shigaraki (鞍馬山保育園 の投稿者) - 71ページ目 (186ページ中)

クリスマスプレゼント

2013/12/28

子どもたちが家にサンタクロースが来た話をたくさん聞かせてくれましたが、当園にもサンタクロースがやってきます。当園に来るサンタクロースは少々あわてんぼうで、クリスマスの少し前にやってきて、子どもたちとクリスマスソングを歌う、子どもの質問に答えるなど楽しい時間をプレゼントしてくれます。そして、お菓子の入った小さなブーツも忘れてはいません。子どもたちは1人ずつサンタクロースの前に進み「メーリークリスマス」「ありがとう」などといって嬉しそうにプレゼントを受け取っています。今年は0歳児や1歳児の子どもたちも少々緊張していたものの、泣いてしまうことなくプレゼントをもらっていました。

幼児クラスに歩くことが苦手な子がいます。最近ではもう少しで介助なしで歩くことが出来そうだったのですが、自ら一歩を踏み出すことができずにいる様子でした。ところがサンタクロースが来た日、サンタからプレゼントをもらう順番が回ってきたら、自分でスッと立ち上がってスタスタとサンタの前に歩いて行ったのです。あまりにも自然だったので最初は気づかないくらいでしたが、すぐに驚きから大きな喜びへと私の心は動きました。その場に居合わせた職員ひとり1人のうれしさはことばでは表せないものだっただろうと思います。何よりも本人が一番嬉しく、心の中に自信が生まれたのではないかと思います。その子は今では走るのも速くなりましたし、笑顔も増えていろいろなことに意欲的に取り組むようになったと感じています。

この大きな喜びを通して、やはり子どもの心の中に生まれる「やりたい!」という意欲がとっても大切だということを思い直しました。いくら、ああでもないこうでもないと言い聞かせたり、叱ったりしてやらせても本当にその子が「やろう!」「やりたい!」という意識、意欲を持たないことには、本当の意味でいろいろなことができるわけではないと思います。大人に動かされてやっても、やらされても、それはその子のものにはならないのです。ですから、保育って子どもを操ることではないのです。おとなの言うとおりに動く「よい子」を育てることが目的ではないからです。子どもが自らの人生を積極的に幸せに生き、より良い社会の実現に貢献する。そのことが本人の幸せである。そういう人に育ってもらうことが目的だからです。子どもの意欲を高めるためにも、子ども主体の保育を進める必要があることを感じました。

サンタクロースのくれた大きな大きなクリスマスプレゼントでした。

雪情報

2013/12/28

2013年12月28日(土)道路・雪情報

積雪量:うっすら

積雪量は少ないのですが、鞍馬街道は路面が凍結しているところがあると思われますので、十分に注意してください。
修養道場前は凍結防止剤の散布により凍結はなくなりました。
園の近くの階段なども積雪はありませんが、ところどころ凍結しています。気をつけてください。

      修養道場前

       鞍馬街道

楽しみ力

2013/12/27

今年のクリスマスは終わってしまいましたが、子どもたちにクリスマスってなんの日?と聞くと「サンタさんからプレゼントをもらう日!」ほとんどの子がそう答えます。その中で、年長の女の子に、「誰かの誕生日なんやけど、誰やったかなー?」「あっ!キリスト様やったわ!」と言っている子がいました。前に話したことを覚えていてくれたのかもしれません。

クリスマスの日、子どもたちはサンタクロースからもらったプレゼントの話で持ちきりでした。やっぱり子どもたちには、クリスマスと言えばサンタクロースなんですね。子どもたちの家ではサンタがいろいろな登場の仕方をしたそうです。窓を開けてプレゼントを投げ込んでいったサンタクロース、よほど慌てていたようで赤い帽子が少し見えただけで、行ってしまったそうです。ママがサンタクロースを見たといっている子もいました。♪ I sow my mammy kissing Santa Claus ♪といった感じでしょうか。子どもだけではなく、お父さんにもお母さんにもプレゼントがあったご家庭もありました。サンタクロースも家によって訪れ方をいろいろと変えているようですね。子どもも大人もとっても楽しんでいらっしゃるご家庭の様子が感じられて嬉しくなりました。

いろいろなことをするときに「遊び心」ってとても大切だと思います。ことばを変えれば、楽しむということです。一つのことをやるにしても、「どうすれば楽しめるかな?」「こんなことしたら、子どもたちが興味を持つかな。」「きっと、子どもたちが驚くだろうなー!」なんて考えながらやれば、わくわくしてきます。少しくらい手間のかかることでもその手間が苦にならず楽しみになります。そして楽しく取り組むことができれば、良いことがたくさん生まれてきます。嫌々取り組んでもできることはできますが、あまり良いことになるようには思えません。いろいろなことを楽しむ力、楽しみに変える心の力、「楽しみ力」といってもいいかもしれません。これがあるとないとでは、その人の幸せ度も違ってきます。私たちは感情をもっていて、この感情というフィルターを通してものごとをとらえていますし、感情と共にいろいろなことを行っています。ものごとをとらえるときでも行うときでも、うれしさや楽しさ、ありがたさといった感情とともに行った方が、怒りや憎しみ悲しみ不平不満といった感情とともに行うよりずっと良いと思います。そういった感情がその場を雰囲気を作るからです。一人の懐く感情が波のように広がってゆくのかもしれません。ですから、いつもうれしさや楽しさ、ありがたさという波を出していたいと思います。

しかし、うれしさ楽しさとはいっても、あまりそればかりにとらわれるのも良くないかもしれません。できれば淡々と自分の感情が今どうなっているのか、しっかりと向き合って、うれしさや楽しさにも怒りや悲しみにも大きく振れすぎないように、感情にとらわれて流されてしまわないようにするのが良いのかもしれません。

道具作り

2013/12/27

発表会に向けて、色々な取り組みをしてきました。その中の道具作り。子どもたちが使うものはなるべく子どもたちと一緒に作り、イメージを膨らませたり、なりきり遊びが深まったり、していきたいと考えていました。動物になるので、お面は耳や目にする事にし、自分で形にハサミで切って色を塗り、のりで貼って完成!色は一緒にやる友だちと相談して決めてもらいました。ハサミを使うし、一斉に作る事が出来るかなぁ、「切れへん!」とかなるかなぁと思っていましたが、そんな不安がすっとぶほど子どもたちは黙々と作ることに真剣!私はほとんど手伝う事なく進んでいきました。やはり、ハサミを使いにくそうにしている子、思い通りにいかず悩んでいる子、ハサミが得意でスラスラ切れている子、様々でした。でも、誰一人、「出来ひん」と諦めませんでした。周りの友だちを見て、自分もやろう!と頑張ったり、先に出来た友だちが教えてくれたり・・・。もちろん私も子どもたち同士の関係、子どものやりたい気持ちを大切にしながら声かけをしていきました。出来上がると大喜びでかぶって、なりきっていて、その日の給食の時はつけたまま食べていました。

こんな風に子どもたちがやりたい!と思って取り組める姿があり、子ども同士で教えあい、助け合い、出来るのはやっぱりいいなぁと思ったのと、いつもは出来ないと諦めていた男の子が諦めず作っていた姿に、とても嬉しく思いました。

ステンドグラス 7

2013/12/26

子どもたちが楽しんで作ったステンドグラスが鞍馬駅に飾られました。飾り付けは叡山電鉄の方が担当してくださいましたが、5歳児たちは飾り付けの様子を駅に見学に行ったようです。自分たちの作品が駅の天井からつり下げられるのを見て、嬉しかったことでしょう。45個近い作品を作りましたが、天井からつり下げると、それほどボリュームはありません。ひとり2つずつ作るか、作りたいという子どもは2つでも3つでも作ってもらえば良かったと思いました。

子どもたちはどう考えるのかわかりませんが、いつも乗り降りする駅だから、きれいにいしたいな!飾ってみたいな!という気持ちになってくれるといいのですが・・・そんなところから、こうやって飾るとおもしろい。こんな駅になるといいのにな。なんて思って、形に出来ると楽しそうです。

そうなるかならないかは、私(保育者)が子どもたちにどうやって提示するかにもよると思います。どうすれば子どもたちが自ら興味を持って、主体的に取り組みたくなるなるのかを考え、どんな環境を用意できるのかが大きな要素になって来ます。もちろんよく考えて、充分に環境を用意したとしても、子どもの興味が、保育者が思うように広がるとは限りません。そんなときには子どもの興味関心を優先し、それに沿った活動が展開できるように援助する必要があります。指導計画を立てて、計画通りに進めないといけないと思いがちですが、子どもの姿から始めて、それがどう展開するかを予測したり、子どもの心の声を聴きながら、臨機応変に対応してゆくことが大切になってくるのです。

今回は発表会の直前に取り組んだということもあり、充分に展開するには至っていませんが、少なくとも子どもたちはステンドグラス作りを楽しんでくれたと思います。まだまだできる事はありそうなので、取り組んでゆけると良いと思います。

ステンドグラス 6

2013/12/25

その子の興味と関心にぴったり合えば、逆に言うとその子の興味と関心、意欲を引き出す環境を用意すれば、その子は今持てる力を最大限に発揮するのだと思います。ステンドグラスの製作を通じて、特にそのことを感じました。ですから、3歳児だからこれ、4歳児だからといったいわゆるクラスだけで分けるのは適当ではないように思います。

保育所保育指針、第2章子どもの発達の2. 発達過程には、「子どもの発達過程は、おおむね次に示す8つの区分としてとらえられる。ただし、この区分は、同年齢の子どもの均一的な発達の基準ではなく、一人一人の子どもの発達過程としてとらえるべきものである。また、様々な条件により、子どもに発達上の課題や保育所の生活になじみにくいなどの状態が見られても、保育士等は、子ども自身の力を十分に認め、一人一人の発達過程や心身の状態に応じた適切な援助及び環境構成を行うことが重要である。」とあり、(1)おおむね6か月未満 (2)おおむね6か月から1歳3か月未満 (3)おおむね1歳3か月から2歳未満 (4)おおむね2歳 (5)おおむね3歳 (6)おおむね4歳 (7)おおむね5歳 (8)おおむね6歳という発達過程が示されています。発達段階ではなく発達過程です。発達は連続しているので段階ではないのです。

指針の解説には「ただし、この区分は、同年齢の子どもの均一的な発達の基準ではありません。」とあります。おおむね3歳の項に書かれている発達が3歳になってできないから遅れているという基準として考えるのではないということが、書かれているのです。にもかかわらず、基準だと勘違いしてしまう人がいるそうです。4歳になってこんな事もできないと評価するものではないのです。「特に保育士は、子どもの発達の順序性や連続性を踏まえ、長期的な視野を持って見通し、子どもが、今、楽しんでしていることを共に喜び、それを繰り返しながら子どもの発達を援助することが大切です。 」ともあります。 思い込みにとらわれていないか、もう一度基本を踏まえた上で、自分自身をふりかえる必要がありそうです。

ステンドグラス 5

2013/12/24

子どもたちが、とても興味と意欲を持って取り組んでくれたステンドグラス作り、子どもたち思い思いの作品ができあがりました。少し特別なケアが必要な子もその子に合わせた方法で取り組めるように先生方が工夫して考えてくれたので、とても楽しんで作品を作っていたようです。ひとり1人がやりたいことをやりたい方法でできるように環境を整えてあげることが、最も大切なことです。私たちの仕事は、子どもたちがやりたいことをどうしたら実現することができるのか、どんな環境が必要か、どんな条件を整えると良いのか全力で考えてやってみることです。今回のステンドグラスのように同じことに取り組むのであれば、その中で選択肢を用意して、子どもが自分で選べるようにします。決して大人が用意した一つのことを全員に同じように一斉にやらせるのではありません。

そんなことをして子どもがやりたいことばかりやっていては、やらなくてはならないことをやらなくなってしまうのではないかと思ってしまいがちですが、決してそうではないと思います。やりたいことを思う存分できるからこそ、困難なことにも取り組めるのです。自分がやりたいことを成し遂げるためには、困難を乗り越える努力をします。そこで達成感や充実感を感じられる。そういう経験が多ければ多いほど、困難に立ち向かう力が培われるのだと思います。もちろん子どもに好き放題させると言っているのではありません。その子の発達を最大限保障するために、子どもが意欲的に取り組めるような方法を考えるのです。その際、何歳児という枠にとらわれすぎない方が良いのです。もちろん、年齢が高い方がいろいろなことはできますが、その子に合った環境さえ用意し、その子が興味を持ち意欲的に取り組むことができれば、30分以上も集中してステンドグラス作りに取り組んで、すばらし作品を作り上げた3歳児のように、年齢に関係なく力を発揮するのです。

MちゃんとSちゃんの関わり(1歳児クラス)

2013/12/24

MちゃんとSちゃんは、たんぽぽぐみ(0歳児)から保育園に来ています。園庭遊びの時、Mちゃんが転んで泣いていると、Sちゃんが側に来て手を差し伸べようとしてくれてました。でも、Mちゃんは先生に来て欲しかったのか、その日は「いや〜」と、振り払ったのでSちゃんが号泣。転んで泣いていたMちゃんは、その声をきいて泣くのをやめて起き上がって、号泣しているSちゃんと対面するように立ち、ごめんね〜と言わんばかりの顔で、じ〜と顔をのぞきこむように見たり泣いているSちゃんの後をずっと着いて行ったりしてました。少し離れたところから、そんな二人の様子を声をかけずに見ていたのですが、そんなMちゃんに気付いたのか、Sちゃんも泣きやみ、次の瞬間には、二人仲良く並んで歩いている姿がありました。子どもって先まで泣いていたかと思ったら次の瞬間には笑っていたり言葉をかわさなくても仲直りが出来たり、すごい力をもってるんだなぁ〜と思います。

ステンドグラス 4

2013/12/23

興味を持った子どもから順に取り組み始めたステンドグラス作りでしたが、友だちが楽しそうに作っている姿や、できあがった作品を見て、ぼくもやりたい、わたしもやりたいとやってみたくなった子がたくさんになりました。しかし、絵の具の数や場所の関係から一度にできるのは多くて4人から5人が限度です。ランチルームは昼食で使うので、昼食時には会場を2階に移し、昼食が終わったら、2階でお昼寝をするのでまたランチルームに移動するなど、何度も引っ越しをしながら、数人ずつ取り組みました。

年齢に関係なく、下絵を描いて丁寧に進めて行く子、画面にいろいろな色を大胆においてゆく子、同系色の水玉模様を作る子、幾何学模様に挑戦する子、「マヨネーズみたい!」と細く絞り出せるマヨネーズをかけているかのように描く子、本当にひとり1人違っていてその違いがとても興味深く、楽しい時間を子どもたちと過ごしました。

中でも3歳児の女の子が、画面を端から少しずつ埋めてゆくようにたっぷりとガラス絵の具をおいていたのには感心しました。違う色を重ねると色が混じってしまいますし、絵の具の層が厚くなると透明感が出にくくなるので、それを伝えようとしましたが、あまりにも真剣なその子の顔を見たら、ことばをかけられなくなりました。余計なことはいわない方が良いのです。1色置いたら、すき間ができないように丁寧に別の色を置いてゆきます。それには集中力がいりますし、手指の力加減やコントロールも難しいと思うのですが、その女の子は30分以上も時間をかけて、じっくりと取り組んでいました。見ているこちらが思わず息を止めてしまうくらいです。こんなにステキな子どもの顔が見られるのなら、もっと思う存分できるようにしてあげたくなりました。できあがったその子の作品は、いろいろな色が不思議な模様を描く海のようでもあり、意志を持った液体が何かを形作る過程のようにも見えます。私は心の中で「命の海」と名付けました。

その後も、いろいろな子が「やりたい!やりたい!」と集まってきて大人気です。一度やった子ももう一度やりたいといいます。月曜日からも引き続き行う事にしました。全員の作品ができたら、やりたい子が自由にできる場を設けられると良いのですが・・・

ステンドグラス 3

2013/12/22

   試しに作ってみました

この鞍馬駅を飾るステンドグラスプロジェクトの企画がやってきたのは発表会直前だったので、先生達はみんな忙しく、子どもたちと一緒にプロジェクトに取り組むのは私と主任の先生が担当することになりました。最初どうやって子どもたちに提示しようか、いろいろ考えましたが、クラスごとに一斉にやらせることだけはしないようにしました。どうすれば子どもたちが興味をもってくれるか、やってみたくなるのかと考えましたが、もっとも目立たず自然な方法でアプローチすることにしました。

             

     楽しく作れます

最初に始めたのが土曜日の朝だったので、登園している子どもの数も平日よりも少なめです。園庭で遊んでいる子どもたちを見ながらランチルームに机を出して道具や材料を用意し、試作したものを見本がわりに並べていたら、5歳児の女の子が3人くらい集まってきて「先生なにしてんの?」と聞くので「楽しいことしようかなーって思てんねん。」といいながら試作品を見せ「こんなん作ってみたい?」と尋ねると、「うん!やるやる!」と答えが返ってきました。その子達に何をするのかを説明し、難しいやり方と、あまり難しくないやり方、そして簡単なやり方があることと、それがどんなことなのかを説明した後に、子どもたちにどれをやりたいのか選んでもらいました。その子達は下絵を描いて輪郭を描き、最後に色を入れるという難しいやり方を選んで取り組んでいました。いつもはおしゃべりが大好きな子たちですが、おしゃべりもせず、真剣なまなざしで黙々と取り組んでいる姿が印象的でした。通りかかった何人かがそんな様子を見て「なにしてんの?」と興味をもってくれたので、「あとでやってみる?」と誘うとみんな「うん!」と嬉しそうに返事してくれました。

派手に始めるのも一つの方法ですが、地味にやっていても、子どもが見つけて興味を示してやってくるものです。今回は、3・4・5歳児全員が最低一つは作品を作りたいという大人の都合もあったので、みんなが興味を持ってくれるのか少し心配ではありましたが、だれかが楽しそうにやっている姿を見たり、ステキな作品を作っているのを見たりすると、やってみたくなるようです。

スクロール