2013年 9月

新しいお友達

2013/09/21

9月からたんぽぽ組(0歳児)に一番小さなお友達が入園してきました。
突然の小さなお友達の出現に初めはビックリしていたたんぽぽ、すみれ組(1歳児)の子ども達。
お母さんから離れて、泣いている○○君を見てキョトンとしているみんな…
でもなんとかしてあげないとと思ったのでしょうか、泣いている○○君の顔をのぞきこんだり、頭をなでなでしたり…急にお兄ちゃんお姉ちゃんらしさを発揮しはじめました。

給食を食べ始めた頃には、心配顔でのぞきこんでくれる姿もありました。
最近は○○君もだいぶん保育園になれて、笑顔も多くでてきて遊びの幅も広がってきました。

そして、○○君のまわりには、いつもだれかがそばにいて一緒に遊んでくれたりしています!
小さな新しいお友達を思いやる心がとても嬉しく、あたたかい気持ちにさせてくれます。
友達っていいね…

何事も不思議と思う心

2013/09/19

9月から、たんぽぽぐみ(0歳児クラス)に新しいお友達が入ってきました。初日と2日目は、初めての保育園なので、お家の人と別れる時も大泣きしていたけれど、そのうち、クラスにいる保育士の顔を何度も見て確認してはニッコリ微笑んでみたり、普段会わない保育士だと、見て泣き出したりしています。小さくても、ちゃんと見て分かっているんですね。

砂場にお座りした状態で下ろすと、嫌がるどころか、前にくの字にのり出し、ダイナミックに手で砂をすくうように手を上下に動かして砂の感触を楽しんでました。水道の蛇口のところでつかまりだちすると、蛇口から出てくる水に手を近づけ、水しぶきを少し浴びながらも、喜んでいました。見るものすべてが新鮮で、生まれてはじめて会ったものは何でも光輝いて見える。そんな眼差しは、驚きと感動に満ちあふれていました。この何事も不思議と思う心を大事にするためにも、その発見や感動にまわりの大人は無言で通りすぎず、共に喜び、一つ一つを大切にして共に感じてゆきたいと思います。そうする事が子どもの心にも一歩近づくことに繋がるでしょう。

運動会が近づき〜

2013/09/18

運動会が近づき、いろいろなことに挑戦し始めたこどもたち!

鉄棒苦手やねん…と言っていたKちゃん。

ある日、ここが難しいねん…。と私に打ち明けてくれました。

ここに気をつけてやってみたら〜?と一度一緒に練習した日から、Kちゃんはもくもくと練習し始めました!

初めは自信のない顔だったKちゃんでしたが、日に日に目がキラキラし始め、自信のある顔に!!

まわりの友達が出来て行く中、挫けず粘り強く練習していたKちゃんの負けん気にはパワーをもらいました。

そして、みんなパワーにも驚かされる毎日です。

「こんな事出来るようになったよ」

2013/09/17

先日、私の所に来て「先生・・・・・・・」と照れ笑いしている年長児さんがいました。

「何?どうしたん?」と尋ねると

「えーっと・・・・・・・・」とまた照れています。

「どうしたの?」と私。

「僕なぁ、あんなぁ、跳び箱跳べるようになった。」と。

「ヤッター!!!めちゃめちゃすごいやん」と一緒に喜びました。

子ども達の照れながらでも喜んでいる姿はとても素敵でした。

 

 

飛行機

2013/09/14

夕方、空を見上げる2歳児クラスのHくん。

「せんせい、飛行機がとんでる!」

「ほんとやなぁ。どこに行くんかな?」

しばらく無言になり、ゆっくり飛んでいる飛行機を二人で見ていました。

「あの飛行機に、おかあさんと、おとうさんと、ぼくと、Mちゃんとで乗りたいなぁ」

そんなことをポツリと呟いたHくんの横には1歳下の妹のMちゃんが、いつの間にか私たちと同じように空を見上げていました。

 

Hくん、Mちゃん。ステキな時間をありがとう。

足 震えたんやで 

2013/09/13

地蔵盆の時、地域の方々からプレゼントとしてボールを頂いた年長児!

とってもうれしかったようでウキウキする姿がみられていました。

そして先日、自分のボールを持って運動場に行ったのですが、運動場まで坂道になっているうえ、脇には川が流れています。

「運動場に行くまでボールをどうやって持って行ったらいいと思う?」と子ども達に投げかけると私が言わんとすることを察知したみんな!

「ボール両手で持って大事に歩かな、川に落ちたら拾われへん、転がっていったら大変!」と子ども達の方から気づいてくれました。

行き道は一人一人大事そうに手に持ち運動場に行きましたが、帰り道は行きの注意をうっかり忘れていたS君が坂道の始まりをドリブルして下りようとしていました。

それに気づいたH君が「あかんで!川に落ちるで!」と注意してくれましたが大丈夫!!と言わんばかりに忠告を聞かないS君、案の定あっという間にS君のボールは川に落ちてしまいました。

「ほーら、言わんこっちゃない!!H君が教えてくれるのになんで言うこと聞かれへんかったんやろ・・・」

と思わず口にした後、幸いにも岩でひっかかりボールは転がっていかなかったので下に下りてボールを拾いました。「だから言ったやん・・」とお小言を言いたいところでしたが「転がっていかへんでよかったな」の言葉に変えてS君に渡しました。

こわばった表情でボールを受け取り小さい声でありがとう・・と言ったS君、

その後給食を食べている時にこっそり教えてくれたのですが「あの時な、僕な、足が震えたんやで・・・」ですって。

お小言は必要なかったな、とその時感じました。

プレゼント

2013/09/12

ピーマンマンの絵本を読んでからピーマンマンがお気に入りの三歳児。カラービニール袋をマントがわりにして遊んだり、パペットのぬいぐるみがでてくると大喜び!で会話を楽しんだりしていました。でも、やはりピーマンマンと同じマントが欲しいと言う思いが子どもたちにあり、手紙を書くことにしました。「マントが欲しいなぁ〜」「ピーマンマンになりたいなぁ」と書いて部屋に貼っていたんです!すると、嬉しい日がやってきました!地蔵盆のお供えにマントがありました!こども達は目を輝かせて大喜び!こんなに喜んでくれたら私も嬉しくて。実は、保育士が作り、みんなにプレゼントしたんです。こども達はピーマンマンからのプレゼントだと思ってますが・・・。
さらにAちゃんは家で貰ったマントをつけて一生懸命飛ぶ練習をしてたと次の日にお母さんから聞きました。さらに嬉しくてAちゃんをギュッと抱きしめ、二人でニコニコ笑っていました。私の心は癒され、また頑張ろうと思える出来事でした。
これからいっぱいマントをつけて遊ぼうね!

カプラであそぶ

2013/09/11

学童保育に使用している、めぐみ精舎にはカプラという玩具があります。保育園にもあるにので、卒園児にはおなじみのもの。でもお馴染みのものでも、出来る事は変わってきます。チームワークよく1000枚全部積み重ねたり、大人の手を借りながらも、ロンドンの橋っぽいものも出来ちゃいます。やりたい気持ちが強くなれれば、なんだってやりきってしまいます。すごい…

友だちエピソード 

2013/09/10

前回のブログで0歳児クラスから一緒に過ごしたすみれ組の子どもたちの絆を少しだけ書かせて頂きました。

 

今日はその続き・・・0歳児から一緒のMちゃんとRくんのエピソードです。

MちゃんとRくん・クラスの友だちでじゃれて遊んでいる時に少し度が過ぎてしまい、上に乗っかってしまったりなど・・・エスカレート!!Mちゃんがウェ~ンと泣いてしまいました。それを見つけたRくん!!すぐに飛んで行って泣いているMちゃんの頭を抱きかかえて、笑って上に乗っている友だちを押しのけました。でも押しのけられた友だちは手を出されたと思ってRくんをペシ!Rくんも泣いてしまいます。でもRくんは負けずにMちゃんの頭を抱え「痛いの」とMちゃんの気持ちを必死に伝えて守っていました。

人の痛みを感じられる・・・本当にすごいことだと思います。このエピソードを先輩の先生に話した時にこんな事を教えてもらいました。「今の子ども達は人の痛みを自分の痛みのように感じられなくなっている、だからいじめて泣いている友だちやホームレスの人に暴力をふっている映像を動画などで録り笑ったりする。そして人の痛みを感じるといった心の発達は012歳児の乳児期に育つ力で、それ以降は習得しにくい力なんやって」と・・・先輩の先生も研修で教わってきたところだと話してくださいました。もちろん毎日を丁寧に過ごしていたら自然についていく力だと思いますが、保育士としてしっかりと頭に入れておかないといけない発達だと思いました。

友だち

2013/09/09

今年度のすみれ組(1歳児)はたくさんの新入園児さんを迎え鞍馬山保育園では多い9名での出発でした。新年度が始まって5ヶ月が経ち、友だちの名前やマークを覚えたり休みの友だちがいると「○○ちゃんいないなぁ~」と心配したりなど、みんなの中で友だちの存在が少しずつ大きくなり始めています。 

そんな9名のうち0歳児から一緒のRくん・Sちゃん・Mちゃんの3人は小さい頃から一緒に生活していた事もあり、何か特別の距離間があります。3人のうち誰かが泣いていると心配そうな顔をしている2人!そんな場面に気づいた時に小さくても育つ心の発達や、保育園で過ごす1年の大切さを改めて感じることができました。

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