shigaraki (鞍馬山保育園 の投稿者) - 108ページ目 (186ページ中)

雪のデコレーション

2013/02/26

朝、子どもを送って来られた、お母さんが教えて下さったのですが滑り台から落ちた雪が、まるで生クリームでデコレーションを描いたかのように何層にも重なっていて感動しました。

自然の不思議な発見に思わず近くにいた、他の保護者も驚き、感動されてました。子どもは日々、大人以上にそんな不思議な発見を繰り返しているんだろうと思います。

子どもだけじゃなく、不思議な発見や素敵なものに出会えた時、周りの大人も一緒になって喜び感動できることって、とても大事なことだと思います。大人は、日常の忙しさに追われてしまうので、なかなか子どもの目線になって見られない事が多いですが、ほんの少しでも子どもと一緒の目線で小さな発見を喜ぶことができたなら、それは素敵なことだと思います。

発達から見た「話し合うこと」〜言葉(話す)〜

2013/02/25

「話すこともまた様々な場面で話す経験を積み重ねることにより身に付いていきます。その過程において、幼い子どもは言葉で伝えることが難しいと、泣いたり、不機嫌になったりしますが、保育士等が子どもの気持ちを汲み取り、丁寧に対応していくことで、子どもは徐々に分かるように話したり、言葉を介して相互に理解し合うことの大切さに気付いていきます。
さらに、子どもは成長とともに、自分の気持ちを調整しながら相手に分かるように話したり、相手の言葉からその気持ちを汲み取ることができるようになり、保育士等や友達との会話を楽しめるようになります。そして、相手の話し方や話のおもしろさを味わいながら、自分も相手に伝わるように話したり、言葉を選んだりするようになっていきます。」(保育所保育指針 第3章保育の内容 1 保育のねらい及び内容 (2) 教育に関わるねらい及び保育 エ言葉(イ)内容 ⑥人の話を注意して聞き、相手に分かるように話す)

話すことももちろん大切です。その前提として、「保育士等が子どもの気持ちを汲み取り、丁寧に対応してゆく」ことが大切になってくるのでしょう。そのことによって子どもは自分の気持ちに気づき、それを言葉を使って伝える。言葉を介して相互に理解し合うことがわかってくるのでしょう。

友だちにおもちゃを取られ、悔しくて友だちをたたいてしまった子に、「謝りなさい」と無理矢理謝らせても、あまり意味がないように思います。「おもちゃを取られて悔しかったね。」とその子の気持ちを汲み取ってあげる。それを言葉にして表してあげることで、その子は「これが悔しいってことか…」と自分の気持ち、感情に気がつくことができるのです。自分の気持ちや感情がわかるようになることで、相手の気持ちを汲み取り、自分の気持ちを調整し、相手にわかりやすいように言葉を選んで、自分の気持ちを伝えることができるようになるのだと思います。

私たち保育者に必要なのは、「謝る」事を教え込むのではなく、その子の気持ちにより添い共感してあげることなのだと思います。

雪情報

2013/02/25

2013年2月25日(月)道路・雪情報

積雪量:2〜3センチ

雪が少し積もっています。
雪が積もっていないところでも凍結しているかもしれませんので、
十分注意してください。

       修養道場前

       鞍馬街道

発達から見た「話し合うこと」〜言葉(聞く)〜

2013/02/24

当然のことながら、話し合うことは「言葉」を通して行われます。「言葉」について、保育のねらい及び内容には次のように記されています。

言葉
経験したことや考えたことなどを自分なりの言葉で表現し、相手の話す言葉を聞こうとする意欲や態度を育て、言葉に対する感覚や言葉で表現する力を養う。

ねらい
①自分の気持ちを言葉で表現する楽しさを味わう。
②人の言葉や話などをよく聞き、自分の経験したことや考えたことを話し、伝え合う喜びを味わう。

内容
内容には12の項目がありますが、相手と意見を交換するという観点からみると次の項目が大切かと思います。

⑥人の話を注意して聞き、相手に分かるように話す。

まず、「人の話を注意して聞き」とあります。ついつい自分の想いだけを伝えようとしがちですが、「注意して聞く」ことが大切なようです。

解説には次のようにあります。

人の話を聞く態度を習得していくことは、たいへん重要です。人の話を聞き、その言葉を通して相手の気持ちや考えを理解することは、様々な場面で聞く経験を重ねることにより体得されていきます。それは、乳児期からの積み重ねであり、人への親しみの気持ちや相手への興味や関心が、聞くことを促していきます。そして、言葉によるイメージを持つことができるようになることで、人の話に共感したり、話の内容を理解することができるようになります。また、自分の話を十分に聞いてもらえることが、人の話を聞くこと につながっていきます。

先ずは受けとめてもらって、聞いてもらえるからこそ誰かの話を聞くことができるようになるのですね。しかし、大人になるにつれてそれを忘れてしまうことが多くなるのか、人の話を注意して聞くことをせずに、自分の主張を相手に押し付けようとしてしまうことがあります。特に気をつけたいものです。

発達から見た「話し合うこと」〜人間関係〜

2013/02/23

保育所保育指針の保育の内容は「ねらい」と「内容」で構成されていてます。

保育士等が、「ねらい」及び「内容」を具体的に把握するための視点として、「養護に関わるねらい及び内容」と「教育に関わるねらい及び内容」との両面から示してているが、実際の保育においては、養護と教育が一体となって展開されることに留意することが必要である。(保育所保育指針第3章保育の内容)

とされています。

一方、幼稚園教育要領には保育所保育指針の「養護」にあたる具体的な記述は見当たりませんが、「幼児は安定した情緒の下で自己を十分に発揮することにより発達に必要な体験を得ていくものである」(第1章第1節幼稚園教育の基本)と記されています。

教育は「、子どもが健やかに成長し、その活動がより豊かに展開されるための発達の援助」(保育指針)で、5つの領域で構成されます。この領域は、「健康」「人間関係」「環境」「言葉」及び「表現」ですが、これらは発達の側面であり国語や算数のような科目ではありません。子どもの発達は全ての要素が含まれているのです。

この5領域並びに「生命の保持」及び「情緒の安定」に関わる保育の内容は、子どもの生活や遊びを通して相互に関連を持ちながら、総合的に展開されるものである。(保育指針)

各領域に示すねらいは,幼稚園における生活の全体を通じ,幼児が様々な体験を積み重ねる中で相互に関連をもちながら次第に達成に向かうものであること,内容は,幼児が環境にかかわって展開する具体的な活動を通して総合的に指導されるものであることに留意しなければならない。(幼稚園教育要領)

とあります。

それでは、5領域のなかから「子どもたちが話し合う」ということに特に関係が深そうな部分を敢えて取り上げてみます。

領域(人間関係)
他の人々と親しみ、支え合って生活するために、自立心を育て、人と関わる力を養う。

内容
⑥自分の思ったことを相手に伝え、相手の思っていることに気付く。

子どもは、自己主張し合うなかから、自己抑制することを少しずつ体得していくのです。 子どもは共に遊んだり、生活したりする中で、相手の気持ちを理解するだけでなく、相手に分かるように話すにはどうすればよいかを考えていきます。(解説)

自己主張をしたり、自己抑制したり、相手の気持ちを理解しようとしたり、自分の気持ちを伝えようと工夫したり、話し合っている5歳児の子どもたちの会話からは、そういう心の動きが感じられました。

発達から見た「話し合うこと」〜ねらいと内容〜

2013/02/23

保育所保育指針第2章には子どもの発達の特性や発達過程が示されていました。

第3章は「保育の内容」となっていて、「ねらい」と「内容」に分かれています。
「ねらい」には子どもの安定した生活と充実した活動のために保育士が行わなければならないこと、子どもが身につけるべき心情、意欲、態度などが示されています。

「内容」は、「ねらい」を達成するために、子どもの生活や状況に応じて保育士が適切に行うこと、保育士が援助して子どもが環境に関わって経験することが示されています。

そして、この「ねらい」と「内容」は「養護に関わるねらいと内容」「教育に関わるねらいと内容」の両面から示されています。実際の保育では、養護と教育が一体となって展開されるのであり、別々のものではありません。養護は、「生命の保持」と、「情緒の安定」と言われていますが、生命に危険がなく、情緒が安定することなしには、教育はあり得ません。教育というと学校教育をイメージしがちですが、ここでいう教育とは「子どもが健やかに成長し、その活動がより豊かに展開されるための発達の援助」のことをいいます。

養護は0・1・2歳児で教育は3・4・5歳児というとらえることがありますが、0歳でも教育は必要ですし、6歳でも養護は必要です。

そして、この教育は「健康」、「人間関係」、「環境」、「言葉」及び「表現」の5領域から構成される。と保育所保育指針には書いてあります。

幼稚園教育要領を見てみると、

この章に示すねらいは,幼稚園修了までに育つことが期待される生きる力の基礎となる心情,意欲,態度などであり,内容は,ねらいを達成するために指導する事項である。これらを幼児の発達の側面から,心身の健康に関する領域「健康」,人とのかかわりに関する領域「人間関係」,身近な環境とのかかわりに関する領域「環境」,言葉の獲得に関する領域「言葉」及び感性と表現に関する領域「表現」としてまとめ,示したものである。(幼稚園教育要領 第2章ねらい及び内容)

健   康 : 心身の健康に関する領域
人間関係 : 人とのかかわりに関する領域
環   境 : 身近な環境とのかかわりに関する領域
言   葉 : 言葉の獲得に関する領域
表   現 : 感性と表現に関する領域

いわゆる5領域ですが、学校の国語、算数、理科、社会などの科目のようにとらえられがちですが、そうではなく、幼稚園教育要領にもあるように指導事項を子どもの発達の側面からとらえたものと定義されています。

幼稚園教育における領域は,それぞれが独立した授業として展開される小学校の教科とは異なるので,領域別に教育課程を編成したり,特定の活動と結び付けて指導したりするなどの取扱いをしないようにしなければならない。(幼稚園教育要領 第2章ねらい及び内容)

と記されています。領域は発達をとらえるための窓だともいわれます。子どもの発達を様々な角度から見て、今、この子に必要なことは何かを見つめたいと思います。

発達から見た「話し合うこと」〜おおむね6歳〜

2013/02/21

5歳児たちは、この時期ほとんどの子が満6歳になっています。そう考えると「5歳児クラス」という区切りは何か変ですよね。先日、内科検診がありました。子どもたちが診察していただく際に保育士がお医者様に「5歳児です」というと、子どもは「ちがうで6歳やで!」といいます。「○○歳児クラス」という大人が勝手に決めた枠組みは「おかしいんちゃうん?」と子どもに言われているように思いました。私たち大人が子どもだからわからないだろうけど、5歳児なんだから5歳児なの。なんて思い込まず、「ぼくはぼく、わたしはわたしだよ。一人ひとりちがうし、ひとり一人をちゃんとみてよ。」という子どもたちの声にしっかりと耳を傾け、できるだけ固定概念に縛られないようにして、子どもひとり一人を見て行けると良いと思います。

保育所保育指針の子どもの発達を示した発達過程に「おおむね6歳」という項目があるので、話し合うなど、みんなで力を合わせて行うといったことに関する部分を見てみます。

仲間の意思を大切にしようとし、役割の分担が生まれるような協同遊びやごっこ遊びを行い、満足するまで取り組もうとする。様々な知識や経験を生かし、創意工夫を重ね、遊びを発展させる(保育所保育指針第2章子どもの発達 2発達過程(8)おおむね6歳)

相手の心に思いを馳せ、何を思っているのか互いに考え合い、想いを伝え受けとめるからこそ役割分担する事ができるのでしょう。言葉で表すと複雑ですが、普通に育てば、子どもたちは自然にそれができるのです。

友達の主張に耳を傾け、共感したり意見を言い合うこととともに、自分の主張を一歩譲って仲間と協調したり、意見を調整しながら仲間の中で合意を得ていくといった経験も重要となります。 【自主と協調の態度】 (解説)

自分自身の内面への思考が進み、自意識が高まるとともに、自分とは異なる身近な人の存在や、それぞれの人の特性や持ち味などに気付いていきます。【思考力と自立心の高まり】 (解説)

自意識の高まりとともに、自分の存在、他の人の存在どちらも大切だということがわかってくる。友だちの意見を受けとめ、共感し、意見を言い合う、その中で自分を主張するだけでなく一歩譲って協調したり意見を調整できるようになるのです。

まさに話し合いをしていた子どもたちの姿だったと思います。たどたどしかったり、ぶつかる部分ももちろんありますが、受けとめること共感すること、自分の意見も主張するが譲るところは譲る。社会の一員となる上で大切な能力をこの頃に身につけてゆくのですから、そこが伸ばせるよう、ひとり一人丁寧に関わりたいと思います。

雪情報

2013/02/21

2013年2月21日(木)道路・雪情報

積雪量:2〜3センチ

雪が少し積もっています。
雪が積もっていないところでも凍結しているかもしれませんので、
十分注意してください。

       鞍馬街道

     修養道場前 除雪済

作品展

2013/02/21

一年間色々とこども達が作った作品を飾り、皆さんに見てもらう作品展がうちの園でもこの間ありました。

私は今年は飾り付けを主にさせてもらったのですが、作品、絵画、一年間通して見るとこの一年間の様子がよくわかります。

色々な思いも詰まっているので、それらがよくわかるようにと思いながら飾りましたがどうだったのでしょうか・・・。

楽しんでもらえてたら嬉しいです。

発達から見た「話し合うこと」〜おおむね5歳〜

2013/02/20

5歳児たちがみんなで話し合って、ひとつのことを決めていました。「話し合う」ということに直接関係しそうな事項を、保育所保育指針の文言から拾ってみましょう。

まず、発達の姿です。指針には「おおむね6か月未満 」から「おおむね6歳」まで発達過程を8つの区分で示しています。この区分は、「同年齢の子どもの均一的な発達の基準ではなく、一人一人の子どもの発達過程としてとらえるべきものである。」とあるように、おおむね3歳のところに書いてあることが3歳になっているのにできないからダメ!という評価の基準ではなく、子どもが育ってゆく道筋が示されているということです。

「おおむね5歳」の発達過程から、「話し合う」ことに直接関係しそうな部分を抜き出してみます。

「自分なりに考えて判断したり、批判する力が生まれ、けんかを自分たちで解決しようとするなど、お互いに相手を許したり、異なる思いや考えを認めたりといった社会生活に必要な基本的な力を身に付けていく。」(第2章 子どもの発達 2発達過程 (7)おおむね5歳 本文)

「異なる思いや考えを認めたりといった社会生活に必要な基本的な力」を幼児期にはつけているはずなのに、大人になっているにもかかわらず、違った意見が認められなかったり、自分の意見だけを押し通そうとしている事があるのではないかと、自らをふり返ってみて、少し恥ずかしくなりました。

おおむね5歳の発達過程についての解説には次のようにあります。

「集団活動の中で、言葉による伝達や対話の必要性が増大し、仲間との話し合いを繰り返しながら自分の思いや考えを伝える力や相手の話を聞く力を身に付けていきます。主張のぶつかり合いやけんかが起きても、すぐに大人に頼らず、自分たちで解決しようとする姿が見られるようになります。」【目的のある集団活動】(解説)

大人の指示や命令など干渉する事が多すぎると、「自分たちで解決しようとする」発達を阻害することになります。5歳児たちが話し合っていたとき、担任は真横で見たり、自分も話し合いに入るようなことはせず、少し離れた机で自分の仕事をしていました。一見子どもだけ放置して、自分の仕事をしているかのように見えますが、実は、自分はここにいるからねと子どもに示して、子どもたちがどうしようもなくなって「助けて」と行った時には力を貸せるように待機していたのです。ですから耳はしっかりと子どもたちの会話に向けられています。

「自ら考えながら、自分の気持ちを分かりやすく表現したり、相手の気持ちを聞く力が育つことを通して、子どもは、次第に相手を許したり認めたりする社会生活に必要な基本的な力を身に付けるようになります。」【思考力の芽生え】 (解説)

お互いに認め合うこと、受けとめ合うことの大切さをこの時期に学び、そこを伸ばして大人になってゆくはずです。この観点から自分を見つめ直したいと思います。

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