2021年 8月

お地蔵様お身拭い

2021/08/24

毎年、地蔵盆の前に年長さんが保育園の前にいらっしゃるお地蔵様のお掃除をしてくれます。今年は雨が続き、できないかも?と思っていたのですが、子どもたちのてるてる坊主のおかげで、晴れ間がみえ、行うことができました。

まずは手を合わせてお地蔵様に「洗います」と言ってからタワシや歯ブラシを使って一体一体ゴシゴシ磨いていきます。初めは「虫がいる、クモの巣がある」といろんなことが気になり、なかなか進すまず…。でも、しばらくすると、「ここ白くなってきたかも?」「水が汚くなってきた」と言い始め、「ここはこっちの方が磨きやすいな」とブラシを持ち替えてあらってみたり「歯も耳の中もみがくわ〜」と細かい所も気づいて磨いてくれたり、シャワーをかけたら「目つぶっててや〜」とお地蔵様に声をかけてみたり…とどんどん手に力が入っていき、濡れても平気、汚れても平気で一生懸命、力いっぱい磨いてくれていました。

「いつで終わり?」と聞いてきたお友だちがいたので、「みんながキレイになったって思ったらおしまいかな」って言うと、「う〜ん、まだやな、もうちょっと洗うわ」とまた洗い始めていました。みんなのやる気はすごくて、1時間以上洗ってくれていました。そして最後は洗い終わったことをお地蔵様に伝えるため並んで手を合わせると、なんと!子どもたちから般若心経を唱え始めたんです!職員は何も言ってないのに般若心経を全て子どもたちで唱えきり、鈴を鳴らすのも口で「チ〜ン」と言って表して、「ありがとうございました。」と言って終了していました。

これには保育士もビックリ!!子どもたちの中でなにか動くものがあったんでしょうね。
そして、終わったあとの笑顔もステキでした。

ゆりぐみさん、ありがとう!

でてきたよ!

2021/08/05

このところ、セミの抜け殻をたくさん見つけるようになり、子どもたちのセミ探しとセミの抜け殻集めが始まりました。
虫かごいっぱいにセミの抜け殻を集め、嬉しそうに見せる子どもたち。

そんなある日の夕方…男の子たちが「せんせ~、セミの抜け殻〜、まだ中に入ってんねん!」と持ってきました。ちょうど土から出てきた時に子どもたちは見つけたようです。「ほんまやなぁ。それこれから出てきはるし、木につけといてあげよっか。」と話をすると「うん!」と柿の木の葉っぱのところにつけに行ったんです。

そしてしばらくすると…「せんせ~!背中割れてきた〜」と教えてくれて、「でてくる〜!」と大興奮!そうなんです!さっきのセミが羽化し始めたんです!!子どもたちは興味津々で台を持ってきて台に登り、じーっと観察が始まりましました。

セミが見えてくると、でてくる!でてくる!とドキドキしながら、子どもも、保育士も、迎えに来られた保護者も、みんな目が話せません!もうちょっと!これですぐ飛ぶのかな?とみんなは、いつかいつかと待っていました。

残念ながら最後まで見ることはできなかったのですが、次の日、登園してきた子どもたちは、昨日のセミ、どうなった?とすぐに見に行っていました。

貴重な体験ができました。

セミのぬけがら!多すぎる!

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