2020年 2月

きんかん

2020/02/19

保育園の畑にきんかんの木があり、今年もたくさんの実をつけました。子どもたちは大喜びで、「きんかん食べたい!」とすぐに集まってきます。
今年は先生たちが美味しく食べられるように、ビニールをかぶせて寒さ対策もしてくれたので、大きくて甘い実がたくさんできています!

皮は甘くて中は酸っぱいきんかん。子どもたちはしっかり味を確めながら少しずつかじりながら食べて、種も上手に出しています。「これ埋めたら、出てくるかな?」と園庭や畑に種をまいていますよ。

この時期の香りと味覚を楽しんでいます!

作品展2

2020/02/15

作品展には1年間の作品や絵画を飾るだけでなく、全クラスで1つのテーマにそって作った物を飾る、協同制作のコーナーもあります。
毎年年長さんが中心になってテーマを決めて作るのですが、今年は獅子舞でした。ここ数年、1月に獅子舞が園にやってきます。その印象が強かったのか「獅子舞を作りたい!」と年長さんからの話ががあり、決まりました。まずは年長さんだけで1つ作り、「何組さんにはこれを作ってもらおう!」や「こんなん作って欲しい。」と色々と案を年長さんたちが出してくれて、みんなに伝えてくれます。

他の年齢の子どもたちも年長さんが作っている姿を見ているので、「私たちもしてみたいたいなぁ。」という気持ちが湧いてきました。そして2歳から5歳までが集り、どうして作るかを話し合います。年長の子どもたちが色々案をみんなに提案してくれたので、大きな獅子舞と小さい獅子舞を作る2つのグループに分かれてつくることに決まりました。

まずは自分がどちらを作りたいか決めます。2歳も「おっきいの作りたい!」など、しっかり自分のやりたいことを伝えてくれていましたよ!そしてグループごとに具体的にどうしてつくるかを話し合います。そして決まればいよいよ作り始めます。「自分はこれを作るんだ!」という思いがあるのでみんなやる気充分!!次はこれ!とどんどん作っていき、獅子舞になっていくとさらに嬉しくてニコニコ顔がどんどん増えていきましたよ。

1歳児さんは獅子舞が食べるミカンを作ってくれました。そして3日間で出来上がり、最後は年長さんが展示する場所まで運んでくれました。作品展の日も「私はここを作った!」と自分の作った部分をお話してくれていましたね。

みんなで協力して1つの物を作る経験になったと思います。

作品展 1

2020/02/10

1年間子どもたちが作った作品や絵画を飾り、みなさんに見てもらう作品展。この日は子どもたちはお家の人たちと一緒にきてもらい、一緒にお話をしながら見てもらうようにしています。子どもたちは自分の作品を見てほしくて、「みてみて、これ作ったよ!」とその時のことなどをたくさん話しながら嬉しそうです。そのキラキラお話する姿は私たちから見ていてもとても嬉しくなります。そんな時間を大切にしてもらいたいなと思っています。

作品は年齢に関係なく春夏秋冬の順番に、絵画は年齢順に飾っていますので1年間の子どもたちの成長もわかり、「こんなことできるようになったんや。」「大きくなったらこんなことできるようになるんや。」と保護者の方たちも色々と感じてくださっているようです。

私たち保育士も毎日少しずつ飾っていく時に、「この時こんなことあったなぁ」や「これ子どもたちすごく遊んだな。」などなど1年を振り返る機会にもなります。そして、保育がどうだったのかを保育士同士話す機会にもなっています。

今年も子どもたちは嬉しそうにお家の人たちと見に来てくれていました。
保護者の皆さま、お忙しい中ありがとうございました。


豆まき

2020/02/08

2月3日は節分。保育園でも豆まきをしますが、子どもたちはドキドキの日!
そうです!オニさんがくるからです。

何日か前にオニさんからの手紙が届き、「オニさん遊びにくるって~」「友だちとケンカするときもあるわ。」などなど手紙の内容で話は盛り上がります。でも鬼が怖い日だけにはしたくなく、みんなの毎日を振り返りながら、ちょっと自分の中の弱い心と向き合えるような時間になれたらいいなという職員の思いがあります。そんな思いを込めて手紙を書いています。(もちろん子どもたちには保育士が書いてることは内緒ですよ!)そして、いよいよ3日当日。全クラスが2階に集り、豆まきがスタートです。

初めはみんなで豆まきの歌を唄ったあと、年長さんがオニ役になり豆まきごっこです!ここまでは和やかな雰囲気で笑顔の子どもたちです。そして次になぜ豆まきをするのかなどの由来の話を聞いて、いよいよオニさんの登場!手紙の内容をもう一度みんなで読んで、こんな気持ちちょっとない?ある?と話をすると「うん、ある」と素直に言うお友だちも。その気持ちをみんなで豆まきをしてやっつけよう!と合言葉を言ってみることに。

初めはやはりドキドキして小さな声のみんな。でも少しずつ大きくなり、さぁ!オニさんがやってきました!しっかり豆を持って準備していたのに、やはりオニさんを見ると初めは投げることを忘れてしまうお友だちが多かったのでどうなるかなと思いましたが、少し声をかけると「おにはそと!」と元気よく豆をなげているお友だちが多かったです。泣きながらもしっかり投げられたお友だちもいましたよ。最後は年長さんがもう一度合言葉を言ってオニさんはお山に帰っていきました。「怖かった」「怖かったけど泣かなかったよ」「オニさんの藁が落ちてる~」「黒オニさんやったなぁ」などなど終わった後もしばらくはオニさんの話で持ちきりです。

少し頑張ろうと思ったらみんなは何でもできるんだよ。みんなしっかりオニさんと向き合うことができてかっこ良かったよ!

スクロール