shigaraki (鞍馬山保育園 の投稿者) - 98ページ目 (186ページ中)

第2の人生

2013/05/23

園庭に椿の木が2本並んでいます。今年はたくさん花をつけたので、子どもたちは花を取っては密を味わっていたのですが、低いところに花は少なくて、花を取ろうと思うと木に登らなければなりませんでした。花を取りたい一心で一生懸命工夫して木に登っている姿がついこの間まで見られました。

もう花は散ってしまいましたが、先日二本の木のあいだにバケツがぶらさがっていました。子どもに「あれは何?」と聞くと「先生が作ってくれはった。ボールをいれるんや。」と教えてくれました。どうやら職員の誰かがバスケットゴールのつもりで作ったようでした。

作った先生に、バスケットゴールのつもりで作ったのかと聞いたら、取っ手もとれてしまったし、水も漏れるようになってしまったのだけれど、そのまま捨てるのも忍びなく、バケツに第2の人生を歩んでもらおうとバスケットゴールにしてみた。と言っていました。なるほど、物を大切に使おうとしているのだなと、嬉しくなりました。

バスケットゴールならバケツの底を抜いたのかと重ねて尋ねたら、敢えて底を抜くことはせずに、ボールが入ったらそのままでは落ちてこないようにしたと答えてくれました。

では、どうしてボールを取り出すのかというと、バケツの底に細いロープが繋がっていて、少し高いところにある枝の上をそのロープが通り、子どもの背の高さくらいまでぶら下がっています。子どもが下からこのロープを引っ張るとバケツの底が持ち上げられて、バケツが逆さになり、ボールが出てくるようにしたそうです。

どうして、敢えてこんなに面倒なことをしたのか、皆さんにはわかりますか?私は理由を聞いて感心しました。

親子遠足 2

2013/05/22

親子遠足の日は晴れた空に太陽が輝き、気温はぐんぐん上がってゆきました、この日、京都の最高気温は30度を超えて、真夏日になったそうです。それでも、京都御苑の中は緑がいっぱい。特に活動の中心としていた出水の小川周辺は、木が繁って、優しい木陰を作ってくれていてとても心地よく過ごせました。日向を5分も歩けば、木陰のありがたさが、よくわかります。

  何があるの? へんなきのこ!

4つの活動を参加者が選んで行う方法は、みんなが自分のペースで思い思いに楽しめるので、みなさんとてもゆったりと取り組んでくださっていました。

探索コーナーでは、少し離れた草むらで、花や虫を探したり、高い枝にくっついたセミの抜け殻をお父さんにとってもらったり、きのこを見つけて持参の虫眼鏡で見たりしていましたし、1歳児も思い思いに歩きまわったり、何かを見つけてはじっと見入ったりしていました。

顕微鏡コーナーは小さい子には少し難しいのですが、

    つめたくてきもちい!

ひろってきた葉っぱや、みつけた生き物の小さな世界を楽しみました。子どもそっちのけで、実態顕微鏡の中の小さな世界に没頭していらっしゃる保護者もいらっしゃったとか。

水遊びコーナーでは、大人の足首くらいの深さの小川にはいって、思い思いに遊ぶ子どもたちを、岸辺で見守りながらゆったりとおしゃべりしていらっしゃる保護者の姿がありました。葉っぱの舟が流れて行く様子を観察したり、しぶきを上げて走ってみたり、ポリ袋に水を入れてみたりして遊ぶ子どもたちの姿を見ていると、

   なにができるのかなー?

子どもって環境を通して学んでいるのだろうなと感じます。

製作コーナーでは、心地よい風が流れる木陰で落ち葉や小枝、摘んできたたんぽぽなどいろいろな素材を使ったコラージュであったり、葉っぱでフロッタージュしてみたり、親子で作るステキな作品がたくさんできあがっていました。

どのコーナーでも、子どもも保護者も楽しむことができ、そこから保護者同士の会話も弾んでいたようです。

普段の園での子どもたちの活動と同じように、参加者が自ら選んで行うからこそ、小さな子から大きな子まで、子どもも大人も楽しめたのだと思います。企画してくれた先生方に感謝です。

翌日、口々に「きのうのえんそくたのしかったなー!」という子どもたちの顔がいきいきと輝いていました。

親子遠足 1

2013/05/21

子どもたちが待ちに待った親子遠足、幸いお天気にも恵まれて、みんなで楽しい時間を過ごすことができました。この時期に親子で何かを行う理由の一つに、子どもをまん中にして、保護者の皆様や職員がお互いに知り合い、話し合い、交流を深めることがあります。
夏のような天気青空が広がる京都御苑に子どもと大人あわせて140名ほどが集まりました。

昨年まではみんなで園に集まって、ウォークラリーをしたり、稲を植えたりしましたが、今年はどこかに出かけようという先生たちの提案で、最近行っていなかった京都御苑に行くことになりました。

朝、みんなで集まってあいさつをした後、自己紹介をして、その後いろいろな活動をするのですが、今回は4種類の活動を参加者がそれぞれに自分で選んで行うという方法をとりました。0歳児から5歳児までが一斉に同じ活動をするのは無理がるし、それぞれが活動を選んだ方が余裕も持てるし、より楽しむことができるだろうと、先生たちは考えてくれたようです。
具体的には、散策して植物や虫を観察したり、製作に使う材料を探す探索活動、葉っぱや木の実などを使って何かを作る製作活動、「出水の小川」と呼ばれる小さな小川で水遊びをする川遊び活動、そして、見つけてきた草花や虫を双眼実態顕微鏡で観察する観察活動の4つです。

どんな活動がはじまるのでしょうか・・・

いちごクッキー

2013/05/20

子どもたちが畑に行って摘んできたいちご。いつもはいちごジャムを作ってパンやクラッカーに添えていただくことが多いのですが、今回は、ジャムだけでは子どもたちのすることが少ない。もっと子どもたちが自分で作ったと感じられるものを作った方が楽しい。ということでいちごクッキーに挑戦したようです。

クッキーを作る前の下準備として摘んできたいちごを使って先生がジャムを作っていました。朝から園内はいちごの香りで満たされ、子どもたちも自然と興味を持ちますし、目の前で先生が作っているジャムを使ってクッキーを作るとなると、どんなクッキーになるのかな、という想像もするでしょうし、早く作ってみたいという期待感も高まります。きっと先生はそこまで考えて朝の時間にジャム作りをしたのだと思います。

そしていよいよクッキー作り。アレルギーのある子のことも考えて選んだ材料を使って、クッキーの生地を作りました。残念ながら私は来客があったので、クッキーを作っている様子は少ししか見られなかったのですが、少しの時間でも子どもたちの楽しそうな様子が伝わってきました。

材料を混ぜ合わせると、変化する生地の様子を不思議そうに見ていた子もいたでしょうし、あらかじめ作っていたジャムを練り込んでほんのりピンク色になった生地をまるめて、クッキーの形にするのを楽しんでいた子もいたと思います。

みんなが思い思いの形にした生地を調理の先生に焼いてもらったら、おいしいクッキーのできあがり。おやつの時間にみんなでいただきました。好みによってジャムを添えて食べらるという選択肢も用意していたようで、子どもたちは心でも身体でも、もちろん舌でも、いちごを味わい尽くすことができました。いちごづくしです。子どもも先生も楽しかったでしょうし、いちごもきっと喜んでいると思います。

私も後でできあがったクッキーをいただきました。見た目は普通のクッキーですが、割ってみると中がほんのりピンク色、口に含むとほのかないちごの香りが口に広がります。砂糖もずいぶん控えたそうで甘さもやさしく、それがかえっていちごの風味を引き立てていました。子どもたちや先生たちの「楽しい」気持ちがいっぱいつまったクッキーの味は格別でした。

新緑

2013/05/20

鞍馬の四季はどの季節も素晴らしいですが、私は断然「5月の鞍馬」が好きです。 とても厳しい冬を越して花満開の4月のあと、新緑の美しい5月がやってきます。

朝、寺の山門を入って新緑のトンネルをくぐると保育園に到着します。園庭では向かいの山の緑をバックに子ども達が遊び、澄んだ空の方から小鳥達がさえずっているのが聞こえます。日一日と新緑が濃くなり、どこに目をやっても活気に満ちあふれ、「今を生きている!」事を実感します。

先日園庭にいた時、5歳児の女の子がふっと「わぁ…緑がきれい〜。私、緑好き」とつぶやいていました。その言葉をそばで聞いて、子どもはからだ全体で鞍馬の自然を受けとめ、自然の移り変わりを楽しんでいるんだなぁ〜と感動しました。

これから大人になっても美しいと感じた事を素直に声に出して感動できる人になってほしいな〜と思った瞬間でした。

いちごがり

2013/05/19

先日、4歳児と5歳児がいちごがりとさつまいもの苗を植えに滋賀県の守山市まで行ってきました。前にも書きましたが、お寺のご信徒の方が畑の一部を当園の子どもたちのために耕してくださっていて、毎年春にはいちごを摘んでさつまいもの苗を植え、秋にはさつまいもを収穫させていただいています。途中でさつまいもの育ち具合を見に行くこともあります。

くもりの予報が出ていた日でしたが、よく晴れて暑くなりました。畑に着いてまず、さつまいもの苗を植えましたが、子どもたちはいちごが気になって仕方ない様子です。それでも、200本くらいの苗を植えました。そして、となりに植えられたいちごの所に移動して、いちごを摘みます。はっぱの下に隠れている熟したいちごもみつけて上手に摘んでいました。取れたてのいちごはぴかぴか光っていてとてもおいしそうです。赤くなったいちごをすべて摘み取らせていただいたら、かなりの量になりました。

待ちにまった試食タイム。食べる分だけさっと洗って1人3つずつ食べました。摘み立てのいちごを口に含んだときの子どもたちの嬉しそうな顔といったら、言い表せません。私も一ついただきましたが、乾いた口の中にさわやかな甘さと酸味が広がり、そのおいしいこと。
子どもがいくつも食べたくなるはずです。

そうして、子どもたちが食べてもまだまだたくさんのいちごがあったので園に持ち帰りました。担任はこのいちごで、子どもたちと何か作ろうと計画していたようで、保冷バッグに保冷剤を入れて、タッパをたくさん持って来てその中にいちごを丁寧に並べて持ち帰っていました。そこに入りきらない分は、まとめてバスの冷蔵庫に入れて持って帰りました。冷蔵庫をあけるとバスの中にいちごの香りが広がります。このいちごたちはどう変身するのでしょうか。楽しみです。

暑さ指数

2013/05/18

気温が乱高下しています。5月9日の最高が30.2度10日の最高気温は21.1度で、9.1度の差、5月9日は最低気温が8.6度だったので、1日のうちでも21.6度の気温差です。5月15日の最高気温が29.3度、翌16日は22.8度でした。南風が吹いて暖かい空気が入ってくると気温が上がり、北風の日は気温は低くなる。あたりまえといえばあたりまえなのですが、それが実感できます。「今日は暑いね。」と言っていたと思ったら次の日には「今日は寒いね。」という感じです。

今年は自然の生き物たちも、戸惑っているようです。ようやくウグイスがさえずり始めましたが、あまり上手ではありません。タゴガエルというカエルも昨年は5月のはじめに鳴き出していたのですが、未だに声が聞こえません。

どうも気温が落ち着きませんが、これからだんだん暑い日が多くなってきて、熱中症も心配されます。身体が暑さに慣れていないこの時期や、気温がそれほど高くなくても湿度が高い梅雨の時期には注意が必要です。また、室内でも熱中症が発生しています。

環境省が熱中症予防情報というのを5月13日から発表しています。従来は6月1日からだったものが、今年は発表時期を早めたようです。この熱中症予防情報には、「暑さ指数(WBGT)」という指数が使われます。これは、気温だけでなく、湿度や日差しなどの輻射熱をも考慮に入れた指数で、この指数が高いと熱中症にかかる人が増えます。つまり、気温や日差し(日射量)が同じでも湿度が高いと、暑さ指数(WBGT)は高くなり、熱中症にかかる人が増えるのです。詳しい情報は「環境省熱中症予防情報」(http://www.wbgt.env.go.jp/wbgt.php)を参考にしてください。

確かにこういう指数が出ると、数値化されるのでわかりやすくなってありがたいと思います。それと同時にそれぞれが自分自身で感じる力も高めたいものです。熱中症の原因は、外的な要因だけではなく、睡眠不足など、自分自身に起因することも多いので、自分の今の状態をよく知った上で、暑さ指数などを有効に活用すると良いと思います。

ハチの巣

2013/05/17


この写真、何に見えますか?鉛筆?それとも・・・何でしょう???

実はこれ、園の昼食で使っているお箸なんです。子どもたちが昼食をいただく時に使うのですが、食べ終わったら所定の場所に返却することになっています。ほとんどの子が食べ終わる頃には使い終わったお箸がたくさん集まって来ます。

ある日、女の子が全部のお箸をひとまとめにして握っていました。何をしているのかと思いながら自分の食器を片付けに行くと、その子が「先生見て!ハチの巣!」と言ってほほえんでいます。最初はなんのことかわからなくて、変な顔をしていたのでしょう、その子はお箸の束を私の目の前に持って来て、もう一度「ハチの巣!」と言ってくれたので、ようやくわかりました。六角形の箸の天の部分がたくさん集まると、本当にハチの巣のように見えます。この形を見て、「ハチの巣」ということばがすぐに出てくることに驚くとともに、その観察力と発想の豊かさに感激しました。どこかでハチの巣を見たのでしょう。六角形の集まりがそれを思い出させたのでしょうね。

何だか嬉しくなって、そのお箸の束を持ち歩いて、職員に見せては「ハチの巣」というと、職員もキョトントしていましたが、「○○ちゃんが、これをハチの巣だと言うんだよ」と言うとみんな一様にニコニコしながら、喜んでくれました。

子どものつぶやきのような声に耳を傾けていたいものです。

にんじん

2013/05/16

とうもろこしと黒豆は畑に入って右側に種まきをしました。そのとなり、畑のまん中では麦が花を咲かせています。左端のフェンス沿いではえんどうまめが花盛りです。

麦とえんどう豆の間には、私が蒔き時を間違えて初冬に蒔いたにんじんがあります。暖かくなり始めてから、芽が出ていないか探していたのですが、どうも芽はでていないようでした。仕方なくにんじんは諦めて、そこに大豆を蒔こうと思って草をむしりました。

半分くらい草をむしったところで、手元を見ると、草のかげににんじんのような葉がでているではありませんか。半信半疑でしたが、どう見てもにんじんです。ぎざぎざした小さな葉が3本ほど出ています。

もしかしたら他にも出ているかもしれない。そう思い這いつくばって探してみたら、他にも3箇所くらいに、にんじんの葉が出ていました。もうダメかと思っていたにんじんの種が冬を越し、春を感じて芽を出してくれたのでした。もう嬉しくて嬉しくて、にんじんくんがんばったんだね。ありがとう。と言っていました。

今までずいぶん注意して探したつもりだったのですが、他の草がたくさんある中では見落としていたのでしょう。にんじんを蒔いた場所の半分くらいは草をむしって、土を出したので、知らずににんじんをいくつかむしり取ってしまったかもしれません。でも、早めに気がつくことができ、4株くらいは無事で良かったです。

にんじんの葉のまわりに、刈り取った葉を置き、間違って踏んでしまわないように、竿を立てておきました。無事に収穫できると嬉しいのですが、そこまでこぎつけるには、越えなければならない難関がたくさんあるのだと思います。でも、私にできる事はあまりありません。気にかけることと、声をかけることくらいでしょうか。ただひたすらにんじんを信じるだけです。できれば種取りまでできると良いのですが・・・

草を取り払ったところには、予定通り大豆を蒔き、奥のフェンス沿いにはサンマルッァーノを何カ所かに蒔きました。

            にんじん

たねまき

2013/05/15

ほうれんそうがまばらに生えていた畑

久しぶりに畑で作業をして、いろいろな種を蒔きました。トウモロコシ、黒豆、大豆、トマト2種類(サンマルッァーノと普通のトマト)です。ちょっと欲張りすぎたかもしれません。

先ずはほうれんそうがまばらに生えていたところをの草を取り除きます。ほうれんそうは種を取る分だけ残して収穫しました。収穫といっても大きくて10センチくらい、小さいのは5センチくらいの葉が20枚ほどとれただけです。日が経つにつれて甘さが少なくなって、代わりに苦味が出てきたように思います。葉を取り去った後の茎を噛んでみたら、これも結構甘かったのですが、

   草を取り除いたところ

繊維が固すぎて食べるのは少し難しかったです。

そうして、ほうれんそうを採り、その他の草も取り除いて地面が見えるようにしたところに、トウモロコシと黒豆、そしてトマトの種を蒔きました。少し地面を掘って種を蒔いたあと軽く土を被せ、そのうえに取り除いた様々な草を乾燥防止のために覆い被せました。草をそのまま置いても良かったのですが、草を細かく切って被せてみました。あまり分厚く覆うと、芽を出しにくいか、もしくは芽が出たときにわかりにくいかと思ってそうしてみたのですが、厚みがないだけに保湿力が低いかもしれません。うまく発芽してくれるでしょうか。

    黒豆を蒔きました


その前にもっと基本的な問題があることに気づきました。そもそも種自体が発芽する力を持っている種なのかと言うことです。昨年収穫した種なので、収穫時期が早すぎたりして、種としてうまく育っていなければ、発芽は望めません。トマトはしっかりと熟したので大丈夫だと思うのですが、黒豆は収穫が少し早かったので、少し心配です。例え、その基本的な条件をクリアしていたとしても、種蒔きの条件、つまり、時期や蒔き方、種蒔きの後の条件が悪ければ発芽しないかもしれないのです。

うまく芽を出してくれることを祈るしかありません。

    草を被せてできあがり

スクロール