園のこだわり

それぞれ

2012年2月7日

人は一人ひとり違います。姿形はもちろん、考え方や、好み、価値観、得意なこともあれば、苦手なこともあり、ステキな部分もあれば、そうでない部分もあります。あたりまえと言えばあたりまえのことです。そんなことはわかりきっているはずです。

でも、「人は自分とは違うのだ」ということを忘れてしまいがちです。私はよく忘れます。ついつい、他の人も自分が考えているように考えているという前提で話をしてしまうのです。ですから、話しがちぐはぐになったり、誤解を招いてしまうことがよくあります。

先日、職員の一人と、私の車の話をしていました。うちには17年間使いたおしてもうすぐ引退するワンボックスと、5年落ちくらいの小さな車があります。私は古いワンボックスのことを話していたつもりだったのですが、私の説明不足のせいで職員は小さな車の方をイメージしながら聞いていたようで、お互いなんとなくおかしいな、と思いながら話していました。しばらくしてからお互いの誤解に気付いて笑ってしまいました。私が話し始めるときに丁寧に説明しなかったのが原因です。

こんなことはあまりないとは思いますが、単語ひとつとっても人によってイメージの範囲は微妙に異なるはずですし、ニュアンスのとらえ方もちがいます。それなのに、「相手も自分と同じように考えているだろう」という思い込みをもったまま話を進めてしまうので、すれ違いばかりになったり、「こんなに説明しているのにどうしてわかってくれないんだ」という思いに繋がったりします。

そうならないためにも、ひとつひとつ丁寧に、相手にわかってもらえるようにとことばに心を込めて伝える必要があります。

また、話を聞く方も話をしている人の想いをしっかり受けとめようと、真心を持って「聴く」事が大切です。「傾聴する」ということばがありますが、まさに耳を傾けて聴くこと、たとえ、相手の意見が自分の想いとは違うものであっても、それを受けとめようと、心を傾けることが大切です。

伝えるために発信する努力、受けとめる努力が話をする方、聞く方、それぞれに必要です。そこから少しずつ認め合い、心を繋げてゆくことができるのです。

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