園長ブログ

経塚巡拝 2

2012/05/14

5月の真っ青な空を背景に薄緑色の若葉のトンネルをくぐって一日歩き続けた経塚巡拝。木漏れ日がキラキラし、立ち止まるとひんやりとした風が汗をぬぐってくれます。道なき道をかき分けて山をよじ登るときはきつくても、歩みを進める感覚を足の裏に感じながら一歩一歩、上へと進めば、息が切れたり、足が痛かったり、しますが、それを超えた気持ちの良さがあります。

参加者は4歳から70歳近い方まで両若男女23名。かなりの人数です。地元の方やお寺の職員さんなど山歩きに離れている人から、普段は山歩きなどしない人もいらっしゃいます。当園の保育士も一人参加してくれました。こんな時に難しいのが、みんながどれくらいの早さで歩くかです。誰でも、自分のペースで歩くのが一番楽なのですが、歩くのが速い人がどんどん歩いて行ってしまうと、ゆっくりの人がとてもきつくなってしまいます。早い人が少し待ってあげて遅い人が追いついたらまた歩くというのでは、遅い人は休む間がありません。

前半は山を歩き慣れた人が先頭に立っていたので、慣れていない人にはすこしきつかったかもしれません。しかし、後半は子どもが前を歩いていたので、かなりゆっくりとしたペースになりました。
前半のみんなが元気があるうちに、少し頑張って歩き、後半の疲れてきたところでペースが落ちたので、年長者や歩き慣れない女性の方はとても助かったとおっしゃっていました。

社会にはいろいろな人がいます。その中には子どもや、高齢者、しょうがいのある人など弱い立場の人がいます。弱い立場の人が一番大切にされる社会が健全な社会だと聞いたことがあります。

山歩きは遅い人に合わせるのが基本ですが、今回も一番弱い子どもや、年長者、女性にあったペースで歩けたことがみんなの満足につながったのだと思います。後半先頭を歩いた子どもは、「あなたのペースで歩けてとても楽だった」とみんなから感謝されていました。

いろいろな場面で、弱い人が大切にされると良いですね。

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