園長ブログ

春分の日

2013/03/21

二十四節季のひとつ春分になりました。春分を辞書で引いてみると「二十四節気の一つ。太陽の中心が春分点上に来た時の称。春分を含む日を春分の日といい、太陽暦では3月20日頃。春の彼岸の中日に当たる。昼夜の長さがほぼ等しい」(広辞苑)とあります。

天球上における太陽の通り道である黄道と天の赤道が交わる点を「分点」というのだそうです。この分点が春と秋の2つあり、それぞれ春分点、秋分点と呼ばれています。春分点は太陽が南から北へ通過する点で、太陽が春分点を通る瞬間を春分、春分を含む日を春分日という。2013年は3月20日が春分の日でした。

春分の日をはさんだ前後7日間がお彼岸です。暑さ寒さも彼岸までと言いますが、今日はとても寒くなりました。2月下旬並みの寒さだそうです。今朝は気温は1度に届かないくらいの寒さ、強い風に小雪が舞っていて、冬に逆戻りです。前日までとてもあたたかだったので、とても寒く感じられます。春のお彼岸中は必ずといって良いほど寒くなる日があるので、不思議です。

イランの暦では春分の日が元日で、お祝いされるそうです。冬至が太陽が生まれ変わるといった意味で新しい始まりとされることがあるというのは、前にも書きましたが、春分も春の訪れ、新たな始まりの意味があるのでしょう。

年度末で目が回るほど忙しいですが、また新たな始まりの準備だととらえて力を尽くしてゆこうと思います。全ての人の心に春が来ますように。

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