2011年 12月

砂遊び

2011/12/19

さくらぐみ(2歳児)の子ども達は、泥遊び・砂遊びが大好きです!

お母さんたちには洗濯でご迷惑をお掛けしましたが、春も夏も秋もず~っと手や服を泥んこにして遊んできました。

そんなみんなにとって、園庭に砂場がやって来たことはとってもうれしい事で、砂場開きのお参りにも参加させてもらい早速砂遊び!園庭の砂や築山の砂はさくらぐみのみんなにとっては少し固く掘るのに時間がかかっていましたが、砂場の砂はやわらかくてみんなにも掘りやすく、カップにつめてプリンやトンネルの山も楽チンに作れます。

いっぱい遊んでいる証拠なのですが、砂場が出来てからは服に付いて部屋の中まで砂だらけになることがしばしば・・・おしりなどをパンパンする事を伝えながら砂遊びをいっぱい楽しんで行きたいと思います。

秋のフェスティバル

2011/12/18

    小学生の話を聞きます

12月はじめ、鞍馬小学校の子どもたちが、先生と一緒に当園にやってきました。12月15日に開催される「秋のフェスティバル」の招待状を持って来てくれたのです。当日、年長組の子どもたちが参加しました。1年生から4年生までがいろいろなお店やコーナーを作って迎えてくれます。おめんやさん、ストラックアウト、まとあて、おうどんやさん、どんぐりのこま作りコーナー、フロッタージュコーナー、クイズコーナー、もみじの種おとしコーナーです。それぞれ工夫が凝らしてあります。

おめんやさんは、画用紙を自分の好きな大きさや形に切って台紙を作り、秋の野山で小学生たちが集めた木の実や、枯れ葉、小枝など自然の素材を台紙に貼り付けてお面を作ります。

    お面を作る園児たち

おうどんやさんは小学生が、うどんやそばを作って売っていました。もちろんほんとうのうどんそばではありませんが、いとで麺を作ったり、松ぼっくりや木の実で具を表現したり、紙を細かく切ったものを容器に入れたきざみねぎや七味まで用意してありました。

フロッタージュは様々な落ち葉が用意してある中から葉っぱを選んで、色鉛筆で行います。

クイズコーナーは、2年生が調べた地域のことや実際に野菜を育てるなかで体験したことを問題として出題してくれました。体験を通して問題を作っているので、プチトマトの花は何色?ナスの実が夏季節はいつできるか?など、とてもリアリティーのある質問です。

    クイズに答えられるかな?

おもしろかったのが、もみじの種まわしです。もみじの種をステージの上から落としたときに、くるくると回って落ちると、作りたてのポップコーンが1つもらえます。このポップコーンアー小学生が育てたトウモロコシを使ってつくられています。プロペラのようなもみじの種ですが、おとし方によってはまっすぐすとんと落ちてしまいます。少し横に向けて落とすと種が入った部分を中心にプロペラのようにくるくると回りながら落ちるのですが、回転の方向はどうやって決まるのか不思議に思ったので、子どもに声をかけて一緒に何度か落として観察してみました。どうやら羽の部分がどちらを向いているかで回転方向が決まるようでした。

 

    おいしそうなポップコーン

園児たちはじっくりと時間をかけて各コーナーをとても楽しみながら巡っていました。帰りには、その場で焼いてもらったポップコーンをお土産にいただき、各自作ったお面やどんぐりごま、フロッタージュを大切に持って帰りました。

とても楽しい時間を過ごすことができました。鞍馬小学校の皆さんありがとうございました。

 

一緒に食べる

2011/12/17

食事を共にする「共食」の関係が家族の基本ですが、今では家庭でいろいろな人が共に食事をすることが大変難しくなってきています。核家族化で、家族の構成人数が少ないうえに、生活サイクルが異なるなどして、ますます大勢が一緒に食事をする機会が少なくなっています。大勢の家族が共に食事をするとき、赤ちゃんは大人のこともよく見ていますし、いろいろな人の間で交わされる会話を聞き、動作を見て学んでゆきますが、一番よく見て真似をするのが自分と発達の近い子どもです。ところが、少子化の現代では家庭に一緒に食事をする子どもがいなかったり、いてもとても少ないのです。お兄ちゃんお姉ちゃんがいれば、赤ちゃんはその姿を見て真似をします。お兄ちゃんお姉ちゃんは小さな子の面倒を見たり、教えたりします。子どもどうしの関わりの中で育ってゆくのです。

こんな時代だからこそ、子どもがたくさんいる保育園などが大切な役割を持ってきます。たくさんの子どもが一緒に食事をするとお互いにモデルになったり、真似をし合うことができるのです。例えば、食べたことのないものや、あまり好きではないものが、お皿にのっていたとします。大人に食べなさいと言われて口に入れられても、はき出してしまうか、食べたとしてもおいしいとは感じません。ところが、他の子がおいしそうに食べているところを見ていると「ちょっと食べてみようかな」という気持ちになります。そこで、少し口に入れてみると案外食べられる。少しでも食べられると嬉しいので、もう少し食べてみようかと思って、徐々に食べられるようになる。ということがあります。

苦い味や酸っぱい味も、周りの人がおいしそうに口にするのを見たり、おいしいと言っているのを聞いたりしているうちに、興味を持って口にしてみる。そして少しずつ食べられるようになってゆき、おいしいと感じるようになるのです。

そんな子どもどうしの関係性を大切にして、子どもどうしで育ち合える環境を作ってゆくことが保育園の大きな役割だと思います。

おやつ

2011/12/17

先日給食室でおやつを作っていたら、午後保育を終えた年長組さんが横一列に並び

じーっとおやつを作っているのを見ていました。

中には見に来ていない年長組さんに実況中継をしている子もいました。

あまりにもかわいくて、面白くて・・・・

自分が子どもの頃、母親が夕食の支度をしているのを横からじーっとみて母親の目を盗み

つまみ食いをよくしていたことを思い出しました。

共に食べる

2011/12/16

赤ちゃんは、いろいろな人と一緒に食事をすることで、いろいろなものが食べられるようになり、おいしいと感じるようになってきます。昔は大家族で、いろいろな人と食事をすることが普通だったのですが、現代は家族の構成人数が少ない上に、それぞれの生活サイクルが異なったりして、家族みんなで食事をすることが少なくなってきました。「個食」ということが言われ出したのが1990年代だそうです。そのころから家族がバラバラに食事をすることが問題視されていました。今では様々な「コショク」があり、「個食」は、家族が一緒に食卓を囲んでいてもそれぞれ自分の好きな物を食べるという意味になっているようです。他には、家族がいなくて、ひとりで食べる孤独な「孤食」、自分の好きな決まった物しか食べない「固食」、いつも食欲がなく、食べる量も少ない「小食」、ダイエットのために減らすこともあるそうです。パンなどの粉製品を主食として好んで食べる「粉食」、味の濃い物を好んで食べる「濃食」などです。食育と言われながらも、子どもの食を取り巻く状況はますます悪化しているようです。

いろいろな人と一緒に食卓を囲むことがいろいろな意味で大切でそれが家族のはずなのに、食から見る限り家族が家族ではなくなっています。そもそも家族って何でしょう。大昔、人間が狩猟生活をしていた頃、捕ってきた獲物を分け合って食べたのが家族の起源だと言われています。食物分配の単位というのが家族が成立した意味なのです。そう考えると食事を共にしない現代の状況は、本当に家族と言えるのでしょうか。また、人間を他の動物と区別するときに、火を使うこと、ことばを使うことなどがあげられます。食べることに関して言えば、上にあげたように共に食事をすること「共食」があり、もう一つは「料理をすること」です。住居を共にし、材料を料理をして一緒に食べるのが人間が家族でいることの大きな意味のひとつなのです。

家族がみんなで料理をして食卓を囲む、そんな基本的なことくらいはできる生活のあり方を、働き方を含めて考える必要があると思います。

ごっこあそび

2011/12/16

発表会にむけて、今まで遊んでいたごっこあそびを深めていった3歳児。毎日「やりたい!」
というほど大好きで、楽しみながら毎日練習していました。でもやはり当日はたくさんのお客様に、いつもより元気がなく顔も緊張気味・・・。いつも通りとはいきませんでしたが、こどもたちなりに頑張ってくれていました。そして月曜日、お昼寝前に3歳児だけで遊ぶ時間があり、橋などの大道具を出すと、ごっこあそびが始まりしました!それぞれ自分がした役もしますが、他の役にも挑戦!始めは恥ずかしそうに他の役をやってましたがすぐに本領発揮!お友達からお面や衣装を借りてなりきって遊んでいて、セリフも完ぺき!(保育士が言うナレーションの部分も言えるんです!)印象的な場面は何度もそこだけを繰り返しやっていて見ていて面白く、もう寝る時間なんやけど・・・もう少し・・・。としばらく見てしまいました。しばらくこの発表会ごっこは続きそうです。

味覚

2011/12/15

おいしいいちごについて書いていたら、味覚のことが気になりました。乳幼児期は味覚が発達するときなので、この時期に経験した味が大人になったときの味の好みになると言われています。特に離乳期は大切で、離乳期に塩辛いものを多く食べていると大人になっても塩辛いものを好むようになるそうです。では、赤ちゃんはいつ頃から味を感じているのでしょうか。味を感じる味蕾という器官は妊娠12〜14週くらいから機能しはじめ、15週には味覚ができあがると言われています。味蕾の数は大人で約9,000ですが、赤ちゃんにはその1.3倍の12,000もあるそうです。味蕾の数だけで言えば赤ちゃんは大人よりも敏感に味を感じているのです。大人には感じられない味も感じていていて、発達するに従って必要の無いものは減らしてゆくのですね。発達するというと、獲得するとか、身につけるとか、どことなく付け足すイメージが強いのですが、逆にそぎ落とすこと、減らすことで発達していることがこの味蕾の数からもわかります。赤ちゃんは羊水を飲んでいますが、羊水に甘い味をつけると良く飲み、苦い味をつけるとあまり飲まなかったり、顔をしかめたりすることがわかっています。赤ちゃんはお母さんのおなかの中にいるときから味を感じているのですね。

味覚は、甘味、酸味、塩味、苦味の4種類(これにうま味を加えて5種類とすることもあります)があるとされています。子どもは野菜が苦手なことが多いのですが、これは野菜に含まれる苦味に拒否反応を示しているからです。苦味は毒だと思って本能的に拒否するのです。また酸味は腐敗していることと関係しているので、酸味も好まなかったりします。毒のあるものや、腐ったものは生命を脅かす可能性があるので、本能的に食べないようになっているのです。それに対して甘味はエネルギーの補給、塩味はミネラルの補給など生命の維持に必要なものなので、基本的に好みます。

では、なぜ成長するにつれて苦いものや酸っぱいものが食べられるようになるのでしょうか。それはひと言で言えば、慣れです。小さいときは苦味や酸味を本能的に拒否しますが、味を敏感に感じたとしても、それがおいしいとか、おいしくないという価値判断はしていません。その判断の基準は幼少期の食生活にあるといえます。つまり、だれと、なにを、どんな状況下で食べるかが重要になってくるのです。離乳食を口にしたとき「おいしいね」と笑顔で声をかけてあげると、赤ちゃんは「この感覚がおいしいということなんだ」とわかります。また、一緒に食事している誰かが、おいしそうに食べているものは「おいしいのかな」と思って食べたくなります。ですから誰かと一緒に食事をするというのは大切なことなのです。それも、お母さんと子どもの二人っきりではなく、赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんまでいろいろな人がいる中で食事をすることが大切になってきます。いろいろな人が一緒に食事をすることで、赤ちゃんや子どもは、だれがどのようにして食べているかを見ることができるからです。

さむ~!

2011/12/15

今年度、鞍馬での冬を初めて経験するのですが・・・

いやーすでに相当な寒さ!だと私は思うのですが、「先生、こんなもんで弱音吐いてたら冬越せんよ・・・」と保護者の方や他の先生によく言われます。

そんな中・・・なぜ!?

半袖?靴下はドコに忘れてきたの?ん・・・靴はいてへんやん!

なんて、園児たちはほんとに元気!

そんな薄いシャツですごい・・・いやいや、ヒート○ックは肌着でしょ!笑

ツッコミ入れるものの、子どもたちはおかまいなしに遊んでいます。

うらやましい。

私なんて縮こまって首が埋まっている状態ですが(笑)子どもたちの元気、少し分けてもらいながら

見習わなくては!

元気が一番!ですね(^^)

いちご

2011/12/14

先日園に行くと、いちごの箱が5つも届いていました。差出人は福岡県のある保育園の園長先生です。ここ何年か12月になると、とても立派ないちご「あまおう」をたくさん送ってくださるのです。もう5年くらい前になると思いますが、その園の園長先生ご夫妻がご旅行でたまたま鞍馬にいらっしゃいました。そのときに散歩にでかけていた当園の園児たちと、お寺の本殿前でしばらく時間を過ごしていただいたのがきっかけとなって、それ以来ずっとご縁をいただいています。こんなにして、毎年お心遣いをいただけることがほんとうにありがたく、感謝せずにはいられません。

    園児さんからの手紙

今年は、しっかりと描かれた女の子とかわいいいちごの絵に「えんのちかくでできたおいしいいちごです。みなさんでたべてください。」のメッセージが入った園児さんからの心のこもった手紙も添えていただきました。

箱を開けると、ゴルフボールくらいの真っ赤につやつやとかがやくいちごがたくさん並んでいます。早速、昼食のデザートにいただくことにしました。お皿にのった大きないちごに子どもたちはびっくり。食べてみるとまたまたびっくりといった表情です。それもそのはず、本当においしいのです。さわやかな、でもしっかりした甘さと酸味のバランスが絶妙で、豊かな香りと相まって、口にすると思わず笑顔になってしまいます。いちごに吸い付いたまま離れない0歳児がいたり、普段はフルーツはほとんど食べない子がこのいちごはしっかりと食べて、それをお母さんに伝えると大変驚いていらっしゃいました。一度食べると忘れられない味にどの子どもも感激していました。

お心遣いをいただいた園長先生、本当にありがとうございました。

イルカ

2011/12/14

朝子どもが「先生読んで-」と絵本を持ってきました。

その持ってきた絵本を読んでいくと何種類かの魚が出てきました。

一つ一つ「これ何??」と聞いてみたら、全部「魚!!」と答えました。

そして、最後にイルカの絵があって「じゃあ最後にこれなんでしょう??」と聞いてみたら・・・・・

「いくら!!」と答えてくれました。

あと一文字・・・・

おしすぎます。

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