり、

みんな、「いくで~!」の掛け声とともに流れてくる水を大興奮で見つめます!!

全身泥んこになって夢中で遊んでいた子どもたちでした。

きょうのごはん

2012/06/13

・ごはん

・豚の生姜焼き

・中華サラダ

・中華スープ

山に入ると

2012/06/13

4歳児たちが向かいの山にさんぽに出かけました。鞍馬川のほとりでみんなでノイチゴを分けて食べたあとは、いよいよ山に入りますが、その前に一工夫。みんな石段に座り込んで、ズボンの裾を足首に巻き付けて上から靴下で覆います。山に入るときには長袖長ズボンが基本ですが、裾から虫が入ってこないようにと考えてこうすることにしています。気温が高くなると生き物の活動も活発になって、いろいろな生き物に出会う機会が増える反面、虫に刺されたりすることも増えます。完全に防御することは難しいかもしれませんが、少しでも守れればと思います。自然は人間にとって都合の良いことばかりではないことを知り、自分の身を守る術を子どもたちが経験してくれると良いと思っています。準備が整ったら、登り口にあるお宮さんとお寺に手を合わせて、出発です。

登り始めてすぐのところに廃屋があり、子どもたちはそこに魔女が住んでいると信じています。京都の保育園児たちの間で魔女の住んでいるといえば、京都市保育園連盟の運営する八瀬野外保育センターの「魔女のいえ」でしょう。とても立派な建物があって、子どもたちの心にファンタジーの世界を広げています。しかし、薬王坂の登り口にあるのはちょっと気味悪い雰囲気のある廃屋です。なぜここに魔女が住んでいることになったのか、そのいきさつはよくわかりませんが、子どもたちはそう信じています。近くを通るときは静かにしないといけないらしく、私がイノシシが地面を掘ったとを見つけたので「イノシシの掘った穴があるよ」と近くの子どもに話しかけると、子どもたちから一斉に「シーッ!」「静かにせなあかんで!」といわれました。

ちょっと不思議な雰囲気の場所を通り過ぎ、山道を登ってゆく子どもたち、おもしろい形の石を拾ったり、葉っぱを見つけたりしながらゆっくりと進みます。山歩きをしている人に出会うと、ちゃんと「こんにちは」と挨拶をしていました。

石や虫、葉っぱ、花・・・ 自然のいろいろなもので遊んでいる子どもたちをじっくりと見ていると、それぞれの心にそれぞれの世界が広がっている気がします。もちろんいつもそうなのですが、特に「山にペンギンがいる」とか「あの木はお話ししてるんで」などと聞くと自然をみていると、そんな心が広がりやすいのかもしれないと思うのです。そのそれぞれの心の世界が子どもどうしの会話を通して重なり合って、さらに広がってゆく。二人で並んで、何人かで丸くなって、一つのものを見ている姿からそんなことが想像してしまいました。

おはよう

2012/06/13

毎朝、給食室の前でたくさんの園児さんが「おはよう」と挨拶をしてくれます。

中には、何も言わずに黙って二チャっと笑いながら私が気づくのを待ってる園児さんもいます。

同じ園児さんでも日によって違う挨拶をしてくれます。

毎日朝から楽しませてもらっています。

ありがとう。

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