園のこだわり

選ぶ

2012年10月6日

みんなで栗拾いをしたことを紹介しました。あまりにもたくさんとれたので、どうしようかと思っています。一部は早速今日の給食で栗ご飯になって出てきました。それでもまだまだたくさんあります。美味しい食べ方を考えようと思います。

0歳児以外は、ほとんど全員が栗拾いに参加していたと思います。園庭から自由に行き来できる場所なので、園庭で別の遊びをしたい子はそれもできます。最初に「栗拾いに行く人一緒に来てね。」と参加者を募りますが、その時の声のかけ方が大切になってきます。つまり、選択肢の提示の仕方です。今回の場合であれば、「栗拾いに行く人」「園庭で遊ぶ人」という選択肢を提示しますが、すべての子に対して同じ提示の仕方では、子どもは選ぶことができません。栗拾いがどんなものかちゃんとわかっていて、園庭で遊ぶことと比較検討できる力のある子は選択肢を並列的に提示してあげても良いのですが、栗拾いを経験したことのない子や、栗拾いがどんなことかあまりイメージができない子は、行ってみようよ!楽しいよ!と誘ってあげることばがけも必要です。

選択肢について理解ができていない子に、選んでというのは、本当に選んでいることにはならないのです。当園ではセミバイキング式の昼食にしています。自分で食べられる量を決めて、自分で「たくさん」「ふつう」「すくなく」と申告して配膳してもらいます。そのためには、量の違いが理解できていなくてはなりませんし、その上で今、自分はどれくらい食べられるのか、自分のお腹と相談しないことには決めることはできません。形式だけセミバイキングにしても意味はないのです。2歳でもそのことがちゃんとわかっていれば自分の量を決めることができますし、3歳でも量についての理解ができていなければ、量を決めることはできないのです。

ですから、子どもが選択すれば良いというものでもなく、単純にどっちがいい?という問題ではないのです。子どもの発達をしっかりと捉え、その子にあった選択肢を用意する必要があるおです。

「栗拾いは楽しいから行ってみようよ!」誘うことも、大切なことなのです。そのあたりのことは保育士はちゃんと心得ているので、子どもに合わせた声がけをしてくれていたようです。子どもがワクワクするような、やってみたいな! と思うようなことばがけや、どっちにしようかなと考えることができる選択肢を用意したいものです。

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