2014年 7月

おたまじゃくし

2014/07/16

6月のお弁当デーで、お山から頂いてきたモリアオガエルの卵からたくさんのオタマジャクシが産まれ、年長が中心になり、育てています。

毎朝観察している子ども、お昼ご飯の後に見ている子どもなど様々ですが、色々感じているようです。私も一緒に見ていると、

「お腹のところ見てみ!面白いで!グルグル線があるねん、色が違うのもあるし。」や「いっぱい食べてるで!」「ほんまにかつお節好きなんやなあ」(エサはかつお節なんです)と話しもはずみます。

さらに、年長と年中で少しずつエサを分けてあげていたり、年長が「エサあげる?」と優しく年中や年少に声をかけているときもあり、微笑ましい姿もあります(時々、誰がするかでもめているときもありますが…)

この間は、年長の女の子が、ずっと水槽のなかを上から覗き込んで見ていて、その後ろ姿がとても可愛くて、じっ〜とその女の子の様子を観察してしまいまた。オタマジャクシと会話しているようで、ほのぼのした時間がそこだけ流れているような感じがあり、私が癒やされました。

これからもみんなでカエルになるまで大切に育て、命の大切さや、お世話する事の喜びなど色々な事を感じ、体験し、じっくり観察していけたらなと思います。

もうすぐしたら足が生えてくるかなぁ〜。楽しみです。

なぜ?まちガエル

2014/07/15

モリアオガエルも産卵には、大変なエネルギーを使うと思うのですが、どうして水のないところにたまごを産み付けてしまったのでしょう?カエルにはカエルの考えがあるのでしょうか?

そういえば、別の日の雨の夜に、池の近くを通ったら、モリアオガエルが産卵していました。前にもモリアオガエルの産卵の様子は紹介しましたが、一匹の雌と何匹かの雄が協力して産卵します。

モリアオガエルは産卵のときに粘液を分泌し、この粘液を集まったオスとメスが足でかき回すことによって、受精卵を含んだ白い泡の塊を作ります。直径15cmほどの泡の塊の中には薄い黄色の卵が300-800個ほどのたまごが産みつけられるそうです。受精卵と書きましたが、正確にはたまごは、泡の中で受精するようです。

受精卵を包んだ泡は産卵後に表面が乾いて皮膜のようになり、中のたまごを守ります。

きょうのごはん 7月15日

2014/07/15

(おひるごはん)
・ごはん
・八宝菜
・ひじきのサラダ

(おやつ)
・みかんヨーグルト

 

 

*本日の人気メニューは「ひじきのサラダ」で、残食はありませんでした。

このサラダは、しょうゆとマヨネーズとごま油で味付けをしました。

ヨーグルトには、みかんを加えました。

「今、いいところ。」

2014/07/15

ある日、0歳、1歳の部屋の前を通りがかった時の事です。「今、いいところ。」と先生の声が聞こえて来ました。

何かな?と思い、声のする方をみました。そこには、「あー、あー、」「うー、うー、」と言いながら向かい合って遊んでいる0歳の男の子と女の子の姿がありました。

私は、なんて可愛らしい姿と思っていたのですが、先生方はそのやり取りや、その前後やり取り、周りにいる子ども達の様子などを共有されていました。その光景はとてもほほえましくもあり、子ども同士のかかわりのすごさがありました。

大人が邪魔しないように気をつけないといけないと思った瞬間でした。

きょうのごはん 7月14日

2014/07/14

(おひるごはん)
・ごはん
・肉じゃが
・ツナサラダ
・具沢山汁

(おやつ)
・ホットケーキ
・牛乳

 

 

*本日の給食のの肉じゃがは定番メニューですが人気のメニューです。まだ梅雨が明けず蒸し暑いですが子ども達はそんな暑さにも負けず沢山食べてくれました。おやつのホットケーキはイチゴジャムを入れて作りました。切ると中がほんのり赤く、子ども達も喜んでいました。

まちガエル

2014/07/14

庫裏の裏の池でモリアオガエルのたまごを観察中、カエルを発見した子どもたちとそのカエルを見ていたら、別の子が「先生、このたまごから生まれたおたまじゃくしはどうなるの?」と聞くので、子どもの指さす方を見ると、私の顔くらいの高さに卵塊が一つあります。「池に入るんやで」と答えると、「でも、たまごの下は池とちがうで」とその子。

よくよく見ると、どう考えても池の水のうえではなく、池の周囲に配した石の上の枝にたまごが産み付けてあります。しっかり確かめもせずに、「池に入るんやで」なんて答えた自分が恥ずかしくなりました。

そういえば時々、雨でできた水たまりの上にたまごを産み付けていることもあります。水たまりが消えてしまうかもしれないことをカエルが気づかないことはわかりますが、池の周囲に配した石の真上はどう考えても理解できません。

カエルの世界にもいろいろなカエルがいるのでしょうか?

カエル発見

2014/07/13

5歳児の子どもたちと、山の上にある池でモリアオガエルのたまごを観察したあと、お寺の庫裏の裏にある池にも行ってみました。山の上ほどではありませんが、こちらの池の上の木の枝にも泡状の卵塊がいくつか見られました。

ここでも子どもたちとたまごを眺めていたら、誰かが「カエルがいる!」といい出しました。みんな「どこ?どこ?」と探しますが、なかなか見つかりません。「ほら!鳥の頭のうえ!」カエルを見つけた子どもがいいます。

よくよく見ると金属製の鶴の置物の頭のうえにきれいな黄緑色のモリアオガエルがちょこんと乗っかっていました。その姿がとてもかわいらしくて、みんなでしばらく見ていました。

集中 3

2014/07/12

自分の動作一つひとつをことばにしてみる。それはまるで実況中継のようでもあり、自分のしていることを自分自身に報告していることでもあります。

動きを意識することに加えて、同時にその時々に感じられる感覚、視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚でそれぞれどう感じているかを意識します。そうすると自分の行動と、それにより刺激されている感覚器官と、そこから入ってくる刺激を客観的に認識できます。

そして、動作一つ一つを意識するので、丁寧な動きになります。物を置くにしても、置くことを意識するので、きちっと置いてから手を離すようになりますし、乱暴に無造作に置くことも少なくなります。それは物を大切に扱うことですし、がさつで落ち着かない感じを作り出してしまうことも防ぐことができます。

ですから、時々子どもたちに昼食を食べ終わった後の食器を片付けるときに、「できるだけ音がしないように置いてみない。」と提案することがあります。そうすることで、多少時間はかかるかもしれませんが、子どもは自分の感覚を総動員して、音を立てないように食器を置こうとします。手先を中心とした体の動かし方を意識するでしょうし、食器を持つ指先の感覚や重さを感じている腕の感覚、そして、どこに置くと良いのかを判断するための視覚。音がするかしないかを聞き分ける聴覚などを主に使っていると思います。

カチャっと音がしないように置くのはなかなか難しいのですが、子どもたちと挑戦すると、楽しんで取り組んでくれることが多いのです。

きょうのごはん 7月12日

2014/07/12

(おひるごはん)
・冷麺
・ピーマンの炒り煮
・バナナ

 

 

 

*本日の給食の冷麺は夏限定のお楽しみメニュー!!子ども達は、給食室の前にあるボードの「れーめん」の文字に登園時から大興奮!!
嬉しいような、プレッシャーのような・・・・
そして、いただきますの時。子どもからも、大人からも「おいし~」と言ってもらえました。とても嬉しかったです。

集中 2

2014/07/11

自分自身の一挙手一投足に神経を集中することに触れてみました。意識を一挙手一投足に集中すると自分の心のなかで、ネガティブな思いの連鎖にとらわれる確率が下がります。連想のスパイラルに巻き込まれている暇はありません。

その他にも良いことがあります。物の扱いが丁寧になります。たとえば、物を移動するときに、自分の行動の一つ一つを意識してみる。動きを一つ一つを分解して、ことばにしてみます。

ペンを引き出しの中から出して机の上に置くことを例にとってみると、まず、引き出しを開けます。引き出しの引き手に指を掛けて引くと、引き出しが開く。このとき引き手に掛けた指の感覚にも意識を向けます。引き出しが開いたら、ペンが入っているのが見えます。「ペンを見ている」と意識します。ペンを指でつまんで持ち上げる。指でつまんでいる感覚、引き出しから取り出す感覚、ペンをつまんで腕を動かす感覚を感じます。そして机の上にペンを置く。途中で離してしまうのではなく。置くことを意識して置きます。ペンと机がゆっくりとふれあってから指をはなす。と自分の動作を分解して、それを行っているときにことばにしてみると、まるで実況中継のようです。もちろん声に出す必要はありませんが、言語化することにより自分の動きを意識的に確認しながら行う事ができます。

スクロール