2019年 1月

いろいろな気持ち

2019/01/16

日々、子どもたちからたくさんのことを教わります。

保育園でよく見かける子ども同士のケンカ。

どうしてケンカになったのか子どもたちの話を聞くと

「ぼくは〇〇してほしくなかった」  「あの子に××されたから仕返ししてん」

「わたしは△△してあげたのに、あの子は〇〇してくれへんかった」

「あの子ばっかりずるい」  「ほんまはぼくが悪いってわかってるねん」  と自分の気持ちを素直に話してくれます。

どれもこれも大人になった私でも抱くことのある感情ですが、相手に面と向かって伝えることはなかなか出来ません。

かと言って、思っていることを全て伝えてしまうとケンカになったり、敬遠されてしまう可能性もあります。

そう考えると、自分の気持ちを相手に面と向かってストレートに伝えることが出来る子どもたちはとても素敵だと思います。

楽しい気持ち、悲しい気持ち、悔しい気持ち、羨む気持ち、反省している気持ち、認めてほしい気持ち。

人にはたくさんの気持ちがあります。相手の気持ちに寄り添うことと同じくらい、自分の気持ちを丁寧に伝えることを大切にしていきたいな、と思いました。

目を合わすこと

2019/01/08

「ぼく、昨日、誕生日やってん!」と突然、年長クラスの男の子に声をかけられました。

返事をしようと振り返ると、もう他のお友だちとキャッキャッと楽しそうに遊び始めていたので、返事をすることで遊びが中断してしまうのは悪いなぁと思い、男の子の後頭部に向かって「おめでとう!」と小さな声で言いました。

すると男の子がバッ!と振り返り、わたしの目を見てにっこりとほほ笑んで「ありがとう」と言ってくれたのです。

目が合ったのはたった1秒ほどだったのですが、その短い間でいろんな気持ちを目で伝えてくれた気がしてとても嬉しくなりました。

目を合わして会話する、あいさつをする、おめでとうを言う、ありがとうを言う、どれも簡単なことなのですが無意識のうちに横顔を向けてしまっていることがあるなぁと気づき反省です。これからはそのような事がないように、目を合わすことを大切にしていきたいと思います!

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