shigaraki (鞍馬山保育園 の投稿者) - 70ページ目 (186ページ中)

心残り

2014/01/07

子どもたちを見守ってくださっている玉杉大黒天の大きな杉の木。別の倒木によって傷ついても、力強く立っていた木でしたが、昨年12月初めごろから傾きが気になり出しました。以前から少し傾いていたのですが、傾きが大きくなったように感じてならなかったのです。それも、前は少し横に向いていた傷口が正面の方を向いてきたようなので幹がねじれながら、傾いていっていたようです。お寺の皆さんも心配されていたようですが、参拝者からも心配の投書があったそうです。

最初はずいぶん傾いたなーと思った程度でしたが、日が経つにつれ傾きが強くなってゆくのです。危険なので、大きな木を切ることを専門に行っていらっしゃる方に相談したら、このまま放っておいたら倒れてしまうので、切るしかないとアドバイスしてくださったそうです。

しかし、なんと言ってもご神木です。私も、好きな木なので伐採されてしまうのは、心が痛みました。お寺の皆さんもそう考えたようで、たとえダメでもベストを尽くして助けることを考えることなく、安易に伐採してしまうのはご神木に申し訳ないという気持ちを持った人が多かったようで、わらにもすがる思いで、近くにいらっしゃる樹木医の方に診ていただきました。樹木医の方は、幹の上の方を見て、雷が入ったかもしれないとおっしゃったそうですが、結論は、「切ることをおすすめします。」でした。

いよいよ、12月28日と29日の2日間で切ることが決まりました。28日にはお寺で行われるお餅つきに全園児で参加する予定でしたが、伐木のために道路が通行止めになるので、もちつきへの参加を取りやめたクラスもありました。そんなこともあってか、どうしようもないのはわかっているし、専門家の意見が「伐採」だとしても、最後に何とかならないものかという思いが頭から離れず、私はしばらく軽い気持ちにはなれませんでした。

見守られて

2014/01/06

当園はお寺の境内にあります。お寺の境内は山の中です。ですから、境内には動物、植物、昆虫、様々な生き物が生きています。そして私たちが最もよく目にするのが樹木です。樹木の種類もスギ、ヒノキ、マツ、トガ、ケヤキ、カゴノキ、カヤ、サクラ、カエデ・・・などなどたくさんありますし、小さな木から樹齢100年以上の木もたくさんあり、中には樹齢500年を超える木もあります。

古い大きな木の多くが杉の木で、ご神木として古くから多くの方が拝んでいらっしゃる木もあります。園から参道を少し登ったところにある、由岐神社の境内には樹齢800年といわれるものを含む3本ほどの杉の大木がありますし、由岐神社の少し上には、玉杉大黒天と呼ばれて信仰を集めている大きな杉の木があります。葉の先が玉のように巻いているから玉杉(たますぎ)と呼ばれているそうです。子どもたちは散歩の途中によく見上げています。

山頂付近の木の根道は子どもたちのお気に入りの場所の一つですが、この近くには大杉権現として信仰されている樹齢千年の杉の木があります。残念ながら昭和25年の台風で折れてしまい、根から10メートルほどを残すのみとなっていますが、お参りの方が絶えません。

もちろんご神木以外にも大きな木はたくさんありますが、子どもたちにとって身近なのは、由岐神社のご神木と、玉杉大黒天だと思います。そのうち玉杉大黒天の杉の木は、もともと、太い幹が二股に分かれた特徴のある杉の大木だったのですが、20年くらい前になるでしょうか、台風で他の大きな木が玉杉大黒天に倒れかかって、二股になったところから二つに裂けてしまったのでした。大きな傷を負ったにもかかわらず、その後もしっかりと立って、私たちを見守ってくださっていました。

子どもたちは、みんなに見守られて大きくなってゆきます。

試してみる 4

2014/01/05

昆布の味比べにはじまり、いろいろなことを実際に試して見ることがおもしろくなってきました。翌日になり、前日に作ったおすましが少し残っていたので、味見をしてみたら、どちらの昆布を使ったおすましも、味がまろやかになっていました。もちろん、一晩置いたものを子どもに提供することはありませんが、時間の経過も味に影響するのだと思いました。

試してみることは更に広がってゆきます。次には味噌汁で試してみるとどうなるのだろう?という疑問が湧いてきて、調理の先生が2種類の出汁昆布で味噌汁を作り比べていました。味噌汁になると、おすましでは気になっていた、新しい昆布(B)の味の主張がそれほど気にならなくなり、しっかりした味わいの味噌汁になりました。今まで使っていた昆布(A)の方はあっさりしたいしさ。といったところです。保育士の先生達にも試してもらったら、好みはいろいろでしたが、体が元気なときには昆布(B)を使った、しっかりした味が美味しいと感じるし、疲れているときには、昆布(A)を使ったあっさりした方がうれしいかもしれないといった意見もありました。とてもおもしろいと思います。

この実験?を通して昆布(A)も(B)も、使用目的や料理の種類によって使い分けるのが良いのではないかという結論にいたりました。

その素材がもっとも生きる調理方法や味付けは何か、素材のことをよく知り、活かせる方法を考えると良いのですね。当然といえば当然のことなのですが、小さことであっても、体験を通して実感することは価値のあることだと思います。

それぞれの食材について良く知り、この食材の良さを最も活かすことのできる場や調理方法はなにか?と心を使うことが大切なのでしょう。

ひとり1人違う人のことをよく考え、理解しようとしたうえで、その人の良さが最も輝く場所や仕事ってなんだろう?そんな風に考えられると良いのですが・・・

2種類の出汁昆布をきっかけに、試してみることをこんなに楽しめたのは、すぐに実行して形にしてくれた、調理の先生達のおかげです。

試してみる 3

2014/01/04

出汁昆布の味比べでおすましを作ったら、今まで使っていた昆布が全体的に味のバランスがとれていました。

新しい昆布(B)は単独では味がしっかりしていたものの、様々な味が混じるとバランスが悪くなってしまいました。自己主張が強すぎると、いろいろなものの味をバランスよく活かすことが難しくなるのでしょう。

人でも同じかもしれません。声が大きく自己主張の強い人が自分の意見をどんどん通そうとすると、良いアイデアを持っている人でも、発言でき無いままになってしまったり、発言しても、大きな声にかき消されてしまうことがあります。そうなると、全体としてはバランスが悪くなってしまいます。

出汁昆布(A)は、単独ではあまり目立たないのですが、他の食材の良いところを引き立てるように働くと、材料それぞれの良さが活かされて、全体としてはバランスのとれた味になりました。

これを人に当てはめると、「人の意見を聞く(聴く)」ということにつながるかもしれません。聞き上手はコミュニケーション上手だと聞いたことがありますが、人の話を素直に聴く、何か意味のあることなのだと思って聴く、ただ聞くのではなくて傾聴することがこれに当たるのかもしれません。みんなが大きな声で、言い合ってばかりでは、どこかバランスが悪くなってしまいそうです。昆布が「傾聴」することの大切さを教えてくれました。ちょっと飛躍しすぎですかね。

昆布一つとってもこれだけ奥が深いものなのだということに、不思議さとおもしろさを感じ、調理の先生たちと「いろいろなことを試してみるとおもしろいね。」ということになりました。

せっかくおすましを作ったので、子どもたちや保育士の先生たちの意見も聞いてみました。子どもたちはおすましの味見をしてそれぞれに自分の好きな方を教えてくれましたが、顕著な傾向があったわけではありません。保育士の先生達は、今まで使っていた昆布(A)が好きといった人が少し多かったかもしれません。

試してみるのって、わくわくします。

試してみる 2

2014/01/03

私の何気ない一言から、出汁昆布の味比べが始まりました。同じ量の昆布と水からひいた出汁を比べてみると、今まで使っていた昆布(A)より、新しい昆布(B)の方が味がしっかりしているように感じました。味比べを実際に行ってくれた先生も同じ意見でした。ところが、これだけではどちらにするか決めかねます。

迷っていると、調理の先生が「少し手を加えてみます。」と言うので私は自分の仕事に戻りました。しばらくして「さっきの出汁にだしじゃこや削り節などを加えてみました。」といって持って来てくれた2種類の出汁の味を比べてみました。他の食材が加わって少し複雑な味わいになりましたが、ここでもやはり今まで使っていた昆布(A)の出汁より新しい昆布(B)の出汁の方が味がしっかりしているというのか、濃い感じがしました。

またまた調理の先生から、実際に食べる状態に味付けをして食べ比べてみようと提案して、すぐにシンプルなおすましの味付けをしてくれました。これを食べ比べてみると、今までと少し違います。

これまで同様、新しい昆布(B)でつくったおすましは、相変わらず味がしっかりしていますが、今まで使っていた昆布(A)で作ったおすましがおいしく感じるのです。(A)は昆布の味が主張しすぎない分、他の食材の様々な味が感じられます。いろいろな味がバランス良く味わえるというとわかりやすいでしょうか。それに対して、新しい昆布(B)のおすましは、しっかりした味ではあるものの、昆布の味が立ちすぎていて、バランスが悪い感じがするのです。

ここまで試してみて不思議だと思いました。最初、昆布だけの時は、新しい昆布(B)の方が味がしっかりしていて、味わいがあると感じ、だしじゃこや削り節などを加えてからも、新しい昆布(B)の方が味がしっかりしていると思っていたのに、おすましとして仕上げると、前から使っていた昆布(A)が主張しすぎない分、全体のバランスがとれた結果的に「おいしい」味になったのでした。

試してみる 1

2014/01/02

ある日、調理を担当している先生から相談を受けました。食品を納入してくださっている業者さんから「今まで使っていた出汁昆布の収穫量が減少し納品が難しくなるので、ちがう種類のだし昆布を納品しても良いか。」との提案があったが、どうすれば良いのかという相談です。2種類の出汁昆布のどちらを使うのか決めてほしいということです。

そう聞かれて思いついたのは単純に両方の出汁昆布を比べてみることでした。他の条件を可能な限り同じにして二種類の出汁昆布を比べてみたいけれどどうしたら良いか、逆に調理担当の先生たずねてみました。2〜3日後には何か考えてくれるのかなと思いながら仕事をしていると、厨房に来てほしいというので、いっても見ると、「これを味見してみてください」と2つの器を手渡されました。早速、二種類の昆布で出汁をひいてみたというので、行動の早さに驚きながらも試してみました。

最初に試した昆布(仮に昆布Aと呼びます)は、口に入れるとほのかに昆布の香りがするくらいで、ごく薄い味しか感じませんでした。次に試した方(仮に昆布Bと呼びます)は、味も香りもしっかりしています。味にこくがあるというとわかりやすいでしょうか。「どちらが新しい方かわかりますか?」と聞かれ、正直言ってどっちがどっちなのかわかりませんでした。最初の方(A)はあまり味がしないけれども、後の方(B)はしっかりと味が出ていたように感じたと、率直な感想を伝えました。正解はAが今まで使っていた昆布でひいた出汁で、Bが新しい昆布だそうです。昆布が違うだけでこれだけ味が違うというのは驚きです。

昆布による味の違いはわかりましたが、どちらを使うと良いのか、決めるというのは結構難しい問題です。

笑

2014/01/01

新しい年が明けました。平成26年のはじまりです。日の出前でも気温は3度もあり、暖かな元旦になりました。朝のお天気は曇りがちで、初日の出を拝むのはちょっと難しかったのですが、昼前には晴れてきました。

元旦にお寺の床の間に掛かっていた掛け軸にあった一文字は「笑」でした。しかも、「笑」の漢字が笑っています。その「笑」を見て、「最近おなかを抱えて笑うようなことがあったかなぁ?」と考えてしまいました。

笑うことには、良いことがたくさんあります。笑うことで、血行が良くなりますし、ストレスも解消でき、笑った後は気持ちがスッキリします。病気の予防にも有効だとも言われています。

しかめっ面や暗い顔より、笑顔でいる方がまわりの人を楽しい気持ちにできますし、なにより自分自身が楽しく、穏やかな気持ちでいることができます。

昨年の自分をふり返って見ると、あまり笑っていなかったかもしれません。今年は少し意識して「笑う」ことをしてみようと思いました。声を出して笑わなくても笑顔を増やすだけでもよいと思います。

昨年は自分をふりかえることを意識してみようと、「今日はこれができたかな?」とふりかえりの基準となることばを考えてみました。①笑顔で明るくあいさつする ②すべてに感謝し「ありがとう」と言う ③相手の身になって考える ④悪口を言わない ⑤他人のせいにしない の5つです。ふりかえるたびに、「本当に自分はできていたのか?」がどんどんわからなくなってきました。例えば、「相手の身になって考える」でも、相手になることはできないので、相手の心にどれだけ寄り添うことができたのか?「悪口を言わない」というが、口に出して言わなくても心に思ってしまっていなかったか?と考えるとわからなくなってきます。

これらに「1日1度は笑う」なんていうのを加えてみようと思います。自分にとって良いことも悪いことも全て超えて「どんなときでも笑う」ことができると嬉しいだろうなと思います。そのためには、やってくるいろいろなことを「笑」にすると良いのでしょうが、難しいかもしれません。逆にとにかく笑っちゃえば、「笑」になってゆくかもしれません。

お正月からいろいろ考えていたら、ややこしくなってきました。あまりごちゃごちゃ考えない方が良いのかもしれません。難しく考え込んだ顔で笑う事なんてできませんものね。

冬休み 3

2013/12/31

冬休みに入った小学生達が毎日やってきて、楽しく活動しています。注連飾りづくりの他に迎春にちなんだ活動として、おもちつきに参加しました。お寺では毎年12月28日にお正月用のお餅をついてお供えします。その時に当園の園児達も参加して、おもちをついたり、まるめたり、味わったりさせていただいています。

餅米を蒸したものを臼に入れて杵でついてゆくうちにおもちになってゆくのを見るのもおもしろいですし、蒸し上がった餅米から立ち上る湯気と甘い香りを楽しむこともできます。子ども用の杵でお餅をつくと力加減やその感触も感じることもできます。つき上がったお餅を小さくちぎってまるめる時には、おもちのやわらかさやあたたかさ、香りも感じます。甘い香りに、思わず口に入れたらほんのり甘いお米の味が口いっぱいに広がります。五感をフルに使ってお餅を体験する機会です。20名近くの小学生もこのもちつきに参加しておもちつきを楽しんでいました。

小学生のためのお楽しみイベント、もう一つは、映画鑑賞会です。夏と同様、用意された3本の映画の中から自分の見たい1本を選び、みんなで話し合ってどれを見るのか決めます。鑑賞会の数日前からスタッフ手作りの3種類の映画のビラが貼り出されますが、このビラには映画のタイトルがありません。子どもたちは紹介文を読みながらどんな映画なのかを想像して、自分の見たいものを決めなくてはならないのです。難しそうですが、子どもたちは紹介文を読んで、「なんの映画かな」と話し合っていました。きっとこの映画だと想像をつけて、自分の見たい映画を選びますが、当然違う映画を選ぶ子もいます。そこで、同じ映画を見たい子どもたちがチームを作って、なぜその映画を見たいのか、どこがおもしろそうなのかをプレゼンテーションして、同じ映画をみたい仲間を増やします。しかし、プレゼンテーションの時に自分がこれだと思った映画のタイトルを言わないことになっているので、プレゼンもかなり難しいと思います。

夏は子どもも大人も慣れていなかったのですが、今回、子どもたちは2分という制限時間をうまく使って、とてもしっかりとプレゼンしていました。卒園児の女の子が1分足らずの短い時間ながら、とても理路整然と丁寧な口調で、はっきりとわかりやすく話していたのには驚きました。私のイメージの中では、園児だった頃の彼女は、内気であまり人前で話をする子ではなかったからです。その子がとても堂々と話している姿に心を動かされました。結局その子がプレゼンした映画は選ばれませんでしたが、プレゼンはとてもステキでした。別の映画をプレゼンをした男の子も、緊張しながらもとても詳しく、わかりやすく伝えてくれました。しかも、タイトルはもちろん、登場人物の名前やその作品と特定できることばを使わずにです。

コミュニケーション能力というと、プレゼンのように伝えること、話す事が重要視されがちです。しかし、もっと大切なのは聞く能力だと言われています。人の話を耳を傾け心を傾けて聞く力が必要なのです。子どもたちは、みんなプレゼンしている子の話をしっかりと聞いている様子でした。

学童保育に来ている子どもたちの冬休みの活動は、興味深いことばかりでした。

     プレゼン中です

冬休み 2

2013/12/30

強い寒気がやってきて、27日、28日は雪になりました。積雪量はそれほど多くはありませんが、気温が低い状態が続いているので、なかなか雪がとけません。日が落ちると気温はすぐに氷点下になります。今までが少し暖かかっただけに、余計に寒く感じます。お正月は少し暖かくなると良いのですが。

   注連飾りを作る子どもたち

冬休みに学童保育に来ている子どもたちの様子をお伝えしています。クリスマスケーキ作りの次は、お正月に向けての注連飾りづくりです。毎日同じメンバーが集まるわけではないので、余裕を持って3日間の日程で行いました。子どもたちも楽しみにしていましたし、保護者にも子どもたちが作る注連飾りを楽しみにしていらっしゃいます。地域のボランティアの方にお願いして、作り方を教えていただきました。最初は、わらの不要な部分を取り除いて、わらをうつことから始めるので時間がかかります。そして、数種類の注連飾りのなかから自分の作りたい形を選んで、教えてもらいながら作ってゆきます。太い縄状につくる種類などはかなり難しいと思いますが、みんな一所懸命に取り組んでいました。子どもたちは、今日はどんな活動なのか、予定表で見て参加しているので、基本的には自分のやりたいと思うことがある日に来ている子が多いので、みんな意欲を持って向き合っているのだと思います。

注連縄は、神聖な場所を表す結界で、家は年神様を迎える神聖な場所であることを示すために年の初めに玄関に飾ります。秋に収穫した新しいわらで作り、縁起物の紙垂、裏白、橙、ゆずり葉などを飾ります。紙垂は稲妻の形をしていて邪悪なものを払うとか、稲穂が垂れた姿をあらわすといわれ、裏白は白髪になるまで長生きするとか裏が白いので裏表のない清らかな心をあらわすといわれます。また、橙は、果実が熟しても木から落ちないことから家が代々繁栄するようにという意味があり、ゆずりはも新芽が出てから古い葉が落ちるので、親が子を育てて家が代々続いてゆくようにという意味があるようです。

私が様子を見に行くと、それぞれにできあがった注連飾りを見せてくれました。家族にも見せて、家族の会話の話題になれば嬉しいですし、子どもたちの手作りの注連飾りを飾って年神様を迎え、すばらしいお正月にしていただければと願います。

冬休み 1

2013/12/29

小学校が冬休みになって、学童保育にたくさんの小学生たちがやってきました。普段の土曜日は10人くらいですが、冬休み中は多いときで20名近くの子どもたちがやってきて楽しい時を過ごしました。子どもたちが自由にのんびりと過ごすのが基本ですが、今年の冬休みは、昨年の経験から様々な企画が盛りだくさんでした。先ずはクリスマス会、「みんなでクリスマスケーキをつくろう!」という企画でした。冬至も近いので、カボチャケーキにしようというアイデアをスタッフが出し、試作をしてくれました。

オーブンがないので、あまり本格的なことはできないのですが、ホットケーキミックスを使って、炊飯器で焼くという方法があるようで、それに挑戦していました。私は詳しいレシピは知らないのですが、カボチャとタマゴをたっぷりと使うことで、とてもリッチな味に仕上がっていました。子どもたちが作っているところには参加できませんでしたが、炊飯器に入れて焼き始めるところと、焼き上がって食べるところには居合わせたので、「園長先生は食べるときになるとやってくる。」と子どもたちにひやかされました。
食べるときには、切り分けたケーキにフルーツ、ホイップクリーム、チョコレートなどをトッピングして、思い思いの飾り付けをしてから食べていました。ホイップクリームがリッチなケーキの味をまろやかにしてくれて、とてもおいしくできていました。

後でスタッフから聞いたのですが、カボチャが嫌いだった子が、とてもおいしく食べられたようで、家でも作りたいのでレシピを教えてほしいと言っていたそうです。これをきっかけにカボチャが食べられるようになると良いなと思いましたし、家で作って家族と一緒に食べようと思ってくれていることが嬉しいと思います。他にレシピがほしい子はいないかと尋ねてみたら、参加者全員がほしいと言ったので、配布したそうです。

冬至にカボチャを食べると、風邪をひかないなどと言われますが、野菜の少ない冬にカロチンやビタミンの多く含まれるかぼちゃを食べ、風邪などへの抵抗力をつけるという意味があるようです。なぜ、冬至にカボチャを食べるのかという、子どもの疑問から、子どもたちとそれを調べてゆくうちに、どうやらクリスマスも元々は冬至と関係があるらしいことがわかったそうです。

いろいろな意味で美味しいクリスマスケーキ作りになりました。スタッフの企画力と子どもの疑問をうまく拾って形にしてくれたおかげです。

とても美味しくできたカボチャのケーキ

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