shigaraki (鞍馬山保育園 の投稿者) - 31ページ目 (186ページ中)

もみじ

2015/11/14

しばらく、秋晴れの爽やかな日が続いていましたが、昨夜からお天気は荒れ模様で、風雨がとても強く、色づいたもみじの葉はずいぶん散ってしまったのだろうな?と思わせるあめとかぜの音でした。朝になっても雨は止むどころかますます強く降り、一日中降っていました。外に出てみると、足下は色とりどりのもみじの絨毯で覆われていました。雨に濡れて道に積もったもみじの葉の一枚一枚が赤や黄色にピカピカ光ってとても美しいのです。

すっかり葉っぱがなくなってしまった木もありましたが、まだまだ、緑の葉っぱを残している木もあります。あたりまえですが、同じもみじの木でも、一本一本、色づく時期と、色づき方が違うのです。木ごとに違うのはもちろんですが、一本の木の中でも、早く色づき早く散ってしまう葉もあれば、少し色づき始めたかなという葉もあります。一枚一枚ちがうのですね。様々な色の葉があり、全体で一本の木を美しくしていますし、その木々が集まって、山を美しくしています。はっぱの一枚一枚が違うからこそこの美しさになるのです。

人間だって、一人ひとり違うからこそ、みんなが集まることで、ステキやハッピーを作れるのだと思います。色とりどりのもみじに、そんなことを感じました。

20151114_もみじ

水晶婚 2

2015/11/13

フランス人のご夫婦の水晶婚の式典をお手伝いするにあたって、なぜ、わざわざ日本で、しかもお寺で式典を挙げようと思われたのか、失礼ながら、たずねてみました。お答えは、15年ごとの節目を大切にしたいからということ、以前、鞍馬で行われた知人の結婚式に参列して深く感銘を受けたから、大切に思っている15周年の節目の式典を是非とも鞍馬で行い、神仏や知人の前で、改めてお互いの愛を誓たいと思った。とのことでした。

式典は約1時間、結婚式の次第に準じましたが、最も大切なのは、お二人が神仏に誓いを立てていただくことです。お二人の誓いのことばは、「結婚してから15年が経ち、今もとても幸せです。なぜもっと早くに巡り会わなかったのかと思います。これからも、私達の愛を深め、守ることを誓います。生まれ変わってもまた巡り会って夫婦でいたい。」とそれぞれに誓っていらっしゃいました。お二人の深い思いが式場に満ち、参列者の皆様も感動していらっしゃる様子でした。

どんなことでもそうですが、時間が経つとあたりまえになって、ついつい日常に流されてしまうものです。どこかで立ち止まってふり返り、思いを新たにする事が大切なのでしょうね。それが節目なのかもしれません。

水晶婚 1

2015/11/12

少し前、お寺で結婚式が行われました。お寺で結婚式?と思われるかもしれませんが、最近は増えてきています。わたしもお手伝いすることがあるのですが、最近特徴的なのは、外国の方が多いということです。新郎新婦のどちらかが外国の方という場合もありますが、お二人とも外国の方という場合もあります。最近お手伝いした結婚式では新郎新婦とも日本人というのはほとんどなく、外国の方が多いのでした。

先日行ったのは、正確には結婚式ではなく、水晶婚式でした。結婚記念日で1周年の紙婚式、2周年の綿婚式、3周年の皮婚式から、はじまって、25周年の銀婚式、50周年の金婚式、そしてさらに・・・とある結婚記念日の中の15年目に行う水晶婚のお祝いの式典でした。

フランス人のご夫婦で、是非とも水晶婚の式典を鞍馬で行いたい。とわざわざ来日されたのでした。しかも、ご両親や、知人友人の皆様も参列されたのです。フランスの方も日本の方もいらっしゃいましたが、総勢50名ちかい皆様が参列されたのには、正直言って驚きました。

欧米の方々は、私たちが考える以上に結婚記念日を大切にされるのでしょう。それは大切なことだと思います。

わらい 2

2015/11/11

笑うことで、免疫を司るNK細胞が活性化し、免疫力が上がる。病気になりにくく、健康で過ごせる率があがる。まさに、「笑う門には福来たる!」は、医学的にも証明されているのですね。

ラジオのパーソナリティはこんなことも言っていました。実際にゲラゲラ、ガハハ、と笑うことで、免疫力が上がることは先の実験でわかりましたが、作り笑いでも、NK細胞が活性化することもわかっているそうです。

また、笑う表情をすると、顔の表情筋が笑ったときのように動き、脳はそれを検知して、笑っているのだから楽しいことをしているのだな、と検知してハッピーにしてくれるのだそうです。

そんなことから、楽しくないときでも、笑顔を作ると本当に楽しくなってくるのだそうです。

気持ちが沈みそうなとき、ついイライラしそうなとき、意識して笑顔になって見たいと思います。もちろん、自分自身もハッピーになれたら良いし、しかめっ面してるより笑顔でいる方が、周りの人を不愉快ではなく、ハッピーを差し上げられますものね。

「何があっても笑っちゃう」って感じで、いつも笑っていられると良いですね。

わらい 1

2015/11/10

先日、ラジオを聞いていたら、こんなことを言っていました。
笑う門には福来たる。ということはよく言われることです。それを医学的に実験した人がいるそうです。その実験は、吉本興業のなんばグランド花月で行われました。被験者は、漫才や落語、新喜劇などを3時間ほど見て笑います。笑う前と後で血液検査をして、NK細胞の活性度を比較するというものです。

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)は「免疫」システムの中でとても重要な役割を果たしている細胞なのだそうです。免疫システムは、NK細胞、マクロファージ、ヘルパーT細胞、好中球、B細胞、キラーT細胞などの細胞が、それぞれに役割を果たし、チームとして機能しているそうです。そのなかでNK細胞は、常に体内をパトロールしていて、ウイルス感染や細胞の悪性化等によって体内に異常な細胞が発生した際に、すぐさまそれらを攻撃する初期防衛機構として働く重要な役割を担っているそうです。ヒトの体の中では、ガン細胞が常に発生しており、また、さまざまな病原体が感染しようとしています。NK細胞は異常細胞を見つけると、すぐに攻撃することでガン化や感染の拡大を防いでくれているそうです。

笑う前と後では、このNK細胞の活性度が違っていて、笑った後にはNK細胞の活性度が上がっていたという実験結果が得られたそうです。

笑うって大切なんですね。
うれしい気持ちや、楽しい気持ちは笑うにつながると思います。いつもそんな気持ちでいられるように自分をコントロールしていたいものです。

楽器ゾーン 11

2015/11/09

私たちは、いろいろな園を見学に行くことがあります。他園からすばらしい環境をいろいろと学ぶことができますが、その形だけをそっくりそのまま形だけ持って来てもあまり意味がありません。確かに形はすばらしいのですが、それはその園にいる子どもたちの今に合わせてあるので、そのまま当園に移植できないことも多いのです。もちろん、そこにある目的やねらいを理解して、それをヒントに自分の園の子どもたちにもっとも適した形を考え出すのが良いのだと思います。

もちろん、そっくりそのまま真似ることも大切です。そっくりそのまま真似ると言うことは、とても難しい事なのです。実力がないとできません。思いを巡らして、いろいろな背景や意味を理解しないと真似ることはできないからです。真似ることは学ぶことですから、そういう意味では他園の良いところをどんどん真似てゆきたいと思います。本当に子どもにとって良いことなら、何を差し置いても真似をすべきです。個人の好き嫌いや、都合で真似ようとしないのは、子どもたちにとって申し訳ないことなのです。

楽器ゾーンから鍵盤ハーモニカの音が聞こえてきたので、のぞいてみると、年長の上手な子が弾いていて、4歳児や3歳児が何人かまわりに集まっていました。

今年度の楽器ゾーンはこれからどんな展開を見せてくれるのでしょうか。楽しみです。

楽器ゾーン 10

2015/11/08

今年度の楽器ゾーンは、最初から楽譜が貼り出されていました。昨年度はしばらくしてから貼り出されたので、どうしてかな?と思って保育士の先生にたずねてみました。昨年度は初めて楽器ゾーンができたので、どの子もそうやって楽器に触れるのは初めてだったから、最初は楽譜を貼り出す事はしなかったのだけれど、今年の子どもたちの多くは、昨年の経験から楽譜を知っているので、最初から貼り出したと教えてくれました。

形だけから考えていると、去年もこうしたから、今年もこうする。になりそうですが、子どもたちから考えると、去年、楽譜を見て経験している子が多いので、最初から楽譜を貼りましょうとなったのでしょう。

子どもたちの今を、しっかりと見つめ、子どもたちの今に合わせた環境を構成してゆく事をしっかりと考えてゆかないと、せっかくの環境構成が意味のないものになってしまいます。

楽器ゾーン 9

2015/11/07

楽器ゾーンで起こっていたことは、子どもたちが学び合う学習の姿だと思います。学習というと、先生が生徒に一斉に教えて、生徒一人ひとりが自分自身で学習してゆくというイメージを持つことが多いと思いますが、それだけではなくて、お互いに刺激し合い、学びあい、上達してゆくことで、身についてゆく知識やスキルがあるのではないでしょうか。

そしてまた、この学びは、徐々に共同体や社会に参加してゆく過程ともとらえることができそうです。そうやって、知識やスキルを獲得しながら、社会でどう振る舞うと良いのかを学んでゆくのかもしれません。

徒弟制度の中では、師匠は弟子に、ただ単に知識や技術を伝えたのではなく、人と人が共同体をつくり、共に生きてゆくために必要なスキルも伝えたのだと言われています。徒弟制度の負の側面もありますが、社会人として生きてゆく術を学ぶというのは徒弟制度の良い面かもしれません。知識や技術ばかり豊富でも、それを活かして誰かの役に立てない事には、せっかくの知識や技術も宝の持ち腐れになってしまいます。

子どもたちの学びには、様々な形や方法があります。どんな形や方法をとろうとも、大切なのは、子ども自らが「おもしろそう!」と思い興味を持つこと「学びたい」「知りたい」「やってみたい」という、心情と意欲、そしてそこから導き出される態度なのだと思います。

楽器ゾーン 8

2015/11/06

「正統的周辺参加」について、しっかり学んだわけではないので、詳しくはわかりませんが、こんな意味なのかと思います。

何かのものごとに長けた人がいるとします。師匠とか親方とか呼んでも良いかもしれません。その人が、長けたことを実践している。その周辺には、いろいろなレベルの弟子がいます。師匠にはかなわないけれど、かなり熟練した人、最近上達してきた人、見よう見まねで行っている人、見ているだけの人、様々なレベルの人が師匠のまわりに集まって学び合うという共同体と言っても良いのかと思います。その共同体の中で、それぞれのレベルに応じて学び合うことで学習が進む。徒弟制において、熟達者から新入りに技が伝承していく形で学んでゆくことを言うのだと思うのです。

このような姿は日常の子どもたちの姿から見て取ることができます。例えば楽器ゾーンでは、最初から取り組んでいた子どもたちが上手になると、そのまわりに集まってくる子どもたちがいます。上手な子の動きをじっと見て学ぼうとする子どもや、「教えて」と頼んで教えてもらう子ども、そうして教えてもらい、練習をして上達してゆく子ども、そしてそのまわりには、おもしろそうだと集まっている子どもがいるのです。

楽器ゾーン 7

2015/11/05

楽器ゾーンに提示された楽譜をきっかけに、子どもたちが、自ら曲を演奏しようと取り組み始め、何度も練習しているうちに少しずつ、というより急激に曲らしくなってきたのでした。

一つの曲が形になってくると、最初に興味を持って取り組み始めた子どもたちは、ずいぶん上達しているものです。そこに、後からおもしろそうだと思って加わった子どもたちに最初から取り組んで上手になった子どもたちが教えていました。子どもどうしで学び合う姿、教え合う姿がそこにはありました。

そんな子どもの姿を見ていて、「正統的周辺参加」ということばをどこかで聞いたのを思い出しました。インターネットで調べてみたら、「正統的周辺参加」についてはいろいろと記述されていました。その一つを引用してみると次のようにありました。

以下、引用させていただきます。

ISディジタル辞典−重要用語の基礎知識−
正統的周辺参加論
セイトウテキシュウヘンサンカロン
Theory on legitimate peripheral participation

定義
カリフォルニア大学バークレー校の教育学教授ジーン・レイヴとパロ・アルト学習研究所研究員エティエンヌ・ウェンガー1)によって知られた教育理論。

説明
正統的周辺参加では,「学習」を「知識の伝搬」とは見なさない。学習者は,否応なく実践者の共同体に参加するものであり,また,知識や技能の習得には,新参者が共同体の社会文化的実践の十全的参加へと移行してゆくことが必須であるとする。「周辺参加」とは,最初は周辺的な分担であった新参者が,学習の進展とともに,徐々に中核部を担当することを言う。正統的周辺参加では,「学習」の意味を,従前の「知識の伝搬」と捉える視点から,「社会的な活動の中において,役割を果たせること」とパラダイムシフトさせた。結果として,「学習」と「教育」は分離される。
正統的周辺参加では,古参者(ファシリテータ)は必須である。しかし,古参者が「知識」を小出しにすれば学習できるというものではない。教師が本物の世界を見せて,その実践の場への参加の軌道を作り上げて,かつ,新参者が,自らの意志をもって自らを変えてゆくべく参加して初めて「共同参画者」となる。古参者と学習者は,相互に影響を与え合って社会を構成する。その中で,「学習」は学習者自身の営みであって,本人が学ぶという営みをどういう「コト」(実践)としているかが学習を左右する。

文献
1.Lave, J. and Wenger, E.: Situated Learning : Legitimate Peripheral Participation, Cambridge University Press (1991).

最終更新日
編集委員会編 (2012.04.01.)
金田重郎

2012 一般社団法人情報処理学会,情報システムと社会環境研究会編

正統的周辺参加論

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