2014年 4月

「努力」

2014/04/30

新年度がスタートして1か月がたとうとしています。すっかり慣れた新入園児さん。もう少しで慣れそうな新入園児さん。と様々です。

給食の時間のエピソードです。まだ少し慣れていない新入園児さんのAちゃん。給食の時間になるとお母さんを思い出して悲しくなって泣いています。

先生方が色々工夫して少しでも給食が食べられるように努力の日々。そんな努力の日が10日ほど続いたある日、私の目に飛び込んできたのは、泣くのを必死にこらえながら給食を食べているAちゃんの姿でした。

早くに食べ終わったお友達に、「あーん」をしてもらい大きな口で食べています。

今までの先生方の努力が実り、そして、子ども同士のかかわりが深くなった瞬間だと思いました。

色々な努力をしてくださった先生方ありがとうございました。

桜の花びら

2014/04/19

先日、外を眺めていると、

風に吹かれて桜の花びらがパラパラ~っと散りました。

「あ、桜の花びらが……」とぽつりと言うと、傍にいた年長クラスの女の子が気づき

「ほんとやぁ、きれいやなぁ(^^)なんか結婚式みたい!」と言いました。

結婚式という発想がすごく可愛いなぁ、と思い幸せな気持ちになりました。

「もうお姉ちゃんやから」

2014/04/18

新年度がスタートしました。みんな一つづつお姉ちゃん、お兄ちゃんになって嬉しそうです。

ある日、乳児の部屋にいた時の事です。2歳児の女の子が前以上にテキパキ自分の事をし、1歳児さんのお手伝いもテキパキしています。「あら、お手伝いすごいね。先生達も助かるね。」と声をかけました。

すると「うん、もうさくら組(2歳児クラス)のお姉ちゃんやから!」と凛々しい顔で返事を返してくれました。こういう子ども達の気持ちや頑張りを応援し、お手伝いをしたいと思いました。

めぐみ精舎

2014/04/04

春休みに入り、めぐみ精舎で過ごす学童保育もこどもの数が増え、にぎやかになってきました。
また、保育園を卒園したこども達も学童に仲間入り。小学生に囲まれて、緊張しながらもちょっぴり大きくなった気分で過ごしています。
小学生もあたたかく卒園生を迎えてくれました。
めぐみ精舎での過ごし方や約束事、掃除の仕方なども丁寧に教えてくれています。
私達大人が教えるよりも分かりやすく丁寧に教えてくれている小学生をみて、この子達に任せても大丈夫だな…とそばで見守っています。
小学生が書いた1日のふりかえり(その日の活動の感想を書く)に、「卒園生が来てちょっぴりお姉さんになったみたいでうれしいな」と書いてありました。

気持ちがぶつかり合って言い合いをする事も見られますが、自分の思いを出す事も大事な事だなと思います。大人がすぐに仲裁に入るのではなくて、こども同士で乗り越えられたらいいなという思いから、少し離れて見ているように心がけています。
でも先日は感情が先走って言い合いをしている2人が、なかなか納得できなかったようだったので、場所を移して机をはさんで椅子に座って話し合うよう声をかけました。

すると自分の意見を思い切り出して話したり、途中他の子も間に入ったりして長い時間そこで話していました。お互い自分の気持ちをぶつけてスッキリしたのか、話し合いが終わるとみんなの輪の中に入っていきました。
こんな毎日ですが、春休みが終わるまではめぐみ精舎はにぎやかです!

室内遊びにて

2014/04/03

今まではブロックのおもちゃで遊んでいる時も「先生、トーマス(機関車)作って〜」「お家、作って〜」など、保育士が作った物で遊ぶ事が多かった、すみれぐみ(1歳児クラス)ですが、最近は自分でも考えながら作っていけるようになってきました。この日も最初は「せんせい、〇〇作って〜」と言っていた子も「〇〇君、作れはるし、どうして作るのか聞いてみたらは?」と、言うと「どうして作るの?」などきいていて、きかれた子も途中まで作ってあげながら、それぞれ出来上がると「できたな〜一緒やな〜」と二人で嬉しそうに笑い合っていたりしている姿があります。保育士は、そばで見守りながら、できるだけ、友達同士に繋げていけるようにしていきたいと思います。

「嬉しい気持ち」

2014/04/02

平成26年度がスタートしました。子ども達も、先生達も気持ちを新たにスタートです。今年度に入り、3、4、5歳児の給食の時間に保育室の先生がその日の給食の説明を詳しくしてくれています。今までもしていたのですが、より丁寧でわかりやすく説明して下さっています。これが、まず1つ目の嬉しい気持ち。

もう一つは先生方のそういった努力のおかげで、子ども達が食事に興味を持ち、以前よりも食事の時間を楽しみにしてくれています。給食室の前に来て給食の話をしてくれる子どもがすごく増えました。給食室前で子ども達が給食の話をしてくれる内容は様々です。味の感想やリクエストしてくれたり、年長児さんはその日、先生に聞いた話を詳しくしてくれたり。普通の事と思われるようなこのような事がとても嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

2014/04/01

3月はまだまだ寒さをひきずっていただけに、この頃は毎日少しずつ朝の光がやわらいでいるのを出勤途中に感じます。
山門あたりではウグイスのかわいい声が聞こえ、思わず立ち止まってどこにいるのかなぁ〜と高い木の辺りを見上げます。
園庭でもこども達の遊ぶ声と共にウグイスが鳴いているのが聞こえてきます。
木々の葉っぱも春のにおいがしてきました。
日ごとに春めいてきた鞍馬の自然をこども達はどんな風に感じているのかなぁ…。
そんな事を思いながらこども達を見てみると、はじけそうな笑顔いっぱいで遊んでるこどもの姿に答えがみつかったように感じました。

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