園のこだわり

心残り

2014年1月7日

子どもたちを見守ってくださっている玉杉大黒天の大きな杉の木。別の倒木によって傷ついても、力強く立っていた木でしたが、昨年12月初めごろから傾きが気になり出しました。以前から少し傾いていたのですが、傾きが大きくなったように感じてならなかったのです。それも、前は少し横に向いていた傷口が正面の方を向いてきたようなので幹がねじれながら、傾いていっていたようです。お寺の皆さんも心配されていたようですが、参拝者からも心配の投書があったそうです。

最初はずいぶん傾いたなーと思った程度でしたが、日が経つにつれ傾きが強くなってゆくのです。危険なので、大きな木を切ることを専門に行っていらっしゃる方に相談したら、このまま放っておいたら倒れてしまうので、切るしかないとアドバイスしてくださったそうです。

しかし、なんと言ってもご神木です。私も、好きな木なので伐採されてしまうのは、心が痛みました。お寺の皆さんもそう考えたようで、たとえダメでもベストを尽くして助けることを考えることなく、安易に伐採してしまうのはご神木に申し訳ないという気持ちを持った人が多かったようで、わらにもすがる思いで、近くにいらっしゃる樹木医の方に診ていただきました。樹木医の方は、幹の上の方を見て、雷が入ったかもしれないとおっしゃったそうですが、結論は、「切ることをおすすめします。」でした。

いよいよ、12月28日と29日の2日間で切ることが決まりました。28日にはお寺で行われるお餅つきに全園児で参加する予定でしたが、伐木のために道路が通行止めになるので、もちつきへの参加を取りやめたクラスもありました。そんなこともあってか、どうしようもないのはわかっているし、専門家の意見が「伐採」だとしても、最後に何とかならないものかという思いが頭から離れず、私はしばらく軽い気持ちにはなれませんでした。

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