2014年 11月

よかったね!

2014/11/26

ある日、年長児数人と私とで給食の準備をしていた日の事です。この日は卵料理があり、アレルギーのため卵が食べられないお友だちがいました。卵の代わりの料理を見て、おいしそうやなぁとみんなで話しをしていると、そこにAくんが通りかかりました。Aくんは卵が食べられないんです。

すると、準備をしてくれていた年長児のBくんが「AくんAくん、今日はこれやで〜!」と呼び、その料理を見せてくれていました。 見やすいように工夫して見せてくれていて、その後ふとAくんの顔をみて「よかったな」と言ってニコッと笑っていました。そして、二人の顔が嬉しそうに合い、なんとも素敵なあったかい感じがしました。もちろんそれを見ていた私も嬉しい気持ちでいっぱいでした。

BくんがAくんの気持ちに寄り添い、共感してくれたんですよね!とっても素敵ですよね!そして自分がこの空間にいれたことがとても幸せでした。なので、言いたくなって、周りにいた先生たちにこんな素敵な場面があったよ!とすぐに知らせてまわりました。だって嬉しかったんですも
ん!こんな子どもたちの姿がこれからもいっぱい見れるように、環境を整えられたらな…と思います。

「気遣い」

2014/11/20

給食室の前に、その日のメニューと、その日に使う食材の絵をマグネットにしたものを掲示しています。これを食材マグネットとよんでいます。この食材マグネットを始めてから数か月が経ちました。ある日の朝の事です。年長の女の子3人が給食室の扉をガラガラと開け、「先生~」と何か申し訳なさそうに話しかけてくれました。体調でも悪いのかなぁと思うぐらいの「先生~」と言う呼び声かです。「どうしたの?」と、問いかけると「あんな、あんな・・・・・・」と言葉を濁しています。「どうしたの?大丈夫やし言っていいよ。」と言うと「先生、食材マグネットが途中で終わってる。」と教えてくれました。「えっ!!」と驚く私。あわてて見に行くとおやつを忘れていました。「ありがとう」と言うと、ニコニコ笑顔で「うん!!」と返事をしてくれました。私の事を思って、すごく気を使って伝えてくれました。相手の事を気遣う姿に感動しました。見習います。

「みまもる」

2014/11/17

「先生ありがとう」という言葉が私の後ろから聞こえて来ました。私の後ろから聞こえてきたので、どの先生に言っているのかわかりませんでした。でも、その言葉を聞いた瞬間に心が温まりました。そして、振り返りました。すると目が合います。「もしかして、私に言ってくれている?」と問いかけると「うん!」と返事が返って来ました。続けて「先生、いっつも美味しい物を作ってくれるから僕、嬉しいねん!だから、先生にありがとうやねん。」と。嬉しくて込み上げてくるものがありなかなかお礼が言えません。それでもニコニコ笑顔で私をみてくれていました。子ども達を見守る立場ですが、子どもに見守ってもらったひと時でした。

挑戦すること

2014/11/11

ある日のおやつの時間のことです。

1歳児のAくんがクラスの先生と一緒に
給食室までおやつをもらいに来てくれました。
クラスの先生がおやつを運んでいる姿を見て
Aくんは私に
「あー、あー!」とおやつを指差していたので
「おやつ、運んでみる??」と聞くと
「うん!」と笑顔で答えてくれました。

おやつが入った小皿をAくんに渡すと
おやつを落とさないように
人とぶつからないように
色んなところに目を配りながら
そーろり、そーろり、お部屋まで運んでくれました。
そして配膳台に丁寧に小皿を置くと
後ろにいた私を見て「おぉ〜!」と安堵の表情を見せてくれました。

その表情を見て、
おやつを運ぶことはAくんにとって
すごく勇気のいる挑戦だったんだなと感じました。

きっと子ども達は毎日、
このような挑戦をして経験を積み重ねて
たくさんのことを学んでいるのですね。
私もAくんを見習って、挑戦することを大切にしたいなと思いました。

「表現」

2014/11/06

先日、お楽しみ会がありました。このお楽しみ会は行事の中でも大きな行事です。保護者と職員が一緒になって企画して、みんなで楽しめることを考えます。

今年のテーマは「食育」だったのでみんなでクッキング!!子ども、保護者、職員みんなでクッキングです。この日の為にスタッフの保護者の方、担当の先生方がとても丁寧に熱心に打ち合わせから前日準備までしてくださいました。

いよいよ当日。子ども達もワクワクしながらの登園。子ども達の笑顔を見ているととてもよく伝わってきます。
0歳児から5歳児まで発達に応じたクッキング内容です。

お母さんやお父さんと一緒にクッキングを楽しそうにしている姿がとても印象的でした。言葉じゃなくても表情、行動、その他身体から発信しているすべてを使って人に伝える事ができるんですね。

ギックリ腰

2014/11/04

夏の疲れがたまっていたのでしょうか。先日、思いもよらずひょんな動きの後でギックリ腰になってしまいました。
はじめは一晩寝たら治ると思っていたのに2日後の朝、目覚めと同時に身動きとれず…
寝返りもできなくなってしまいました。

これが自分の身体⁈と思うくらい重くて動けないのです。この日は、泣く泣く保育園を休ませてもらいました。
自分では立ち上がれないので、主人に両脇を支えてもらって一大決心をして起き上がり、車で病院に連れてもらいました。
しばらく自分で靴下もはけず、家族にたすけてもらって身の回りの世話もしてもらいました。

少しづつ動けるようになったのですが、職員のみんなに迷惑をかけてしまいました。

日頃の運動不足がたたったのか…普段からの自分の心構えが周りの人に影響を及ぼす事を痛感しました。

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