2014年 2月

まってるよ!

2014/02/24

最近ルールのある遊びが子どもたちで出来るようになってきた3歳児。最近、AちゃんとBくんはトランプでババ抜きをすることが大好き!

この間、Aちゃんが他の友だちと百人一首で坊主めくりをしていると、その横に近づいてきたBくん。しばらく様子を見てからAちゃんに「なぁなぁ、ババ抜きしよ!」と誘いました。するとAちゃんは「今これしてるし、しいひん!」と一言。でも、少ししてから「でも後でする!これ終わったら」と言ったんです。

Bくんは嬉しそうで「じゃあ後でしよう!用意しとくわ!」「うん!」 と二人の会話があり、Bくんはトランプを持ってきて坊主めくりが終わるのを待っていました。坊主めくりが終わったAちゃんは、Bくんに「しよう!」と言って二人で笑いながらババ抜きをしていました。

いつ終わるかわからないのに待っていたBくんもすごいなぁと思ったのですが、それよりこんな会話が出来るAちゃんとBくんが、すごい!と思い、子どもの成長を感じ、とっても嬉しくて二人の姿をニコニコしながらしばらく見ていた私です。

観音様の絵

2014/02/22

18日は観音様のご縁日で、毎月幼児クラスが修養道場にいらっしゃる観音様にお参りにいき、そのあとはお寺の貫主様に紙芝居を読んでもらったりして過ごしています。

1月に入り、いよいよ年長組が卒園製作として観音様の絵を描く時がやってきました。
今までの年長組が描いていたのがよくわかっているので、今年の年長児も観音様の前で、絵の話をすると「いよいよ自分達の番か…」と言うような表情でニヤリとしています。

そして、観音様の近くまで行き、お姿を納得いくまてじーっと見つめました。
「観音様ってこんな目をしたはったんや〜」
「観音様って男?女?」とか「観音様も、足の爪あるで〜」など、いろいろなことに気付き、頭の中でいろんな想いがわいてきてました。

そして、丁度自分と同じくらいの大きな紙の上に乗って、墨で一気に書き上げます。子ども達は心からわいてくる想いをぶつけるように、大きな紙いっぱいに描いていました。

途中、何度か部屋がシンと静まり返る時があります。私はその空間にいられる時が幸せで、子ども達が一心に描いてる様子をそばで見ながら、もしかしたら心の中で観音様とお話ししながら描いているのかな…とか思いながら見ています。

できあがった15枚の観音様の絵はみんなのびのびとしていて楽しい絵になり、今年も作品展で観音様の近くに飾らせていただきました。

クイズ遊び

2014/02/21

最近、年中クラスのMちゃんとよくクイズ遊びをしています。

野菜クイズや果物クイズ、動物クイズなどMちゃんのリクエストを聞いて、様々なクイズを出しているのですが、先日Mちゃんが私にクイズを出してくれました。

「トンネルがたくさんある野菜はなーんだ?」

「外は固いけど、中はとろっとしてる食べ物はなーんだ?」

どちらのクイズもMちゃんの素敵な観点を感じることが出来、とても感心しました。

クイズの答えは、レンコンと卵でした(^^)♪

作品展

2014/02/20

先日、作品展がありました。給食室からは今年度の新メニューのレシピ展示とその他のレシピをノートにまとめた物を展示しました。当日、保護者の方がレシピ集に手を伸ばし見てくださるのはすごく嬉しく思います。声をかけてくださるのもすごく嬉しいです。

「先生、家で作りたいしレシピ、コピーして欲しい。」

園児さんが保護者の方の手を引っ張って来て「ママ、これ、家でも作って欲しい。」

など、沢山嬉しい声がありました。

食事は心も体も成長するのに不可欠な物。もっともっと美味しくて、楽しい給食を作りたいと思っています。

落語の会

2014/02/19

学童保育ではお寺で行われている行事にも参加させてもらう事があります。その一つに修養道場で行われる玄武寄席と言う落語の会に、今年も参加させていただきました。

その一週間前の事。お昼ご飯をみんなで食べているときに玄武寄席の話題になりました。「来週、玄武寄席があるよ〜」と私が言うと、去年参加した子は急に目を丸くして「えー!来週?行く!行く!絶対に行く!あれ楽しかったんやなー。めっちゃ楽しみや!」と大興奮。去年参加した子ども達はその話で大盛り上がり。

そんな中で1人にがーい顔をした○○君が「えー!落語?そんなんおもんないし(おもしろくないし)いかへーん」
と言い出しました。「なんで?」と聞いたら「前にな、おばあちゃんに落語を見に連れてもらったんやけど、難しい話で全然おもんなかったしなー、絶対にいかへん。」と言うのです。なるほどーと思っていたら、去年の参加組が「○○君、絶対におもしろいって!ここの落語は絶対!来週きいや。去年、まんじゅうの話しとかしはってな、それが楽しいねん!」と絶賛するのです。

うわ〜これはおもしろい事になってきたぞと思っていたら、予定表を見るとこの○○君は来週の学童保育は欠席になってるのです。もしかしたら落語ときいて行きたくないと思ったのかなと思ってそれとなくお母さんに聞いてみたら案の定「そういえば、落語?やめとくわ。って言っていたので休みにしていました。」とおっしゃったので、お母さんに「もし他の予定がなくて、よかったらもう一度○○君に来週行くかどうか聞いてもらえませんか?」と話してみました。

そしたら次の日、お母さんから「行くって言ってますのでヨロシク」とお返事をもらいました。
私は「おー、やった〜!」の気分でした。

そして当日、落語が始まる前に子どもたちと楽屋にご挨拶に行きました。
子ども達は午前中の元気はどこえやら〜。プロの咄家さんの前で緊張しっぱなしで、事前に考えていた質問もあまりできなかった程でした。

いよいよ落語の会の始まり…
学童の子ども達は一番前に座らせていただき、約二時間、途中で帰る事なく最後まで鑑賞しました。

終わってからみんなに「どうやった?」と聞くと、みんな一斉に「楽しかった〜特に師匠の話が一番!」と大絶賛。その中に○○君もいました。後日、お母さんに聞いてみると家に帰ってからも楽しかったと言っていたそうです。

良かった、良かった。

本物のすばらしさ(獅子舞)

2014/02/18

この日は、獅子舞鑑賞が修養道場の観音様の部屋であるので、全クラス集まりました。太鼓ひとつをとっても、さまざな音や大きさがある事を子ども達に分りやすいように教えて下さり、耳で聴いて目で見て確かめる。そして実際に横になって身体でも体感させてもらったりしました。

0歳児クラスの子でも、太鼓の音がなるたびに身体を揺らしたり、手拍子してリズムをとったりして音に反応してました。本物の太鼓の鳴り響く音を目の前で感じる事ができ、他の子ども達も釘付けで聴いていました。

獅子舞が出て来ると、この間、節分で鬼を見た後という事もあって、乳児クラスの子ども達は今にも泣き出しそうな緊張感の中で見てました。獅子が舞っている途中には頭を噛んでもらえなかった子に恐くないから、帰り際に頭を噛んでもらおうね〜と言うと、イヤイヤ言ってた子も、少し頑張しつつも噛んでもらうと、口々に「できた〜」言って喜んでました。保育室に帰ってからも「頭、かじった」「みかん食べた」など思い出しては話してくれました。

1歳児のG君に「何で最初はイヤイヤ言うてたん?」ときくと「顔、怖かったから」としっかりした答えがかえってきて驚きました。

顔は恐くても恐いものばかりじゃないということも知り貴重な体験ができて良かったと思います。

異年齢児で散歩に出かけて

2014/02/17

この日は、1、2歳児クラス一緒に散歩に出かけました。放生池の階段のところで南天の実を見つけてポケットに大事に入れていたのはKちゃんとAちゃん。

吉鞍社の石段からジャンプしている2歳児クラスを見て、1歳児クラスのGちゃん、S君も始めは、ちょっと恐くてためらってたけど少し低めの石段から勇気をもって挑戦してみると、一人でも跳べて大満足。次から「せんせい見ててや〜」と、ジャンプしてました。

由岐神社、吉鞍社、川上地蔵さんと行く先々で深々とお辞儀して手を合わせていたのはFちゃん。 由岐神社の急な階段、以前は登るの大変そうだったSちゃんも、すんなり登り降りしていて成長を感じました。

命の塔から坂を下る前に2歳児クラスの子どもたちとお約束そしました。
1歳児クラスの友達一人と手を繋いで帰る事。
早く歩くと小さいお友達が転んでしまうので小さいお友達が危なくないように見てあげる事。
の2つです。

どんな感じで歩いて行くのかな?と見ていたら、自分が年長なのだから守ってあげなくてはとの意識から、小さいお友達と歩調を合わせようとしてくれてる姿がありました。また小さいお友達も少し大きいお兄ちゃんお姉ちゃんに手を繋いでもらって嬉しそうです。

なにやら楽しそうに話しているので、どんな話をしてるのかな?と思って聴いていると「寒いな〜」など、しっかりと会話が成り立っているのに驚かされました。

異年齢児で保育する事の大切さをまた改めて感じた散歩でした。

作品展

2014/02/15

作品展で私の一番好きな瞬間・・・

子ども達がお父さんやお母さん、おばあちゃん、おじいちゃんに「見てみて!!!これはな、〇〇してな、僕(私)がつくったんやで」と嬉しそうに誇らしげにお家のひとに一生懸命に説明している時。

今年は普段から絵を描くことが大好きなSくんが一年間に描いたたくさんの絵を一枚一枚お家の人に説明し見てもらっていました。

一生懸命説明するS君と優しく耳を傾け話を聴かれる保護者の姿はとても微笑ましく、見ていてこちらも幸せな気持ちにさせてくれます。

子ども達が一年間つくった作品や絵を何日もかけて飾りつけをしますが、そんな微笑ましい姿にたくさん出会えるとうれしい限りです。

作品達と再会

2014/02/14

秋にお店屋さんごっこをしましたが、その時に作ったものをお家の人に見てもらうために、子ども達と一緒に作品展会場に飾りつけに行きました。

お店屋さんごっこでは子ども達と相談して、スーパー・おしゃれ屋さん・おもちゃ屋さんの三つのお店をすることになりましたが、それぞれに工夫して商品・レジ・看板などを作り、店員役をしたり、お客さんになったりして楽しみました。

そんな思い出深い作品達が入ってる箱を開けた瞬間、子ども達から「わぁー!!懐かしい!!」と歓声があがりました。

「これ私が作ってん!!」「これはこうやってここに置いてあったなぁ」などと細かいところまでいろんなことを覚えてるみんな!

久しぶりの再会に興奮する子ども達がとても可愛らしく、 一つ一ついろんな思いを持ちながら作ったんだろうなぁと思うと私も嬉しい気持ちになりました。

引き際

2014/02/04

最近、考える事があります。園庭で子ども達と一緒に遊んでる時、子ども達が楽しく遊び始めたら、今、自分は引くのがいいのか?引いた場合、一緒に遊ぼと誘ってくれた子どもの気持ちは?

勿論子ども同士でしっかり遊び込めているのならば自分は引くべき。わかってはいるのだけど。ホンマにこれでいいのか?と考えてしまう。

この様に考えてしまう自分には、まだ、何かが足りないのだと思います。

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