2013年 3月

きょうのごはん

2013/03/22

・ごはん

・ぶりの南蛮漬け

・ブロッコリーのサラダ

・けんちん汁

春分の日

2013/03/21

二十四節季のひとつ春分になりました。春分を辞書で引いてみると「二十四節気の一つ。太陽の中心が春分点上に来た時の称。春分を含む日を春分の日といい、太陽暦では3月20日頃。春の彼岸の中日に当たる。昼夜の長さがほぼ等しい」(広辞苑)とあります。

天球上における太陽の通り道である黄道と天の赤道が交わる点を「分点」というのだそうです。この分点が春と秋の2つあり、それぞれ春分点、秋分点と呼ばれています。春分点は太陽が南から北へ通過する点で、太陽が春分点を通る瞬間を春分、春分を含む日を春分日という。2013年は3月20日が春分の日でした。

春分の日をはさんだ前後7日間がお彼岸です。暑さ寒さも彼岸までと言いますが、今日はとても寒くなりました。2月下旬並みの寒さだそうです。今朝は気温は1度に届かないくらいの寒さ、強い風に小雪が舞っていて、冬に逆戻りです。前日までとてもあたたかだったので、とても寒く感じられます。春のお彼岸中は必ずといって良いほど寒くなる日があるので、不思議です。

イランの暦では春分の日が元日で、お祝いされるそうです。冬至が太陽が生まれ変わるといった意味で新しい始まりとされることがあるというのは、前にも書きましたが、春分も春の訪れ、新たな始まりの意味があるのでしょう。

年度末で目が回るほど忙しいですが、また新たな始まりの準備だととらえて力を尽くしてゆこうと思います。全ての人の心に春が来ますように。

卒園

2013/03/20

11名の5歳児が卒園してゆきました。卒園式で卒園証書を受取りにくる子どもたちは、緊張してはいますが、しっかりと前を向いて凛々しく歩いてきます。長い子では5年数ヶ月を当園で過ごしてきました。みんなそれぞれに大きくなりましたが、日々この子達が「今を最も良く生きる」ような保育ができたのかと考えてしまいます。この子達がこの先、持てる力を最大限に発揮し、皆が認め合いながら、違いを活かしてお互いに助け合って生きてゆくことができますように、と祈らずにはいられません。

子どもたちの育ちに十分に貢献できたのかとふり返っているあいだも卒園式はどんどん進みます。保護者の謝辞をいただくことになりました。謝辞の一部を抜粋して紹介します。

現代の暗闇のような社会でも「思いやりの心」「命を大切にする心」「自然に感謝する心」「何事にも諦めない心」 鞍馬山保育園で育った子どもたちは、出口の見えにくい大きな問題に遭遇しても静かに耐えぬき、いつかきらきら輝く日々を自ら見つけ、解決できる力を養いました。この力は自信となり、もっと高く高く弾みをつけて様々なことに挑戦し、人を守り癒やすことが自分の喜び、使命を感じる人へと成長してくれるでしょう。

謝辞を述べてくださった保護者は「みんなのいのち輝く保育園」という当園の理念を理解してくださり、子どもたちが自分のいのちをかがやかせ、他のいのちをかがやかせるように育つとおっしゃってくださっています。理念を理解し同じ思いを持ってくださっていることがとても嬉しくもあり、責任の重大さに気持ちが引き締まります。

保護者の皆様には、園をしっかりと支えていただいているということを最近痛切に感じます。本当にありがたいことです。だからこそ、保護者の皆様の園に対する真心に答えるためにも、全職員が真心を持って丁寧に子どもたちひとり一人のより良い育ちをしっかりと支え、それぞれの力が引き出せるよう保育をしてゆかなくてはなりません。子どもの育ちこそ、私たちの最大の喜びであり、全職員が同じように喜び合えるところです。

子どもたちの今は、今しかないのですから、一瞬一瞬を大切にしてゆく覚悟をあらたにしました。

春の畑

2013/03/19

暖かくなってきたので、畑はどうなっているのだろうと思って、久しぶりに畑に行ってみました。真っ先に目に入ってきたのは、ずいぶんと伸びて背が高くなった小麦の様子です。30センチくらいに伸びて、茎や葉も太くなり青々としてきました。これからもっと暖かくなってくると、どう育ってくれるのかとても楽しみです。小麦の育て方を調べてみると、ずいぶんといろいろなことに気をつかわないといけないように書いてありますが、当園の小麦は今のところ種を蒔いただけで、あとはほとんど何もしていません。そういえば少し前に伸びかかった穂を踏んだくらいです。

ほうれんそうは、ほんの少しだけ大きくなっていました。種を蒔くときに少し過密に蒔きすぎたので、そろそろ間引きをしたあげた方が良いのかもしれないと思っています。何度も雪をかぶり、凍てつくような寒さにも耐え、少しずつ少しずつ大きくなってきたのだと思うと、とても愛おしくなります。ほうれんそうたちがこれからどうなってゆくのかわかりませんが、立派に大きくなっても収穫して食べることができないかもしれません。

えんどう豆もまだまだ小さいのですが、以前と比べるとずいぶん大きくなりました。種蒔きをするのが遅く、十分な大きさになる前に、真冬を迎えてしまったので、これからどれくらい成長するのかちょっと心配です。えんどう豆を種蒔きしたときには、3〜4粒ずつ蒔くと良いといわれてそうしたのですが、それには理由があるそうです。えんどう豆の1つのサヤには3〜5粒くらいの豆が入っています。自然の状態ではそれがそのまま地面に落ちて、芽を出します。自然に近い状態にしてあげることで、発芽しやすくなるのだそうです。あたりまえといえばあたりまえかもしれませんが、おもしろい気がします。

畑には、私が植えた以外の様々な植物が芽を出して来ています。あっという間にいろいろな植物が共存するジャングル状態になるのだと思います。いろいろな植物や動物がお互いに助け合って生きてゆく、そんな畑になるでしょうか・・・

     小麦(1月29日)

     小麦(3月 17日)

    ほうれんそう(1月29日)

     ほうれんそう(3月17日)

     エンドウ(1月29日)

     エンドウ(3月17日)

きょうのごはん

2013/03/18

・ごはん

・だしふりかけ

・五色きんぴら

・おかか和え

・吸い物

近づく春

2013/03/18

  ムササビが食べたツバキのつぼみ

お彼岸に入り、昼間はずいぶん暖かく過ごしやすくなりました。季節は少しずつ、しかし着実に進み、自然の姿も変化してきています。まず、日の光が明るくなりました。景色も違って見えます。山の木々も芽吹きの準備をしているのでしょう、幹や枝の色が違ってきています。桜の枝先の花芽が少し大きくなってきています。他にも山の自然はそれぞれに春に向けて動き出しているようです。ムササビにかじられた椿のつぼみが落ちているのを見つけました。中心部分は食べられていましたが、食べられる前は小さな赤い花びらが詰まっていたでしょう。

園庭に目を向けてみると、しいたけがたくさん出てきて、冬の間よりも、早く大きく育ちます。このしいたけは地域の方がご協力を得てホダ木に菌を植えたものです。それも何年も前です。それ以来ずっとしいたけが実っています。

先日、2歳児の子どもたちがしいたけの軸をちぎっていました。園庭で大きくなるまで待っていたのを取ってきて食べようというのです。

  しいたけの軸を取って洗います

軸を取って、さっと洗ったしいたけを保育士がお鍋で炒めるようにして焼いていました。醤油の香ばしい香りが食欲をそそります。焼けたしいたけを子どもたちはおいしそうに食べていました。普段はキノコ類が嫌いな子でも、このシイタケは食べるそうです。やはり、自分で園庭から取ってきて、すぐに調理して食べるものはおいしいのでしょう。

しいたけを収穫して調理場で調理してもらうのも良いのですが、子どもの目の前で調理して食べることが特別おいしいのです。この一手間を惜しまずに子どもたちに提供するからこそ、いつもは食べられないものが食べられたりするのです。子どもが自分から食べてみようと思うのです。ここが大切なところですね。
                                                                                                                      

     おいしくなーれ!

やきいも 3

2013/03/17

朝の冷え込みはまだまだ厳しく、今朝の気温は1度でした。2日ほど前は氷点下3度で真冬並みの冷え込みでした。園庭の水道が凍結しないように水を抜いているのですが、まだしばらく復旧できそうにありません。それでも昼間はずいぶん暖かくなりました。お寺の本殿前にある紅梅も昨日からちらほら咲き始めました。白梅はまだもう少し時間がかかりそうですが、春は一歩ずつ確実に近づいています。

虫眼鏡で太陽の光を集めてあそんでいるあいだに、やきいもが焼けたようです。火の中から取りだして、竹串をさして焼けたかどうか見てみようとしましたが、竹串がなくて、用務員が小枝を削って竹串のようにしていました。

どうやら焼けているようなので、アルミホイルと新聞紙を外すと、中からまるで蒸したようなきれいなさつまいもが顔を出しました。半分に割ろうとすると割りにくいくらいのやわらかさになっています。もう少し力を入れて割ると、中は黄金色でとろとろです。子どもたちは、思わず「ぅわー!」と声にならない歓声を上げます。こちらも「おいしそー!」とことばが口をついて出てしまいました。本当においしそうです。こんなにおいしそうに焼けたのはめずらしいことです。20本近く焼いたおいもは多少の差はあるものの、どれもうまく焼けました。

子どもたちは園庭の思い思いの場所に友だちと座っておいもを味わいます。大人もいただくことにして、室内にいる職員にいくつかお裾分けをしたあと、食べてみました。とろけるようなやわらかさと、まったりした甘さが口の中に広がり、思わず笑みがこぼれます。子どもたちも黙々と食べてお代わりまでしていました。とってもおいしかったやきいもを子どもたちと焼いて一緒に食べることができてとても幸せでした。また、挑戦したいと思います。

やきいも 2

2013/03/16

おいもが焼けるのを待つあいだ子どもたちは思い思いに遊んでいました。
毎年やきいもをするときに、天気が良ければ、虫眼鏡を使って日光を集めると紙が燃えるということを子どもたちと不思議が手います。「やきいもが焼けるまで新聞を読もう。字が小さくて見にくいから虫眼鏡がいるなー」といいながら虫眼鏡を取り出すという変な演出も加えて、新聞を読むふりをしながら、太陽光を新聞紙に集めてみました。その日は雲一つない快晴だったので、太陽パワー全開です。光を集めると、あっという間に煙が上がりました。

「あー!なんか燃えてる!」「せんせ、大変や!煙が出てるで!」新聞紙の異変に気がついた子どもたちが口々に言います。虫眼鏡を外してみると見事に新聞が焦げて穴があいています。「えっ?! なんでやろ?」と大げさに驚いてみせると、子どもたちも一生懸命考えています。「先生が火をつけたの?」と私の顔をのぞき込む子「なんでやろ?」と考え込む子もいます。そのうち「虫眼鏡を使ってるしや!」と誰かが言いだしたことをきっかけに、新聞紙から煙が出る様子をじっと見つめながら、「お日様の光が集まってる」と気づく子がいれば、「ほんまや、光が集まってるところはめっちゃあかるい。」とどんどんいろいろなことに気づいてゆきます。

どこで、子どもたちに説明しようか、しないでおこうか考えましたが、「お日様の光が集まるということは、暖かさも集まるのかなと」言ってしまいました。「そっかー!」と納得した様子の子も、まだ不思議そうな顔をしている子もいましたが、その後興味を持った子どもたちが自分たちでやってみたいと言ったので、危なくないように気をつけながら、一緒にやってみました。。実際に子どもがやってみると、うまく光が集まりません。なぜなのか考えていろいろやってみて、虫眼鏡の角度が適切ではなかったことに気づいていました。その過程で、虫眼鏡で集められた太陽の光が新聞紙の上で様々なかたちに変化することを発見していました。

私は、すぐに一つの答えにたどり着こうとしますが、子どもたちは試行錯誤する過程をひとつひとつ楽しんでいるのだと気づきました。

もちろんこの実験を、子どもたちだけでやってはいけないことは、しっかりと伝えました。

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