2012年 6月

寄り添う

2012/06/23

子どもが向精神薬の投与を受けるケースの増加に伴い、副作用に苦しむ子どもも増えているというショッキングな内容のテレビ番組について書きました。

落ち着いて座っていられない、授業に集中できないという理由から学校のアドバイスなどにより、精神科を受診し向精神薬の投与を受けることが多いといいます。

発達障害やうつ病の早期発見早期治療通いという考え方が浸透してきていることで、学校から医療に繋がりやすくなってきたそうです。もちろん早く気がつき早く適切に対応した方が良いケースもあるのですが、中には不必要な投薬を受けて副作用に苦しむケースもあるそうです。

なぜ、学校から医療に繋がりやすくなってきたのかとのキャスターの問いかけに、
コメンテーターの 精神科医 石川憲彦 さんは2つの理由を挙げていらっしゃいました。

発達障害ということばが広がると、親も先生も医者も見逃してはいけないという意識が広がってしまう。善意から早く治療をした方が本人のためにも良いと思うようになってしまうということ。

昔だったら、元気が良い、個性的、チャンス、おもしろいと見た子どもの行動を問題行動だととらえてしまうようになってきた。個性的でそれを活かそうということが少なくなってきた。先生にもその余裕がなくなってきている。

そして、この10年でこうした傾向が強まっているということでした。

また、一方で、薬に頼らず、子どもたちにじっくり向き合うことで問題を解決してゆこうという取り組みが教師や医師の間で広がっているそうです。

その子の行動だけを責めないで、その子の気持ちはどうなんだろう。子どもの気持ちに寄り添いながら考える事が大切だというアドバイスを学校の先生方が精神科の医師から受けていらっしゃいました。問題行動の背景に何があるのか子どもの気持ちにより添いながら考える事が大事なのだそうです。

向精神薬を長期間服用してきたことをやめて、周りの大人が気持ちを受けとめることで回復に向かったケースも紹介されていましたが、ご家族の皆様のご苦労は並大抵のものではなさそうでした。向精神薬の服用を減らしてゆく過程で見られる離脱症状はとの戦いはご本人もご家族も大変だったようですが、子どもさんの苦しみを受けとめ見守ることを実践されてきたご家族のことが紹介されていました。

子どもたちにとって本当に大切なものとは何なのでしょう・・・

虫さん

2012/06/23

お天気がよかったので、れんげさん(3歳児)と園庭で給食を食べていた時のことです。

あるおともだちのコップに大きな虫が止まりました。
しかし子どもたちに慌てる様子はなく

「虫さん、何してはるんかなぁ?」

「お散歩疲れて休憩したはるんちゃう?」

「のどかわいてるんかなぁ?」

「ねんねしてはるんちゃう?」

と想像をふくらませながら楽しくおしゃべりをしていました。

この子達はいつか虫さんとお話ができるようになるんじゃないかなぁ(^_^)
とふと思いました。

きょうのごはん

2012/06/23

6月22日の分です。アップするのが遅れてすみません。
・三色どんぶり
・わかめの酢の物
・さつま汁
・フルーツ

向精神薬

2012/06/22

先日NHKのクローズアップ現代という番組で、子どもへの向精神薬投与が取り上げられていました。普段、ほとんどテレビを見ないのですが、たまたまテレビから聞こえてきた「子どもへの向精神薬の投与」ということばが耳に入ったので、見入ってしまったのです。

番組の解説にはこうありました。
国立精神・神経医療研究センターが行った調査で、発達障害の症状がある子どもに対し、小学校低学年までに向精神薬を処方している専門医が全国で7割にのぼることが明らかになった。重い自閉症やうつ病の症状などに使われてきた向精神薬だが、子どもの脳に及ぼす影響は未解明で、明確な安全基準はない。基準が曖昧なまま進んだ子どもへの安易な投薬。その結果の過酷な現実を伝える。

上半身が揺れ続け止まらなくなった小学生、足先の痙攣が止まらなくなった高校生といった映像から番組が始まります。向精神薬とは精神安定剤や抗うつ薬、睡眠薬など精神に影響を及ぼす薬剤の総称だそうですが、子どもへ処方するための明確な基準がなく、その副作用に苦しんでいる子どもがいるのだそうです。

厚生労働省の調査では発達障害や精神疾患で精神科を受診した子どもの数が平成20年にはおよそ15万人と平成8年に比べて2倍になっているそうです。この数字とその増え方にも驚きますが、さらに驚いたのは国立精神・神経医療研究センターが行った調査で、就学前に精神科を受診している子が39パーセント、小学校低学年で受診している子が36パーセント、両方合わせると小学校低学年までに精神科を受診している子どもが全体のが7割以上にのぼるということです。そして、こうした子どもたちに対する危険性や適量などの基準が明確でないまま処方されていることがあるそうです。

国立精神・神経医療研究センターが行った精神科の医師へのアンケートが紹介されていましたが、興奮を抑える薬を3〜4歳から、睡眠障害を押さえる薬を1〜2歳で処方したという回答もあったそうです。重篤な副作用に不安を覚えながら、内心ヒヤヒヤしながら処方しているとういう医師の意見も紹介されていました。

もちろん薬の服用が必要でなおかつ有効なケースもあるはずなので、簡単に全てが良いとか悪いとかいうことはできませんが、私はどこか心配です。

ニコニコ

2012/06/22

少し長い間お休みしていた男の子が私の所に来て「久しぶりの給食美味しかったよ。」

とニコニコ笑顔で言ってくれました。めちゃくちゃ嬉しかった!!

ありがとう!!

竹伐り会式

2012/06/21

6月20日は鞍馬寺で竹伐り会式(たけきりえしき)という法会が修されました。

竹伐り会式の由来は、宇多天皇の寛平年間(889〜897)鞍馬寺の中興の祖、峯延(ぶえん)上人が護摩の秘法を修していると、北の峰から大蛇が現れて上人を呑もうとしました。古書には「舌長きこと三尺ばかり、さながら火炎のごとし」と記しているものがあるそうです。峯延上人が一心に祈ることで大蛇を退治し、そのことを朝廷に奏上すると、人夫50人を賜わり、大蛇は切られて龍ヶ嶽に棄てられたというものです。

その後もう一匹の大蛇が現れましたが、こちらは障りを為すことなく、本尊に捧げる水、閼伽(あか)を絶やすことなく護ることを誓ったので、閼伽井護法善神(あかいごほうぜんじん)として本堂の東側に祀られました。

先に退治されたのは雄蛇で、後の大蛇は雌蛇だったといわれているそうです。この故事にちなんで、青竹を雄蛇に見立てて伐るのが竹伐り会式です。

邪を為す雄蛇に見立てた竹を伐ることで、災禍を断ち切り吉事を招くという意味と、閼伽を護る神に祈りを捧げ水への感謝を表すという意味があるそうです。
修験道の峰入りの儀式に通ずるとする説もあります。

会場には雄蛇に見立てた根のない太い竹と、雌蛇に見立てた根のついた細めの竹が用意され、太い竹を伐り、根のついた細い竹は後に山に植え戻されます。江戸時代中頃からは、竹を伐る人たちが近江座と丹波座の二座に分かれ、竹を伐る早さを競い、その年の両地方の豊凶を占うようになったということです。

そんな、伝統行事に園児達が稚児として出仕しました。毎年年長の男児が出仕し、女児は一緒にお参りして男児を応援します。

男の子達は、装束を着け、ほんのりお化粧してもらって恥ずかしそうにしていました。男の子達がお化粧をしてもらっている間、女の子達は興味津々、私たちもして欲しいなといった顔つきで真剣に見入っていました。

お導師様に付き従って大勢の参拝者の間を行列してゆくと、どこからともなくわき上がる「かわいい!」という歓声に得意満面の子、恥ずかしそうな子様々です。園児達の役はお導師様のお祈りが終わって、いよいよ勝負伐りがはじまりますよという合図にお供えしてある花を下げてくるという役です。20分ほどのお祈りの時間正座をして待っているのですが、いつもはお昼寝している時間なので、どうしてもこっくりこっくりしてしまいます。中には熟睡の子も、隣に付いている保育士は倒れてしまわないように支えていることも多いようです。

無事お役を果たした後は、近江丹波両座の勝負伐りを正面の特等席で見学し、感激している子もいました。伝統文化に触れるという意味のひとつの体験になっているのでしょうか。

きょうのごはん

2012/06/21

・ごはん

・豆腐の煮物

・もやしのサラダ

・のっぺい汁

動物園ごっこ

2012/06/21

リズム遊びの後に少し時間があったので登り棒と鉄棒に挑戦してみようと園庭にでました。
しかし、登り棒と鉄棒ができる子はこちらが声かけしなくても好き勝手にやっていますが、出来ない子は砂いじりや違う遊びに興味が行ってしまい何かいい方法はないかな〜???と考えているとA君が登り棒をしている姿が目に入り私は「うわあ〜A君お猿さんみたい(笑)」と声をかけると隣で登っていたBちゃんが「ウキ-ウキ-」と猿の鳴き声をして私は「あっBちゃんもお猿みたいね(笑)」と笑っていると砂いじりしていた子も輪の中に入ってみんなで登ってみたり鉄棒をしていた子も鉄棒に足を掛け「先生みてぇ〜こうもり!!」と自然に動物園ごっこが始まりみんな自分がなりたい動物のマネをして少しの間楽しく取り組むことができました。

楽しく取り組むことが出来てよかったです。給食準備中にこども達から「先生また動物園ごっこやろな!!」とリクエストの声が聞けた事がすごく嬉しくてやってよかったと思いました。

習礼

2012/06/20

6月19日、台風4号が接近してきて午後1時6分京都市に大雨・洪水・暴風警報が発令されたので、早速、保護者に連絡してお迎えをお願いしました。警報が出ると同時に「暴風警報が出たので迎えに行った方が良いですね。」と電話をくださった保護者もいらっしゃいました。その時点では園の周辺は雨は降っていたものの風は強くなく、台風という感じではありませんでした。午後3時までには全園児が降園し職員はそれぞれの仕事をしていましたが、午後4時ごろになって急に風雨が強まってきたので、早めに仕事を切り上げました。強い風で山の木々が、踊っているかのように大きく揺れ、風がヒューヒューと鳴り、山に縞模様を描きながら雨が横殴りに降ってきます。山の中なので、木の枝が落ちてこないか、山が崩れてこないかなど心配になることがたくさんあります。

園児も職員も無事に帰ることができたので、一安心でしたが、私にはもうひとつ心配なことがありました。夜には翌日お寺で奉修される竹伐り会式の習礼(しゅらい)があって私も参加することになっていたのです。習礼とは予行、練習という意味です。台風はどんどん近づいてくるし、この天気で大丈夫なのだろうかと少し心配になっていました。しかし、6時前には風も弱くなり雨も小降りになる時間も出てきて、習礼は予定通りに行われました。この習礼は竹を伐る役の方にとっては大切な機会なので、多少の風雨ではやめることはないといわれたと聞きました。習礼の始まる頃には、皆さんの気迫で台風もどこかへ行ってしまったのではないかと思うくらい風も雨も弱くなりました。

鞍馬では昔から七仲間という家柄格式があって、今でも伝統が生きています。
大惣(おおぞう)・僧達(そうだち)・宿直(しゅくじき)・名衆(みょうしゅ)・脇(わき)・大工衆(だいくしゅう)・大使(たいゆ)の七仲間です。お祭りの時などにはいろいろな役割があるようです。竹伐り会式には、大惣・僧達・宿直の方々がそれぞれの役割を果たしていらっしゃいます。なかでも竹を伐る役を担うのは、大惣仲間のなかの大惣法師仲間の方々です。習礼でも先輩方にいろいろと聞きながら気迫のこもった練習を長い時間行っていらっしゃいました。山刀と呼ばれる刃渡りは短いのですが、刃が幅広くとても重い刀です。少し触らせてもらいましたが、良くこれほど重いものを振り回すことができるものだなというのが感想です。

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