2012年 12月

おひるね

2012/12/04

冷たい北風が木の葉を吹き飛ばして過ぎていきます。木々はすっかり冬の装いになりました。昨日の朝は霜が降りていましたし、水玉が氷になっていました。天気予報によれば、今日から冬型が強まり、向こう1週間はかなり寒くなりそうです。そろそろ本格的な雪かもしれません。

ひょんなご縁で知り合った安井素子先生。愛知県の保育園の園長先生です。安井先生の著書『子どもが教えてくれました本当の本のおもしろさ』の中に共感できるコラムがありました。

お昼寝っていろいろと考えてしまいます。人の身体には、夜になると眠り、朝目が覚めるという一日単位の一定のリズム、サーカディアンリズムが備わっています。そしてサーカセメディアンリズムというのもあります。これは半日のなかにある活動時間と休息時間のリズムです。このリズムにより午後に眠くなるのです。ですからお昼寝は、自然なことです。海外には昼はしっかりと休む習慣がある国もあります。

しかし、睡眠時間や、生活のリズムには個人差がありますし、ひとりの子どもでも(もちろん大人でも)その日によってお昼寝が必要かどうかは違ってきます。それなのに保育園のおひるねは一定の時間寝なければなりません。この「寝なければならない」というのが、どうも納得がいきません。

安井先生も「保育園のお昼寝をどう考えるかは難しい。一人一人の子の生活リズムが違うのに、同じ時間にいっせいに昼寝をすることには、無理があると思う。」と書いていらっしゃったので、本を読みながら、思わ大きくずうなずいてしまいました。

確かに子どもたちのなかにはおひるねが嫌いな子が多いかもしれません。なんてもったいないと思って、おひるねが嫌だと言っている子に、「先生が代わりにおひるねしてあげるから、先生の代わりに仕事してくれる?」と聞いたら断られてしまいました。

きょうのごはん

2012/12/03

・ごはん

・だしふりかけ

・肉じゃが

・ツナサラダ

・具沢山汁

がんばる?

2012/12/03

浦中こういちさんに紹介していただいて、愛知県にある保育園の園長先生とお話しをする機会がありました。安井素子先生とおっしゃる、とても気さくで楽しい方です。安井先生が保育のなかで子どもたちと読んだ絵本のことをまとめられた著者があったので、お目にかかる前にあらかじめ読ませていただきました。154冊の絵本を子どもたちのと思い出とともに語っていらっしゃる本で、様々なエピソードから安井先生が子どもに寄り添っていらっしゃる姿が伝わってきて、温かい気持ちになります。また、ところどころに、挿入されたコラムのも、共感できる部分が多く、読んでいて嬉しくなりました。

そんなコラムの中に「お昼の時間」というのがあります。保育園でのお昼ご飯の時間について書かれたものです。保育園で食べるお昼ご飯は給食と呼ばれ、みんなで楽しくいただきます。当園では子どもたちが自分の食べる量を申告して、自分で量を決めるセミバイキング方式を取り入れていますが、中にはなかなか食べられず、遅くなってしまう子がいます。そんな子に「頑張って食べようね!」と声をかけてしまうことがあります。それを聞くたびに「どうして食事をするのに頑張らなくてはならないのだろう」と思いますが、そういう自分も知らず知らずのうちに「頑張って食べたね」などと言ってしまっています。

安井先生のコラムにも、「がんばって食べてね」とか「がんばって食べられた」という会話が食事の時間にかわされているのは、たぶん保育園だけだろう。とあります。

食べたくないものを無理に食べさせられても「がんばったぞ」という満足感なんて絶対味わえないと思う。それなのについ「がんばって」と声をかけてしまう。それって結局時間内に食べおわってもらわないとこまる保育士の都合なんじゃないかなー

毎日の生活の中で、食事をする時間が子どもにとって苦痛だったり、保育園に行きたくない理由になるようなことはしたくない。何でもすききらいなく、時間内にぜんぶ食べられる子を理想として、そうじゃない子を「がんばれ、がんばれ」とはげましてしまい、それがこどもたちのためだ、という思いこみもしたくないなぁ。

とあります。

ほんとにそうだと思います。どうして無理矢理食べさせてしまったり、がんばれといってしまうのでしょうか。そのことで、子どもたちの何が育てたいのでしょうか。そもそも何のために、がんばって食べさせるのでしょうか?

基本にかえって考える必要がありそうです。

*本文で紹介した書籍『子どもが教えてくれました ほんとうの本のおもしろさ』安井素子著 偕成社刊

研修

2012/12/03

先日、東京に研修に行かせてもらう機会に恵まれました。
毎年、1人で行かせてもらうのですが今年は2人で行かせてもらいました。

保育園見学では自分が感じたことを後で言い合ったり、研修で得た事を、空き時間に話し合い、自分の園ではどうしていったらいいかなど話し合いました。
また他園の先生方の話を聞く事で新しい発見もいっぱいありました。
なによりも二人で参加する事で、研修内容を共有しながら今の園についての話し合いができた事が一番の収穫でした。

そして、せっかく東京まで来たのだから…夜はちょっと勉強を離れてくつろぎタイムも楽しみました。
外に出るとクリスマスの飾り付けがまぶしいくらいで、街路樹のイルミネーションも見に行きました。
歩きながらもやっぱり話をするのは保育園の事に戻ります。ホテルに帰って夜がふけるのを忘れて話し合いました。

2日目もいろんな保育園の先生方の話を聞いて刺激を受けて鞍馬に帰ってきました。
2日間、私達の留守の間にも園で頑張ってくれていた仲間に感謝しながら、今回で得た事をいかせられるよう頑張ります!

ありがとう。

自立

2012/12/02

保育者は「この人がいてくれるから大丈夫!」子どもがそう思える、そんな安心感をもつことができる存在でいたいものです。子どもはある程度関係ができれば、保育者を全面的に信頼してくれます。ですから、保育者は子どもを丸ごと信じることができなければ、こどもの信頼に応えていないことになると思います。ここには相互に信頼し信じ合う関係ができます。この子は大丈夫と信じるからこそ、見守れるのです。信じられ、見守ってもらうからこそ、子どもはこの関係を起点として、どんどん外界に働きかけたり、子ども同士の関係を発展させて行けるのです。

ところが、いちいち大人が指示をしてやらせていては、いつも大人にお伺いを立てないと動けない子になってしまいます。そんな子を育てたいでしょうか?当園ではそうは考えていません。当園の目指す子ども像に「自分で考え自分で決め、自ら行動する」というのがあります。子どもが自立し、自分に自信を持って、他の人とのより良い関係を築いて行く力をつけて欲しいと思っています。

子どもが自立できるようにするためには、どうすれば良いのか?ということを常に基準ににして考えれば、子どもを丸ごと信じて見守るということが最適だと思います。

いろんなことをいっぱい教え、たくさんお世話をしてあげて、大人の指示通りに子どもを動かすことができる。それが良い保育者だと思っていると、それは保育者が子どもに依存していることになりかねないのではないでしょうか。子どもも大人も互いに依存し合うことにはなりたくないですね。

当園の保育士たちは、「子どもたちが自分で考え自分で決め自ら行動できるようになるには?」を考えて保育そしてくれています。

リーダー

2012/12/01

今朝、ラジオの天気予報が、今日は雨が降りやすく、標高の高いところでは雪が混じるでしょう。といっていました。ついにくるのかと思っていたのですが、午前中はそんな気配はなし。風はかなり冷たかったです。夕方、山の上では雨に混じって白いものが落ちてきます。見上げると、黒くシルエットになった山の木々を背景に、空から落ちてくるみぞれが雪に変わりそうな気配でした。今年も最後の月となり、ついにやってた!という感じです。ついこのあいだまで紅葉が美しかったのに、季節はどんどん進んであっという間に冬です。寒いけど、冬には冬の楽しみがあります。

浦中こういちさんとの「どるぶつ」作り(製作活動)を経験して、子どもたちが自分の中のイメージを形にする楽しさを味わってくれたと思います。それぞれに思いっきり楽しんで作っていましたし、自然と子ども同士で手伝ったり手伝ってもらったりという関係も生まれていました。素直に自分を出すことができれば、自然に心を開き、気持ちも力も合わせることができるのかもしれません。楽しい時間はあっという間に過ぎてお昼ご飯の時間になってしまったので、みんなで急いで片付けました。

保育者は、子どもにとっての安心基地であり、そのためにも子どもたちを受けとめ勇気づけることができる存在でいること。子どもを丸ごと信じて、「大丈夫!挑戦して!困ったときはいつでも守ってあげるから!」と安心させ、勇気づけてあげること。これが「見守る」ということなのだということを、改めて確信しました。

これは、なにも子どもだけに限ったことではないはずです。大人だって、不安になったり、くじけそうになったりしたときに、見守ってくれる人がいた方が強くなれるし、自信を持って歩むことができるのです。つまり、子どもにとっての両親や保育者のような存在、それがリーダーなのかもしれません。リーダーというと、言葉の響きからどうも強く引っ張ってゆくと言うイメージがありますが、どちらかというと「見守る」「支える」という感じなのだと思います。

社長だとか園長だとかはもちろんリーダーなので、そういう存在でいなくてはならない、つまりみんなを見守り支えることがその役割なのでしょうね。そこに徹することができると良いのですが・・・

紅葉

2012/12/01

秋も深まり、木々は紅葉が真っ盛り。
いろんな色の木々に囲まれて、子ども達は季節の移り変わりを肌で感じています。

園庭にいるとお日さまの光に照らされて輝いたり、風が吹くとヒラヒラと落ち葉が舞い降りてきます。
「美しいなぁ〜きれいだなぁ」って幸せ気分いっぱいでいると…園庭は落ち葉だらけ!
フーフー言いながら落ち葉はきをしていると、子ども達もホウキを持って手伝ってくれたり、手押し車で運んでくれたりしてくれます。
落ち葉はきはしんどいけれど、気分は幸せいっぱい。
落ち葉が少なくなったらいよいよ冬がやってきますね!

スクロール