2012年 8月

Zzz・・・

2012/08/04

梅雨が明け、夏本番になりました。プール開始!!

どのクラスも楽しそうにプール遊びをしています。楽しそうな声が給食室まで聞こえて

きます。プールでたっぷり遊び、汗も流してさっぱり爽快!!

そして、給食の時間・・・・プール遊びで疲れたのか・・・・うとうと・・・・Zzz・・・・・

そんな園児さんを見るとかわいくて仕方がないです。

写経会

2012/08/03

     写経会の道場

今、お寺で行われている如法写経会という行事に参加しています。毎年8月1日から3日まで行われている行事で、実質7月31日の夕方から8月3日のお昼まで、皆さん泊まり込みで参加していらっしゃいます。今年は平日なので、参加者が少なめだと聞きました。特にお仕事をしていらっしゃる男性の方は参加が難しいようです。それでも20数名の方々とともに写経三昧です。

朝は6時から7時30分頃まで朝座のお勤めをします。8月1日は9時から写経に使う水を汲みに行ったあと、写経を始めるための立筆作法をして写経がスタートします。11時半ごろまで写経をして中食。

 いつもと違う時間が流れています

13時から15時まで写経、15時半頃から16時半ごろまで夕座のお勤めです。2日は朝のお勤めは同じですが、9時から11時半まで写経、13時から15時まで写経、そして夕座のお勤めです。2日中に写経を完成させなければなりません。3日も朝座のお勤めは同様に行って、午前中は書写し終え経巻に調巻した経典を経筒に納め、供養をして満行です。

朝夕のお勤めも含めると1日4時間以上、鏡床(板張りの床)に薄い敷物を敷いたところに正座なので、かなり足が痛くなります。そのうえ例年はかなり暑いのですが、今年は風があり、

  

随分涼しく過ごさせていただきました。

でも、本当に大変なのは、準備です。7月に入ったら、お寺の職員さんはほとんど毎日掃除で、あらゆるところをきれいにされています。それと平行していろいろな準備も行われます。夏の暑い時期にかなり大変なことです。写経会が始まったら、もう終わったも同然という人も多いようです。それだけ大変なのです。
お寺の皆さんの掃除はかなり徹底しているので、保育園の職員も掃除の仕方を学ぶお掃除研修に交代で行くこともあります。
ですから、暑かったり足が痛かったりするのは、どうということではないのかもしれません。

写経中は暑いし、足は痛いのですが涼しい風が吹き抜けてゆくととても幸せを感じることができます。まさに「極楽の余り風」かと思えてしまいます。夏の暑いときに涼し風がふくと「極楽の余り風や」とおばあちゃんがいっていたのを思い出しました。

考えてみれば、お経を唱えて、お経を書き写して、また次の日の準備をして、他には何もしないのですから、これほどの幸せはありません。

お昼の誰もいない道場の縁側に座って空を眺めていたら、真っ青な空に白い雲が走り、時々太陽を遮るからか、空がいろいろな色に変化します。木々の緑とのコントラストが美しく、思わず見とれてしまいました。

いつもと違う3日間を過ごしています。

きょうのごはん

2012/08/03

・ごはん

・魚のフライ

・ピーマンの炒り煮

・具沢山スープ

2012/08/03

ある日、年少の男の子が

「せんせー、雲って美味しいんやで!」 と話してくれました。

「そうなん!? 食べたことあるん?」 と聞くと

「食べたことないよ! けど飛行機にのってお空にいったら食べれるんやで!!」

とワクワクした様子で答えてくれました。

 

子どものころ、 雲を食べたくて近所のマンションの屋上にのぼり

一生懸命、空に手を伸ばしたことを思い出し、とても懐かしい気持ちになりました。

保護者会で

2012/08/02

「皆さんはご自身の子どもさんにどんな人になって欲しいと願っていらっしゃいますか。」先日行った保護者会、冒頭のあいさつで、保護者の皆様にこう尋ねました。

当園では、子どもたちが大きくなったときに、より良い社会を作ってくれることを願っています。それぞれの人がお互いに認め合い、自分が幸せになれるように、そして同時にそれがみんなの幸せにつながるように、自分にできることに全力で取り組む。そしてそのことがなにより楽しい、うれしい、一人ひとりがいきいきできる。そんな社会になることを願っています。

人間はどうして世界中で繁栄しているのでしょうか。それは社会を構成して生きてゆくという生存戦略をとったからだといわれています。別の言い方をすれば、弱くてもみんなで協力することで繁栄してきたのです。そういった理由から考えても、みんなで協力し合うことが必然ですし、理にかなっているのです。そして、その社会のまん中にいるのは子どもやお年寄りなど弱い立場の人なのです。

社会を築き、みんながそれぞれの役割を果たし、力を合わせるために必要なことは何でしょうか。そのひとつは、お互いを認め合うということだと思います。私たち一人ひとりが異なる存在です。民族や人種、国籍の違いというのがありますし、隣の人とは顔かたちや外見はもちろん、感じ方や考え方も異なります。そういった違いがあるということをそのまま認めること、相手を尊重することが、協力し合うことに繋がるのではないでしょうか。

ところが、現在の状況を考えてみると、人間の繁栄を支えてきた大切な戦略のはずの「社会を作ること」が崩壊の危機に瀕しているように見えます。基本にあるはずのお互いを認め合うことが少なくなっているのではないでしょうか。

園の玄関の前にお地蔵様がいらっしゃいます。そこに立て札があり、「子どもはみんな仏の子、子どもは天からの預かりもの、子どもは親の心を写す鏡」と書いてあります。
私たちは、「親」という部分を「保育者」に置き換えて考えています。「大人」に置き換えても良いかもしれません。

考えてみれば当然の話です。「学ぶ」は「まねぶ」だといわれるように、子どもはまねをすることで、様々なことを学んでゆくのです。子どもの全ての言動が学びに繋がっているのです。今更言うことでもありませんが・・・

子ども同士でまねをすることもありますが、大人のまねもします。ですから大人が、お互いを認めることみんなが認め合うことをしていれば、子どもたちはそれをまねします。反対に大人が「誰かが悪いから」と何でも人のせいにして批判ばかりし、攻撃ばかりしていたら、当然子どもたちはそれをまねします。

私は、子どもが、お互いを認め合い、心を開いて話し合って意見を交換し、力を合わせて生きてゆくことを、乳幼児期にこそ経験して欲しいと思っています。そのためにはモデルとなる大人が必要です。

保育園で言えば、モデルとなる大人は職員です。職員が落ち着かずバタバタしていると、子どもも落ち着きません。職員がゆったりした楽しい気持ちでいると、子どももゆったり楽しい気持ちになります。ですから、職員が子どものモデルとなれるよう、お互いが認め合い、力を合わせることに力を入れています。まだまだの部分も多いのですが・・・
誰かのステキな一面に気付いたときの楽しさ、わかり合えたときのうれしさは何ともいえないものがあります。そういった関係が深まるようになりたいと思っています。

保護者の皆さんもそんな輪に加わっていただければと願っています。いろいろな場面で園に関わっていただければと思いますし、そのことで楽しんでいただければと思っています。そのきっかけの一つとなると良いと考え、保護者会後半では少しみんなで動いたり、3〜5人の小さなグループをつくり、職員も加わって話し合いをしました。たとえ少しであっても心を開いて話し合うことは楽しいようで、終了予定の時間を越えても話は尽きない様子でした。

おいけのアヒル

2012/08/02

ダンスや歌が大好きひまわりぐみ(4歳児)さん。リズム遊びの後に少しだけ時間があったのでみんなでダンスをしました。

“おいけのアヒルちゃん”

お〜いけの〜ま〜わ〜りに
ア〜ヒ〜ルがガ-ガ-ガ-
友達探しにアヒルがガ-ガ-ガ-
ガ-ガ-ガ-ガ-パッパッパッパッガ-ガ-パッパッふりふりふり

という短いダンスですがこども達と「アヒルのマネできる??」とアヒルのマネをしながら、「ふりふりふり」の部分では可愛くお尻をふったりと笑いながら一緒に歌って踊っていました。
普段の生活の中で自然と口ずさんでくれる子もいたり、「先生ガ-ガ-やろ!!」っプール前の準備体操の時にリクエストがあったりと少しずつ流行りだしてきて嬉しなあ〜と思います。

今は保育士が考えたダンスですが、こども達と一緒に踊りを考え踊るのも楽しいかもしれませんね。そんな日がとても楽しみです。

大切にすべきこと

2012/08/01

研修でさまざまな睡眠障害のケースを通じて、子どもたちの睡眠が危機に瀕している実体を知ると、どうしてこうなってしまったのだろうと考えてしまいました。

生活が夜型になってはいますが、夜遅い時間に子どもを連れて出かけるのは、やめようと思えばやめることができます。しかし、お父さんの帰宅が毎日夜遅くなり、朝は早く出勤しなくてはならず、休みも少ないとなると子どもと接する時間がなくなってしまいます。お父さんが帰ってくるまで、子どもが起きて待っていたり、寝ている子どもを起こして、お風呂に入れたり、スキンシップを持ったりしてしまうでしょう。しかし、それは、子どもが睡眠のリズムを確立しようとしているところを、大人が邪魔してしまうことになります。これが慢性的な睡眠不足になると、子どもの発達に大きな禍根を残すことになってしまいます。

研修の講師を務めてくださっていた三池輝久先生は、こういった子どもを治療されているそうです。午前中に光を浴びることであったり、投薬することもあるとおっしゃっていました。まさに治療です。治療には家族全員の協力が必要で、お父さんが夜遅くなる仕事をやめて、家族全員で早く寝るよう努力されたご家族もあったと聞きました。これができる家庭はまだ良い方なのかもしれません。そうしようと思ってもできず、大変な思いをされている家族もあるのではないでしょうか。

こんなことを聞いたことがあります。1990年以降、いわゆるバブルの崩壊により景気が低迷したとき、日本の企業はリストラと称して従業員数を減らしました。その分ひとり当たりの仕事の量は増え、夜遅くまで残業しないとならなくなってしまったということです。

家族とのコミュニケーションどころか、子どもの顔を見ることさえままならない状況に追い込まれたお父さんがたくさんいらっしゃるのだと思います。家族が家族の形態を為さず、子どもの発達を犠牲にしてまで働かなくてはならない状況になってしまったのです。そのうえ、格差と貧困が問題になっています。子どもたちの育ちが危機に瀕しているのです。そして、そこまでして働いた成果は、市場という怪物に呑み込まれてしまっているのです。子どもたちが育たない社会に未来などあるはずがありません。今、何が大切なのか、皆がしっかりと考える必要があるのではないでしょうか。

キュウリ

2012/08/01

すみれ(1歳児)・たんぽぽ(0歳児)でキュウリを育てています。とっても大きな実が収穫できました!!

初め、みんな食べてくれるか不安でしたが、みんな、食べる前からもう興味津津で見ていました。

そして、キュウリを洗い、座ってみんなでいただきますをして食べました。

よっぽど気にいったのか、みんなバクバクと食べてすぐに一本無くなってしまいました。

それがとても嬉しくて、私はこの、みんなが食べてくれる姿を見るために、キュウリを育てていたんだなと思えた一日でした。

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