2016年 4月

お地蔵さまのお供え

2016/04/13

少し前のことになりますが、入園式の日の早朝のことです。
朝6時前に、たまった仕事を片付けようと園に行くと、園の前にいらっしゃる童形六體地蔵尊の前に人影が見えます。早朝からお寺に参拝される方も多いので、お参りの方だなと思って近づくと、お地蔵さまに花を供えてくださっていました。その方はもう何年も毎朝、毎朝、雨の日も風の日も雪の日も、1日も欠かすことなくお参りされている方です。「おはようございます。美しいお花を供えてくださってありがとうございます。」と挨拶すると、「今日は保育園の入園式だと聞いたので、家で育てているチューリップを持って来ました。」と仰います。お家で大切に育てていらっしゃる花を、園の入園式だからとお持ちくださって、お地蔵さまに供えてくださる。そのお気持ちを知って、とてもうれしく、ありがたいことだと感じました。入園式だから、新入園児さんも保護者も喜んでくださると良いな。という思いでお花を供えてくださったのでしょう。そうして、誰かが喜ぶことを自分の喜びに感じて、人知れずお地蔵さまに花をお供えする。なかなかできる事ではありませんね。
気づかないところで、大勢の方々に支えられている。ありがたいことです。

20160413_お地蔵さまのお供え

きょうのごはん 4月13日

2016/04/13

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  (おひるごはん)
  ・ごはん
  ・豆腐ハンバーグ
  ・野菜の梅肉和え
  ・さつま汁

  (おやつ)
  ・じゃこトースト
  ・ヨーグルトドリンク

 

*本日は全てのメニュー、残食がありませんでした!

さつま汁には、さつまいも、人参、白菜、ネギ、大根の具材がたくさん入っています。

さつまいもの甘みが溶け出して、ふんわりとした優しい味になる、子どもたちに人気のおつゆです。

「ありがとうございます」

2016/04/13

3月ももう終わろうとしている時のことでした。いつもの様に給食を作っていると、「先生、ちょっといいですか?」と保護者の方が声をかけてぐださいました。何かな?と不思議そうな顔をしていた私に「今日が先生達の最後の給食ですね。卒園まで毎日毎日、給食を作って下さってありがとうございました。」と感謝の気持ちを伝えに来てくださいました。とても嬉しく、これからの励みになりました。本当にありがとうございます。

千本ゑんま堂大念佛狂言

2016/04/12

さくらが満開を過ぎ、お寺の本殿前では風が吹くと花びらが一斉に舞います。その美しさには言葉を奪われます。そんな美しさのなか、千本ゑんま堂大念佛狂言が奉納されていました。大勢の観客が見守る中、狂言が進んでゆきます。3番が演じられました。「でんでん虫」「伯母ヶ酒」「二人大名」という楽しく笑える演目が上演されました。演目の内容に興味のある方は、千本ゑんま堂大念佛狂言保存会のホームページ(http://www.geocities.jp/e_kyogen/enmoku.html)で解説されているので、ご覧ください。

「でんでん虫」を見ていて、演者の動きが大きいというか、激しいというか、滑って転んでしまわれないかと余計な心配をしてしまいました。あとで聞いたのですが、「でんでん虫」演じたのは、保存会に所属する中学生だったそうです。若い方々が伝統を受け継いでゆこうとがんばっていらっしゃる姿は頼もしいですね。

千本ゑんま堂大念佛狂言保存会では毎年5月の始めに本公演を行っていらっしゃいます。今年は5月1日から4日までだそうです。この期間中に20番を超える演目を演じられると聞きました。さぞかし多くの方が演じられるのだろうと思っていましたが、演者は25名で、一人でいくつも役をこなすのだと、スタッフの方から教えていただきました。

会員の皆さんは、お仕事や学校など本業の傍ら、保存会に加入して狂言の練習を積んでいらっしゃるのです。本公演前は、ほぼ毎日のように練習をすると仰っていたように思います。なかなかできる事ではありませんね。
本公演の成功と特に若い皆さんのご活躍をお祈りします。

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20160412_千本ゑんま堂大念佛狂言

きょうのごはん 4月12日

2016/04/12

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   (おひるごはん)
   ・ごはん
   ・肉じゃが
   ・ツナサラダ
   ・具沢山汁

   (おやつ)
   ・フルーツヨーグルト

 

 

*本日の給食の肉じゃがは、じゃが芋の甘さを引き出すために、じゃが芋を煮る時の温度に注意しました。弱火でコトコト煮込みました。

人を思う気持ち

2016/04/11

春休みが始まって、学童保育に通ってくる小学生が増えました。多い日には30人近い子どもたちがやってきます。ただ、部屋があまり広くないので、受け入れ人数を30名に制限しています。低学年から高学年までいろいろな子が来て、思い思いに過ごします。室内では、様々なカードゲームやボードゲーム、アイロンビーズ、レインボールーム、ビーズなどの遊びがあります。もちろん本もたくさんあって、読みたい子は自由に読めるようになっています。ビーズで細かな作業をしてアクセサリーを作っている子、とても細かな塗り絵に挑戦している子、レゴブロックで一所懸命に遊んでいる子、ホントそれぞれに楽しんでいます。

3月末のある日の夕方、2年生の女の子が私を呼ぶので行ってみると、レインボールームで作ったブレスレットをたくさん腕につけています。色違いでどれもていねいに作ったようです。たくさん作ったね。とことばをかけると、それには答えず、「先生どれが好き」と尋ねます。白と水色の色合いが爽やかでシンプルなブレスレットを指さすと「じゃあ、これあげる」と自分の腕から外して渡してくれました。「せっかくがんばって作ったのに、もらってもいいの?」と聞くと、「うん!」と笑顔で答えてくれました。そう言ってくれているので、お礼を言ってありがたくいただきました。

後で、指導員の先生に聞いた話しですが、保育園の先生に作ってあげようと、何人かの女の子が相談して、たくさんのブレスレットを作っていたようです。「先生にあげると喜んでくれるかな?」「どんな色がいいかな?」といろいろと相談しながら楽しそうに作っていたそうです。「これをあげたら先生喜んでくれるかな?」と誰かのことを思いやる気持ちがうれしいと思いましたし、みんなでそれを楽しんでいるところがとてもステキですね。

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きょうのごはん 4月11日

2016/04/11

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  (おひるごはん)
  ・牛丼
  ・野菜のごま和え
  ・吸い物
  ・バナナ

  (おやつ)
  ・麩のオリーブオイル焼
  ・牛乳

 

*本日のおつゆは具材が少なく、うま味成分が少なかったのでお出汁をしっかりとることにこだわりました。

削り節のうま味と花かつおの香りが引き立つように丁寧に出汁をとりました。

 

 

自然

2016/04/10

家ではFMラジオを聞いていることが多いのですが、主に聞いているのは、京都のFM局と大阪のFM局です。朝は京都の局を聞いていることが多いです。
朝の番組の中に、英語のコーナーがあります。とてもおもしろくて、時間が合えば聞いているのですが、なかなか聞けないのが残念です。

先日、私たち日本人がよく使う「自然」ということばを、どう英語で表すのかを伝えてくださっていました。「自然」というと “nature” という単語が浮かんできますが、自然を愛でるといった使い方の時には “nature” は少しニュアンスが異なるそうです。日本人の「自然」という言葉の使い方は、日本人は、自然を、時には牙をむくけれども、めぐみをもたらしてくれる存在という面を大切にとらえている。けれども、西洋では、自然は人間に災害をもたらすので、征服すべき存在ととらえてきた歴史、自然観の違いがあるからだ。というような意味のことをパーソナリティが仰っていました。

背景にある文化の違いが言葉に表れてくる。当然のことですが、普段日本語を使うだけでは、そこまで考えないと思いますが、文化的背景が異なる英語と比べることで、より日本語の文化的背景を意識することができるのだと思いました。

きょうのごはん 4月9日

2016/04/09

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  ・和風パスタ

  ・ミモザサラダ

  ・スープ

 

 

*本日は和風パスタが人気でした。

納豆、水菜、人参、じゃこ、大葉で作った和え物をパスタの上に盛り付けて

たたき梅を加えて作った出汁醤油を上からかけて完成です!!

 

春・さくら

2016/04/09

鞍馬にも春がやってきて、桜が美しく咲きました。園庭にある山桜はずいぶん早くから花をつけていましたし、近くの桜も咲いています。お寺の本殿前には桜がたくさんあるので、どうなのだろうと見に行ってみたら。美しく咲きそろっていました。先日の風雨にも負けることなく咲いています。鞍馬では京都の市街地に比べて、少し開花が遅くなりますが、山桜や染井吉野がほぼ満開です。少し遅れて咲く八重桜も、つぼみが膨ら見始めている木もあります。自然のはお互いに関わり合いながら、季節に合わせて変化していっているのですね。

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