2012年 5月

きょうのごはん

2012/05/16

・ごはん

・マーボーなす豆腐

・中華サラダ

・中華風スープ

4歳児と5歳児はおべんとうを持って、いちご狩りとさつまいもの苗を植えに滋賀県まで行きました。

いちごかり

2012/05/16

いちごがりとさつまいもの苗を植えに行きました。滋賀県の守山市にいらっしゃる方が畑を作っていらっしゃるのですが、当園の園児たちのためにいちごを植えたり、さつまいもを植えたりしてくださっています。

15年くらい前になると思います。最初は秋にはおいもほりにいっていたのですが、いつのころからか、収穫だけではなく植えることも体験しようということで、この時期にも畑を訪れるようになりました。この時期に畑に来るのならと、いちごも植えてくださり、さつまいもの苗を植えた後、いちご狩りもさせていただいています。今年も、4歳児と5歳児25名全員がバスに乗って行きました。

おおきなおいもができますように!

畑に着いたら、ご挨拶をしておいもの苗を植えます。子どもたちはどんなものを植えるのか見せると、キョトントしています。「えっ!こんな草を植えるの?」と今にも言い出しそうな顔つきです。小さなおいもでも植えると思っていたのでしょうか。とはいうものの、これが意外と難しく、あらかじめ作ってくださっていた穴の中に苗の元を下にして入れ、後は土をかけるだけなのですが、肝心の元の部分が地面の上に出ていたりするので、最後にもう一度チェックしてあげる必要があります。子どもが植えた後の手直しを同行していただいたお寺の職員さんにお願いして、子どもたちは、いちご狩りを始めています。

  いちごがたくさん採れました

赤く実ったいちごをとるのがおもしろいようで、どんどん収穫してゆきます。あっという間に採り尽くしてしまいました。

このいちごも当園の園児たちのために植えてくださっていて、ご近所の方も採りに来たりされるようですが、まず、当園の園児が最初に採らせていただいているそうです。本当にありがたいことです。

いちごを摘んでいる間、4歳の男の子が「あっ!いちごが動いている」と言うので行ってみると、小さないちごが地面の上を少しずつ移動しているのです。よーく見てみると、蟻が、懸命にいちごを運んでいたのでした。確かにいちごが動いていました。

収穫が終わったら、採れたてのいちごを少しずつ味わってみました。水で洗って、ぱくり!甘酸っぱい香りがあたりに広がり、とてもおいしそうです。それはそうですね。新鮮だし、愛情をたっぷり受けて育ったいちごですから。

イタドリ

2012/05/16

お天気がいいので毎日散歩に出かけています。

今日は久しぶりに近くの川沿い方面を選びました。

子どもには危なくて採ることはできませんが、川沿いの崖にイタドリがあったので、大人が数本採ってみんなで分けました。

メチャメチャ美味しいものではありませんが(笑)春の山菜はちょっと酸っぱくなんとも言えない春の味です。

普段給食では野菜を嫌がる子も興味を持って口にしていました。

みんなと一緒に食べると特別な味に感じたのか「美味しい??」と聞くと顔をしかめながら「美味しい・・・」と言っていました。

いろんな経験をしながら自然に好き嫌いが少なくなっていくといいなぁと思います。

ブルース・ブラザース

2012/05/15

このところ我が家で流行っている映画があります。『ブルース・ブラザース』です。1980年のアメリカ映画でコメディアンのジョン・ベルーシとダン・エイクロイドが主演しコメディー、アクション、ミュージカルなどの要素がちりばめられています。上品とはいえない映画ですが、結構楽しめます。楽しみの一つが、豪華な出演者です。私はあまりアーティストを知りませんが、そんな私が知っているだけでもジェームス・ブラウン、キャブ・キャロウェイ、アレサ・フランクリン、レイ・チャールズ、そして、チャカ・カーンもちょい役で出演しています。

なぜ、うちで『ブルース・ブラザース』をよく見るようになったのか、その原因は家内と4歳の三男です。家内はもともとR&B系の曲やアーティストが好きで若い頃からよく聞いていたそうです。

ある日突然、久しぶりに『ブルース・ブラザース』の映画が見たくなったというので、DVDを手に入れて見ていたら、はまってしまったのが三男なのです。最近でこそ少し下火になったものの少し前までは、何度も何度も自分でDVDを再生して見ていました。

私としてはスラングも多いし、子どもに何度も見せようとは思わなかったのですが、そういうのに限って子どもは見たがったりします。

そのうち挿入歌なども口ずさむようになって、最初の方に出てくる曲「SHE CAUGHT THE KATY」などは良く歌っていました。もちろん最初の1フレーズだけですし、英語も正しくはないのですが、なんとなくそれっぽく聞こえるから不思議です。また、レイチャールズがキーボードを弾きながら歌う「SHAKE A TAILFEATHER」などは一緒に踊ったりしていました。よほど気に入ったのか、ラジオや町中で挿入歌が聞こえると、すぐに反応していました。

親はよく、子どものためにと思って、自分があまり好きでもないのに高尚そうな絵を子どもに見せたり、曲を聴かせたりすることがありますが、親が努力をする割には子どもが興味を示さなかったりするものです。それよりも親が見たいもの聞きたいものを楽しく見聞きすることの方がよほど子どもに影響を与えたり、子どもも楽しんだりすると思います。親も無理して頑張らないで、素直な自分のまま、素直に楽しめば良いのかもしれませんね。家内と三男を見ていてそう思いました。

今日、車でラジオを聞いていたら、ベーシストのドナルド・(ダック)・ダンさんが公演先の東京のホテルで亡くなられたというニュースが流れていました。70歳だったそうです。映画『ブルース・ブラザース』にも出演されていました。たまたま、昨夜三男が久しぶりに映画を見ていたので、思い出して今日のブログで取り上げてみたのでした。ご冥福をお祈りします。

きょうのごはん

2012/05/15

 ・ごはん

・魚の南蛮漬け

・ブロッコリーのサラダ

・けんちん汁

・だしふりかけ

2012/05/15

今日お散歩に行く準備して園庭に出ると、先に準備を済ませていた子どもたちが輪になってしゃがみこんでいました。

何事かと思って近寄ってみると、みんな真剣に地面を見つめていました。

視線の先にはちいさなちいさなカタツムリ!

「でんでーんむーしむーしむーし♪」と歌いながら輪になってしゃがんでいるみんながとっても可愛かったです!!

きょうのごはん

2012/05/14

・ごはん

・だしふりかけ

・五色きんぴら

・おかか和え

・みそ汁

経塚巡拝 2

2012/05/14

5月の真っ青な空を背景に薄緑色の若葉のトンネルをくぐって一日歩き続けた経塚巡拝。木漏れ日がキラキラし、立ち止まるとひんやりとした風が汗をぬぐってくれます。道なき道をかき分けて山をよじ登るときはきつくても、歩みを進める感覚を足の裏に感じながら一歩一歩、上へと進めば、息が切れたり、足が痛かったり、しますが、それを超えた気持ちの良さがあります。

参加者は4歳から70歳近い方まで両若男女23名。かなりの人数です。地元の方やお寺の職員さんなど山歩きに離れている人から、普段は山歩きなどしない人もいらっしゃいます。当園の保育士も一人参加してくれました。こんな時に難しいのが、みんながどれくらいの早さで歩くかです。誰でも、自分のペースで歩くのが一番楽なのですが、歩くのが速い人がどんどん歩いて行ってしまうと、ゆっくりの人がとてもきつくなってしまいます。早い人が少し待ってあげて遅い人が追いついたらまた歩くというのでは、遅い人は休む間がありません。

前半は山を歩き慣れた人が先頭に立っていたので、慣れていない人にはすこしきつかったかもしれません。しかし、後半は子どもが前を歩いていたので、かなりゆっくりとしたペースになりました。
前半のみんなが元気があるうちに、少し頑張って歩き、後半の疲れてきたところでペースが落ちたので、年長者や歩き慣れない女性の方はとても助かったとおっしゃっていました。

社会にはいろいろな人がいます。その中には子どもや、高齢者、しょうがいのある人など弱い立場の人がいます。弱い立場の人が一番大切にされる社会が健全な社会だと聞いたことがあります。

山歩きは遅い人に合わせるのが基本ですが、今回も一番弱い子どもや、年長者、女性にあったペースで歩けたことがみんなの満足につながったのだと思います。後半先頭を歩いた子どもは、「あなたのペースで歩けてとても楽だった」とみんなから感謝されていました。

いろいろな場面で、弱い人が大切にされると良いですね。

20年後

2012/05/14

月日の立つの早いもので保育の仕事に携わって、23年目に入ろうとしてます。最初の頃に見ていた子が、もう20歳を過ぎ一番大きい子で27、28歳になっています。

最近、その頃の卒園児さんや保護者にも偶然ばったりと会うことがあって、警察官になっている子もいれば、電車の運転手、ホテルの受付、アパレル販売、お寺、保育士、もうすぐ結婚するという子もいて、さまざまですが、何より嬉しかった事は、どの子も、それぞれのモチベーションで一生懸命、頑張ってるということです。

ある卒園児のおばあちゃんが電車の中で話してくれたのですが、今まで仕事をしてから一度も仕事の愚痴を聞いた事がないと言ってました。また、ある卒園児さんは、自分のこれから頑張ろうとしてる事を瞳をキラキラさせながら一生懸命話してくれて嬉しかったです。

私は、最近よく思うのですが、人の価値は、どんな仕事についているから立派とか偉いのではなくて、その人が今の場所で、どう生き、輝いて頑張っているかが大切なことじゃないかと思います。一生懸命、頑張ってる人を見ると、たとえ知らない人であっても応援したくなります。今、来ている保育園児さんも20年先に、またそんな話が聞けたらいいなあと、思います。

経塚巡拝

2012/05/13

経塚巡拝というお寺の行事がありました。経塚とは、写経を埋納した場所です。鞍馬山や周りの山々の尾根をはじめとした山の中に17箇所の経塚が有り、一カ所ずつお参りして巡ります。

そもそもなぜ経典を埋納したのでしょうか。書写した経典を後世に伝えるために経典を経筒に入れるなどして、埋めることです。平安時代に末法思想が流行し末法の世まで経典を残したいという理由と、お釈迦様の入滅後56億7千万年後に弥勒菩薩が弥勒仏となってこの世に出現して説法してくださるときに埋納した経巻が出現すると信じられていたこと等の理由から埋経が行われるようになりました。
鞍馬山を取り巻くように築かれた経塚には、お寺を守る役割があったのではないかとする説もあるそうです。

朝9時に山門を出発し全行程、平面距離にして約12キロ、上り下りを加えると。18キロ近くを丸1日かけて歩きます。お寺の参道であったり、自動車の通る鞍馬街道だったり、道なき道をよじ登るようなところもあり、ハイキングコースになっている歩きやすいところもあり、一歩間違えば、かなり危険なことになりそうなところもあり、様々な道を歩きます。今年は鞍馬の方々のご尽力で、新しい道が開拓され、ずいぶんと時間的体力的に楽になりました。

朝から快晴のとても良いお天気で、朝は寒いくらいの気温でした。日差しと共に少しずつ気温が上がって、頑張って歩くと汗ばみますが、少し立ち止まって休憩していると、とてもさわやかな、ひんやりとした空気の流れが感じられました。山の中を歩いていると、木漏れ日が緑色に染まっている気がして、ふと上を見上げると、真っ青な空に日の光を透かした若葉の緑が輝き、美しいことこの上ありませんでした。

帰ってきて、少し足は痛みますが、心地よい疲れを味わうことができる、とてもステキな一日になりました。

スクロール