2013年 9月

誕生日祝い

2013/09/07

身近な人の誕生日を保育園の子ども達はうれしそうに教えてくれます。
乳児さんもお母さんにハッピーバースデーの歌を歌ったりして、気持ちをプレゼントしている子もいるみたいです。

保育園ではお誕生会の時にお誕生月の子ども達が得意なことを一つだけ披露します。人前で一人で何かをするという体験はありそうで中々無い機会なので、 大きくなってその時の事を思い出す子もいるのではないでしょうか。

私自身の保育園でのお誕生会のことは覚えてないですが、誕生日プレゼントをあげた記憶は一つだけ覚えています。一年長くらいの年頃に、駄菓子をよく買っていた商店で買ったはちみつレモン(ローヤルゼリー入り)を父親に渡したことです。はたしてどんな想いが込められていたのやら!?

ことばをまなぶ 7

2013/09/06

私たちは、赤ちゃんに何気なく語りかけていますが、何気ない語りかけにも、赤ちゃんにとっても、私たちにとってもいろいろな意味があることがわかります。どうしても赤ちゃんを見ると、高い声で、抑揚豊かに、はっきりとした母音を使って話します。もちろん、そういう話し方をした方が、赤ちゃんが話している人に注目する割合は高くなります。なにも意識してそうしているわけではないのに、そうなってしまいます。赤ちゃんを目の前にするとそういうスイッチが入るのでしょうか。もしそうなら、きっと赤ちゃんがそのスイッチをONにしているのだと思います。この赤ちゃんに話しかけるときの特徴は、様々な言語で共通していいるそうです。

しかし、日本語には一つの特徴があるそうです。それは育児語と呼ばれるものです。「わんわん」「あんよ」「くっく」「ぶーぶ」といった特殊なことばを赤ちゃんに対して使います。この3拍もしくは4拍のことばが文中に入ることで、文全体が特殊なリズムを持った文になります。このことが赤ちゃんの発語に関係するのです。育児語には、連続した音の中から、単語を切り出しやすくする役割があるそうです。

まったく聞いたこともない言語で誰かが話しているのを聞いているところを想像してみてください。ただ音が連続しているとしか聞こえないし、どこからどこまでが一つの単語かなんてわかりっこありません。赤ちゃんもことばを覚える前は、似たような状況にいるのではないでしょうか。その川のように流れる音の中から、単語を見つけてすくい上げるのは至難の業だと思います。その助けとなるのが育児後なのです。「わんわん」という繰り返しや、「くっく」のようにまん中につまった音が入っていることば、「あんよ」のように「ん」の音がまん中に入っているもの、そして長音を伴うものがあります。これら特殊なリズムを持ったことばを使うことで、赤ちゃんが連続した音の中から単語を単語として認識しやすくなるのだそうです。

また、「うさちゃん」のように「〜ちゃん」という接尾語をつけること、「おかし」「おもち」のように「お」という接頭語をつけることも同じように単語を抽出するのに役立っているそうです。

大人は赤ちゃんと接するときに、乳児語や育児語を使います。赤ちゃんは乳児語や育児語を好んで反応するという相互作用が、言語の発達には必要なようです。相互作用と言えば、赤ちゃんが音声を発したときに、タイミング良く、話しかける、ほほえむ、身体に触れるなどの応答をしてあげると、声を出すことが多くなったり、ことばを話すような発声が増えたりするそうです。

このように大人の適切な語りかけが、赤ちゃんのことばの発達をうながすのです。

人はことばを使って複雑なコミュニケーションをとります。ことばは、お互いにより良い社会を築いてゆくために獲得したツールなのだろう。そんなことが頭に浮かんできました。

NTTコミュニケーション科学基礎研究所人間情報研究部 麦谷 綾子先生の講義は、専門知識がない私にもわかりやすく、とても興味深いものでした。このような機会に巡り会えたことを感謝しています。麦谷先生とこの機会を設けてくださった保育環境研究所ギビングツリーの皆様にお礼申し上げます。

ここに示したのは講義を聞いた私の感想であって、私の聞き間違いや、理解不足による誤りがあるかもしれません。ご容赦ください。

きょうのごはん

2013/09/06

・ごはん

・豆腐ハンバーグ

・ピーマンの炒り煮

・ポパイスープ

 

 

(おやつ)

・ブドウ

足つけていい?

2013/09/06

夏休みのすごく暑かった日の学童保育のお散歩での一コマ

水の流れを見つけて、「なぁ靴脱いで足つけるって言ったはるけど、あかんやんなぁ?」

「ん?あとをちゃんとできるならええよ」

「えっ?そうなん?」と言い残して、3人娘は涼を求めて水の中へ…

わー、冷たい、気持ちいいー

クーラーなくてもすっずしぃー

きょうのごはん

2013/09/05

・ごはん

・焼きししゃも

・千切り大根の煮物

・けんちん汁

 

地蔵盆

2013/09/05

園でも地蔵盆がありましたが年長児は地域の地蔵盆にも親しむ機会があり

3日連続でお参りさせていただきました。

それぞれにお地蔵様のお顔や身体、身にまとっているものが違い

「さっきのお地蔵様は赤ちゃんみたいやった」「ここのお地蔵様はお布団かぶってはる」

などと興味深々のみんな!

これはいい機会かも・・・と思い、園に帰ってから園の前の六体地蔵様の絵を描くことにしました。

細かいところまでよく見て上手に表現する子、お地蔵様の身体をのびのびと大胆にどんどん描いていく子、

むつかしい・・・と言って困ってしまう子・・・とそれぞれでしたが

絵を描くことを終えた子達は自分の道具をしまうと今度はお地蔵様の横に目を閉じて手を合わせて立ち

お地蔵様のまねっこが始まりました。

まだ描いている子はケタケタ笑い出し、なんだか和やかな空気がみんなの中にうまれ

私までとても楽しい気持ちになりました。

ことばをまなぶ 6

2013/09/05

母語の音を聞き分ける能力の発達する、母語に最適化するということを赤ちゃんが行っているということを知りました。人間だけが使うことのできる言語というツールを獲得してゆく過程を知ることはとてもエキサイティングです。

しかし、赤ちゃんはひとりで発達してゆくわけではありません。お母さんをはじめとした周囲の人や物、空間といった環境と関わることがあってはじめて発達が促されるのです。特に言語については、人との相互作用の中でしか発達しないのです。この相互作用をうながすのは赤ちゃんの方からだと言われています。

目の前に赤ちゃんがいたら、ついついあやしたくなります。普段は出さないような高い声を出して、「かわいいですねー!」なんて語りかけませんか。この赤ちゃんへの語りかけにもいろいろな特徴や意味があるのだそうです。

大人が赤ちゃんに語りかける声には、高い声、豊かなイントネーション、明瞭な母音、ゆっくり、発話が短い、発話間のポーズが長い、などの特徴があるそうです。赤ちゃんに語りかけるときに声が高くなるのは、どの言語においても共通しているだけでなく、男女にかかわらず声が高くなります。そして、豊かなイントネーションになることは、容易に想像できます。成人に対するときよりも明らかに抑揚をつけて話します。

そして、母音をはっきりと話し分けるそうです。これもどの言語にも共通しています。母音を発音するときの、口の開き、舌の位置の相違によって生じる音色の相違を三角形に配置して示した母音三角形と呼ばれる図式があるのですが、/a/i/u/ の各母音の差が大きいほど、三角形の面積が大きくなる。つまり母音を明瞭に話し分けていることになります。母音をはっきりと話す事で、赤ちゃんが聞き取りやすくなるのです。

赤ちゃんに対する話し方に似た話し方をする対象として、かわいがっているペットに話しかけるときがあります。確かにペットに話しかけているのを思い出してみると、赤ちゃんに話しかけるときに似た話し方をすることがあります。しかし、ペットに話していることばと、赤ちゃんに話しかけていることばを比較すると、母音三角形の面積は異なるそうです。もちろん、赤ちゃんに話しているときは面積が大きくなる、母音を明瞭に話し分けるのに、ペットの場合は母音三角形の面積は小さいそうです。ペットには言語を聞き取る必要はありません。私たちは知らず知らずのうちに、赤ちゃんが聞き取りやすい話し方をしているのです。

きょうのごはん

2013/09/04

・梅ごはん

・豆腐の煮物

・芋のきんぴら

・のっぺい汁

ゆびアート

2013/09/04

先日、園庭あそびをしていた時の事。4、5人の子どもたちが丸くなり、しゃがんで何かをしていました。『なにをしてるのかな〜。』と気になって見ていると、〝できた〜〜!来て〜!!〟と嬉しそうな子どもたちの声。

見に行ってみると、ピースの指を重ね合わせて、こんな素敵なものができていました。

『誰から?何をしようという話からこのあそびになったんだろう…?』

とても素敵なアートでした!

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