園長ブログ

秋のフェスティバル

2011/12/18

    小学生の話を聞きます

12月はじめ、鞍馬小学校の子どもたちが、先生と一緒に当園にやってきました。12月15日に開催される「秋のフェスティバル」の招待状を持って来てくれたのです。当日、年長組の子どもたちが参加しました。1年生から4年生までがいろいろなお店やコーナーを作って迎えてくれます。おめんやさん、ストラックアウト、まとあて、おうどんやさん、どんぐりのこま作りコーナー、フロッタージュコーナー、クイズコーナー、もみじの種おとしコーナーです。それぞれ工夫が凝らしてあります。

おめんやさんは、画用紙を自分の好きな大きさや形に切って台紙を作り、秋の野山で小学生たちが集めた木の実や、枯れ葉、小枝など自然の素材を台紙に貼り付けてお面を作ります。

    お面を作る園児たち

おうどんやさんは小学生が、うどんやそばを作って売っていました。もちろんほんとうのうどんそばではありませんが、いとで麺を作ったり、松ぼっくりや木の実で具を表現したり、紙を細かく切ったものを容器に入れたきざみねぎや七味まで用意してありました。

フロッタージュは様々な落ち葉が用意してある中から葉っぱを選んで、色鉛筆で行います。

クイズコーナーは、2年生が調べた地域のことや実際に野菜を育てるなかで体験したことを問題として出題してくれました。体験を通して問題を作っているので、プチトマトの花は何色?ナスの実が夏季節はいつできるか?など、とてもリアリティーのある質問です。

    クイズに答えられるかな?

おもしろかったのが、もみじの種まわしです。もみじの種をステージの上から落としたときに、くるくると回って落ちると、作りたてのポップコーンが1つもらえます。このポップコーンアー小学生が育てたトウモロコシを使ってつくられています。プロペラのようなもみじの種ですが、おとし方によってはまっすぐすとんと落ちてしまいます。少し横に向けて落とすと種が入った部分を中心にプロペラのようにくるくると回りながら落ちるのですが、回転の方向はどうやって決まるのか不思議に思ったので、子どもに声をかけて一緒に何度か落として観察してみました。どうやら羽の部分がどちらを向いているかで回転方向が決まるようでした。

 

    おいしそうなポップコーン

園児たちはじっくりと時間をかけて各コーナーをとても楽しみながら巡っていました。帰りには、その場で焼いてもらったポップコーンをお土産にいただき、各自作ったお面やどんぐりごま、フロッタージュを大切に持って帰りました。

とても楽しい時間を過ごすことができました。鞍馬小学校の皆さんありがとうございました。

 

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