2012年 10月

秋の遠足

2012/10/31

この日は、秋晴れの散歩日和でした。すみれぐみ(1歳児)の5人と、れんげぐみのAちゃんは、お山の公園と川原まで、お散歩に出かけました。朝から、すごく楽しみにしていてリュックを離さない子もいました。お弁当だけは、園において水筒をリュックに入れていざ出発です。友達と手を繋いで歩くことも出来るようになって、それぞれ顔を見合わせてニッコリ微笑みながら繋いでました。神社で手を合わせた後は公園で、滑り台やブランコを順番に楽しんでました。

神社の階段を下りる時、B君が一人立ち止まっていると「B君おいで〜」と呼んでいたのはCちゃん。他の子も下りてくるのをずっと待ってくれてました。それから川原まで出かけました。ススキの綿帽子をフーとしたり、ユラユラ揺らすと喜んでいたのはAちゃん。

絵本のお話にある大きなかぶごっこも好きで、この日は順番につらなって、ススキをうんとこしょ〜どっこいしょ〜で引っ張って、それでもススキは抜けませんと、盛り上がってました。移動する時、友達のリュックを集めて渡していたのはB君。渡されたDちゃんも嬉しそうでB君の頭をなでなでする姿もありました。

川では、木の棒をたらして釣りしたり、葉っぱの舟や小石をポーンと投げてみたり…カニとの出会いにじっと興味をもって最後まで見ていたのはE君。手でチョンと触ったり、ハサミのところに葉っぱを持たせてみたりしてました。皆、そろそろ帰ろうか〜と言っても、まだまだ遊んでたい様子でしたが、お弁当を食べに帰ろうかと言うと、そこからは帰る足取りも軽かったです。

いよいよ楽しみにしていたお弁当タイムに皆大満足のようで、モリモリ食べてました。余程、今日は楽しかったみたいで、次の日も、お弁当袋をさげて帽子かぶって、遠足ごっこ楽しんでいる姿がありました。

お昼寝時のおしゃべり

2012/10/30

お昼寝の時、布団に入ってからお喋りが楽しくて仕方のないみんな。布団に入って横になりながらお喋りがはずみます。

大人でも旅行なんかに出かけると夜中まで友達と会話がはずみ意味のある深い話になることもあると思います。

先日、日頃口数の少ないAちゃんが「なんでいっぺん着た服は持ってかえらなあかんの?」「なんで靴下毎日持ってかえらなあかんの?」などポツリポツリと聞いてきました。

毎日、本人もみんなも当たり前のように繰り返している行動に「なんでかな?」と感じていたことを知り驚いたのと同時に いつもしていることを一瞬立ち止まって考えられるAちゃんに感心しました。

きっと、頭の中で‘?’と感じながらも口に出すタイミングがなく日々が流れていたのかもしれません。

体と心をそっと落ち着かせ休む時間だからこそ、普段聞けないことが聞けたり、ちょっといつもと違う一面を見せてくれたりするのかもしれませんね。

お昼寝時のほんの30分ほどの短い時間ですが子ども達のことをより深く知る為の時間として大切にしたいなぁと思いました。Aちゃんとのほんの数分のやりとりでしたが、いろいろ考えるきっかけになりました、Aちゃんありがとう!

オナカ スキマシタ

2012/10/29

「ワタシ トテモトテモ オナカスキマシタ ~」

園庭で子ども達と過ごしているときに、自然と始まった かたことの日本語ゲーム?

砂場に一歩足を踏み入れると 「ココハ ナニヤサンデスカ~?oh! ワタシ トテモオナカガスイテイマス カレー クダサイ」

なんて遊んでいると、初めは「なんなんそれ~ 先生へんなの~」と言っていた子も

しばらくすると「コレハ 20エンデース アリガトゴザイマシタ」と、どんどんつられていってくれました。

おまいりの為、片付けをして部屋に入ってしばらくしてからも

「オチャ ノンデモイイデスカー? あ! なんか普通に喋れへんようになってしまった!」

とっても可愛かった照れ顔でした(*^。^*)

お楽しみ会

2012/10/20

もうすぐ保護者と共催で行うお楽しみ会があります。子どもをまん中に、保護者や職員も一緒に楽しむ会。

昨年好評だったお店屋さんごっこを今年もするのですが、保護者の実行委員の方を中心に職員も加わって、企画、準備を子ども達の笑顔を想像しながら、ワイワイ楽しんで進めています。

今年のテーマは「秋まつり」。

当日は親子で一緒にたいこやおみこしを作って、昼からみんなで「おみこしワッショイ」をしたいな〜
巨大迷路やゲーム屋さんもあります。

どんな一日になるか今からとっても楽しみです!!

わざわざありがとう

2012/10/19

先日、沢山の栗がとれたので栗ごはんをたきました。

その日のメニューがかき揚げ天ぷらだったので栗ごはんとかき揚げ天ぷらと白菜サラダと吸い物と

なんとも豪華なメニューになりました。まあ職員の喜ぶこと喜ぶこと。

いただきますの前も後もテンションが上がっていたのは職員だけかと思っていたら、

一人の女の子が「先生、どこにいたん?」と尋ねてきました。

「二階にいたよ。先生の事探してた?」

「うん。」

「どうしたん?」

「栗ごはん美味しかった。ありがとう。」

「わざわざお礼を言いに来てくれたん?」

「うん。」

「ありがとう!!!。」

わざわざ探してまでお礼を言いに来てくれるなんて嬉しくてたまりませんでした。

秋の気配が

2012/10/18

最近、朝夕がだいぶ涼しくなってきましたね。

保育園でも少しずつ秋の気配を感じるようになってきました。

園庭ではどんどんと落ち葉が増えてきました。

これからの季節は毎日のように掃き掃除をしないと、エライことになってしまいます。

いつの日か書かせてもらったブログのように、それもみんなとの遊びの中で楽しみながら頑張っていこうと思います。

そしてそして・・・やっぱり味覚の秋!! と言うことで、畑の裏では大量の栗が!! やったー!!やったー!!!!!

今年も給食で栗ごはんを作ってくれるって給食室の先生が言ってたよ!! みんなでウキウキしながら拾い集めています。

うーん、私も早く食べたい・・・(*^。^*)

あとは・・・最近めっきり変化のないシイタケ君たち・・・様子をみながら報告させていただきます・・・元気にな~れ☆

何事にも不思議と思う子ども達

2012/10/17

このあいだまでの残暑が うそのように秋めいて快いさわやかな季節になりました。それでもまだまだ頑張って鳴き続けている蝉の声を聞くと、最後まで凄いなあ〜と、思います。

電車通園の子ども達と一緒に山門の手前の階段まで来ると、キンモクセイの香が風にのって流れてきます。「キンモクセイのいいにおいがするね〜。」と、言うと「キンモクセイって花が小さいのに、どうして あんなにいいにおいがするんやろな〜?」と、年長組のA君。「確かにそうだね〜どうしてかな?花は小さくても花がいっぱいついてるからかな?」とその時は答えたけれど…

子どもは常に何事においても不思議と思う、目を見はる感性にみち溢れていて感心します。A君の不思議について私も、もう一度考えてみました。キンモクセイは小さいからこそ、自分の存在をアピールして、あんなにいい薫りを出してるのかな…?と、私は思います。蝉もまたそうなのかもしれません…。

にんじん

2012/10/16

春にさくらぐみ(2歳児)が植えたにんじん、無事に収穫することができました!

芽が出てすぐに大雨に見舞われ、出てきた芽のほとんどが流されてしまいました。

にんじんって育てるのがとても難しいのかなあ?一本も育たないかもしれない。と不安になりましたが、4・5本ほど無事に育ってくれました!

細くて小さなにんじん達でしたが、ちゃんと赤くなったその姿に子どもたちは「赤い!」「にんじんや!」と嬉しそうでした。

収穫したにんじんはさっそく給食室で調理してもらい、その日のお昼に美味しくいただくことができました!

栗拾い!

2012/10/15

先日、全園児が園庭で遊んでいた時の事。

〝栗拾い行きたい人〜!!〟という保育士の声で、年齢問わず行きたい子どもたちが裏山へ!
石垣の上から園長先生と保育士が落とす栗を、嬉しそうに待っている子どもたちです。

大きい子どもたちが足で剥き始め、こうするんやで。。。と小さい子に伝えると、今度は小さい子がさらに自分より小さい子どもたちに教えていました。そんな繋がりって素敵ですね。子どもたち同士の繋がりを大切に、保育をしていきたいな〜と思い返す出来事でした。

コガネムシ

2012/10/14

ある日の夕方の出来事です。

3才のKちゃんがコガネムシを大事そうに握っていました。
しかし、コガネムシにとってKちゃんの手は少し小さそうだったので
むしさん、逃がしてあげない?と提案してみることにしました。

一瞬、さびしそうな表情を浮かべたKちゃんでしたが、すぐに笑顔をとりもどし
「うん!むしさん、葉っぱがすきやねんで」と言って小さな落ち葉を見つけてきてその上にコガネムシを上手にのせ、そのまま園庭にある木の下にそっとおきました。

コガネムシは右後ろ足を不自由しているようで何度も何度もひっくりかえっていました。
その度に頑張って起き上がるコガネムシの姿を二人でじっと見守りました。

するとKちゃんが「はやく、むしさんのおともだち、来はるといいなぁ」と言いました。
そうやなぁ、とわたしが返事をすると、先ほどまでの真剣な表情は消え
「おはよう!って言って来はるんやで!」とKちゃんはとても柔らかな表情で言いました。

「Kちゃん、ありがとう。むしさんもきっと喜んではるよ。」とわたしが言うと。Kちゃんは嬉しそうな笑顔を浮かべ
「う~~~~っっ!」と叫びながら去っていきました。

むしさんを想って変わるKちゃんの色々な表情に、とても心があたたかくなりました。

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