shigaraki (鞍馬山保育園 の投稿者) - 89ページ目 (186ページ中)

おとまり保育〜心から楽しむ〜

2013/08/02

おとまり保育を楽しんだのは子どもだけではなかったことを紹介しています。
子どもたちの楽しみにしているキャンプファイヤーだって、何とかして子どもたちを驚かせるような方法で点火したいという思いから、用務の先生が昨年考案してくれた自動点火システムを今年も使うことになりました。ただ、それを使うには、薪を組むときに細工をしておく必要があるので、あらかじめ準備をしなくてはなりません。鞍馬は涼しいといっても夏の午後の日差しはやっぱり暑く、炎天下で汗だくになって準備をしながらも、「仕事中にこんな楽しいことをさせてもらって良いのかな?」とニコニコしながら準備をしている先生の顔がとても印象的でした。

大人も遊び心いっぱいで楽しんで仕事をするからこそ、その楽しさが子どもに伝わるのかもしれません。とはいっても、おもしろおかしいだけで仕事をしているわけではなく、好きなことだけやっているわけではありません。どんなことでもいかに楽しむか。わくわくしながらできるかが、大切なのだと思います。「ついついやらなくてはならない!」と思ってやっていると、目がつり上がって、苦しくなってきますし、余裕もなくなってしまいます。忙しくても忙しさに負けてしまわず、遊び心を持って楽しめば、余裕が生まれてくるのだと思います。

そんなことを言いながら、私自身ついつい眉間にしわを寄せて、しゃかりきになってしまっていることがあります。そんなときには、できるだけ早くそんな自分に気付いて、余裕を持って笑顔で楽しみながら、仕事をしたいものです。自分を知って、自分を律する。まだまだその練習をする必要がありそうです。

「素敵な出来事〜」

2013/08/02

園庭遊びの時、最初は1歳児のA君が赤い車に乗って遊んでまいしたが、暫く他のところに行っている間に同じ1歳児のB君が赤い車に乗っていました。その事に気付いたA君は、駆け寄って来たので、どうするかと見ていると車を取り返そうとしています。

しばらく見ていましたが、手が出そうになったので少し仲裁に入る事にしました。

「A君がさっきまで乗ってた車だから、B君に乗ってほしくないの?」と聞くと、深くうなずくA君。

「A君が使っていなかったので、B君が乗ったみやいやなー!?『かして〜』って聞いてみたら?」と言うと

「かして〜」とA君。

すると、B君が、すぐに譲ってくれました。

「譲ってくれた〜!」といった感じでよほど嬉しかったのか、A君はB君をギューと抱きしめようとしました。それに答えるかのようにB君もAくんに抱きついて、ギューと暫く抱き合っていました。

そして、次の瞬間2人で「ハハハ…!」と笑い出しました。

動画を撮る事ができなかったのが残念です。

おとまり保育 〜こだわり〜

2013/08/01

0・1・2歳児担当の先生達は直接おとまり保育に関わりませんが、みんなで知恵を出し合って、おとまり保育のためにスペシャルなおやつを考えてくれました。内容は直前まで子どもはもちろん、担当の先生にも内緒になっていたようです。当日のサプライズといったところでしょうか。

どうやら、フルーツジュースを作ろうと計画していたようで、どんなフルーツをどれくらい入れると良いのかなど、何度か試作品を作って検討していたようです。そして、誰が言い出したのか、タピオカを入れようということになり、子どもたちに食べさせるのだから漂白剤などを使っていないものが良いのではないかなど、かなりこだわっていたようです。試作品をいただきましたが、酸味と甘みのバランスがほどよく、濃厚だけれども、後味がスッキリさっぱり、タピオカの食感も楽しめて、とてもおいしく仕上がっています。

当日、スペシャルおやつが出てきて、子どもたちは、まずカップの底に沈んでいる黒ぽい小さなかたまりが、気になったようでした。「これ何」と聞く子どもに、誰かが冗談で言った「カエルのタマゴ」のことばに及び腰になっていた子もいましたが、いざ口にしてみると食感が良かったのか楽しんでいたようです。

しかし、ただおやつをいただくだけでは終わるはずがありません。飲み終わったフルーツジュースにはどんなフルーツが入っていたかを当てる問題が用意されていて、4択なのですが、子どもたちは一生懸命考えていました。子どもたちは飲むだけでわかるのかな?と思っていましたが、結構真剣に考えて答えていました。正解は翌朝までおあずけ。はてさて正解は???

おとまり保育 〜たのしむ〜

2013/07/31

おとまり保育に参加した5歳児たちは、きっと楽しいことの連続で、思い出もたくさんできたのではないでしょうか。この経験から、自分でできる!という自信や、みんなで心を合わせ、力を合わせて何かをやり遂げることの楽しさを感じてくれたことと思います。なによりも、子どもたちがもともと持っていた優しさが、もっと深まったように思います。

子どもたちはおおいに楽しみましたが、楽しんだのは子どもだけではありません。先生たちもそれぞれにどうすれば「子どもが生活する」ことをより楽しく、興味を持って取りめるか、工夫を凝らしていたようです。

当園には、お当番活動などを行なう子どものグループがありますが、年度当初グループ名を子どもたちが決めたときに、ドラゴンフルーツという名前を付けたグループがありました。そこで、ドラゴンフルーツを知っている子どもはあまり多くないだろうから、この機会に本物のドラゴンフルーツを食べさせてあげたい。と考えた先生たちがいて、沖縄に行って買ってきてくれました。もちろんわざわざ買いに行ったのではありません。おとまり保育直前にプライベートで沖縄に行った職員が買ってきてくれたのです。他にも様々なフルーツを買ってきてくれて子どもたちといただきました。

ドラゴンフルーツを初めて見る子、食べる子の顔、そして「あんまり味しいひんなー」「おいしい!」「こらあかん」様々な反応がありました。先生達はきっとその顔が見たくて、力を合わせたのだと思います。

おとまり保育 〜 視点 〜

2013/07/30

火の神様から火を頂いたことがうれしくて、いつまでも心に残っていて、ありがとうと言い続けている。こんなにピュアで、素直で、優しい子どもたちと過ごすことができるのだと思うと、嬉しさがこみ上げてきます。

先生がこんなことを言っていたのを思い出しました。
なかなか先生の話しを聞かずに、自分の言いたい事ばかり言っている子がいて、どうすれば良いかと悩んでいた。しかし、その子の言っていることをよくよく聞いてみると、「誰かが困っているよ。」と訴えかけていたり、「そんなことしたらみんなが困るからやめようよ。」という意味のことを言っていた。その子はその子なりに、みんなが良くなればよいと一生懸命考えてのうえで言っていたことだったのだ。それは、その子がとっても優しい気持ちを持っているということなんだと気がついた。表面上の姿だけを捉えて、話しを聞かないからダメだと決めつけるのではなく、その子の心にまで想いを運んで見てあげることが必要なのだと思った。そういう視点でその子を見ると、今まで「どうして話を聞けないのだろう?」と、どちらかというとネガティブにとらえていたその子のことが、「なんて優しくて一生懸命な子なんだろう」と思えるようになった。そして、子どもに話しを聞きなさいというばかりで、自分自身は子どもの話をどれだけ真剣に聞いているのかと、自分自身を振り返った。

大人は、ついつい、子どもたちの好ましくないと思うところばかりが目について、どうしたら良くなるのかなと考えがちです。100点を目指して、足りない部分、マイナスを埋めようとしてしまいそうになります。どうして減点法で見て足りないと思うところ足そうとしてしまうのでしょうか。自分自身がいつも100点取ることが一番良いことだと思って育ってきたのでしょうか。マイナスばかりを見るということは、その子のプラス、良いところがだんだん見えなくなってくるということのように思います。

もちろん、良いところばかりを見て、その他を見なくても良いと言っているのではありません。子ども全体をしっかりと見つめながら、重点を置いて見るのはどこかをよく考える必要があると思います。

足りないところを外から引っ張って伸ばすのではなく。足りないところがあるなら内側からそこが膨らんでくるようにすることが大切なのではないでしょうか。いつも、ここが足りないあそこが足りないと引っ張ろうとばかりすると、かえってしぼんでしまわないでしょうか。

おとまり保育 〜ファンタジーの世界〜

2013/07/29

火の神様から火を頂いて、無事に点火されたキャンプファイヤーを囲んで、子どもたちが楽しんでいるところに、遅れて現れた私を見つけた子どもたち。口々に、「園長先生、あんな、あんな、火の神様が来はってん!」「みんなでお願いしたら火をつけてくれはったんやで」「めっちゃ嬉しかったわ」と告げてくれます。どの子も誰かに聞いてほしくてしょうがないという感じです。

「ほんま、ありがとうやわ」「火の神様ありがとう」火の神様に火をもらったことを私に伝えることで、点火の瞬間を思い出し、火の神様のことを考えたのでしょう。「火の神様は、どこから来はったんやろう?どこに帰らはったんやろう?」と話し合っていました。
月の近くに飛行機雲のような雲があるのを見つけて、「あのロープにつかまって、お月様まで帰らはったんやろか」「まだ、近くで見たはるかもしれへんで」火の神様の話しは尽きません。何度も「火の神様が火をつけてくれはって良かったなー」「火の神様ありがとう」ということばが出てきます。毎年、火の神様に火をもらってキャンプファイヤーをしていたのですが、これほどまでに感動して、いつまでも「火の神様ありがとう」と言っている子どもたちは初めてです。しかも火の神様についての想像がどんどん広がってゆきます。キャンプファイヤーが終わって園に帰る途中にも、火の神様の話しをしていましたし、お布団を敷いて寝る直前も、「窓の外に火の神様の足が見えた」とか「さっき帰っていかはったんと違う」と話しは尽きないのです。

そんな子どもたちを見ていて、なんてピュアで素直で、ファンタジーの世界を遠く、深くまで旅することができる力を持った子どもたちなんだろう。この子たちってなんてすごいんだろう。と思いました。そう思ったら、いつもにも増してこの子たちがいとおしく思えてきました。

おとまり保育から1週間が過ぎた今でもあちこちで「火の神様が来てくれはったんやで」という声が聞こえてきます。

おとまり保育 〜キャンプファイヤー 2 〜

2013/07/28

キャンプファイヤーの火をもらいたくて、火の神様を呼び出して一生懸命にお願いする子どもたち。しかし、今年の火の神様は、すんなりとは火をくれません。神様の出す課題をクリアしないとならないのです。

最初の課題、「最近朝の集まりで歌っている『海賊の歌』を歌え」と神様の声が響きます。子どもたちは、毎日歌っている歌なので、大きな声で歌ってクリア。

2つ目の課題は「保育園の前にいらっしゃるお地蔵さまは何人(体)か答えろ。」だったのですが、子どもたちはすんなり「6人」と答えていました。毎日見ていても、いざ細かなところまで尋ねられると答えられなかったりすることがありますが、子どもたちはちゃんと答えていました。

3つめは、「毎朝お参りの時に唱えている『三つの誓い』を言ってみろ」というものでした。もちろん子どもたちは、毎日唱えているのですんなりと唱えられるのですが、今年の火の神様は、「ひとつひとつがどういう意味か説明しろ」などと無理難題を出してきます。それでも子どもたちはなんとか答えていました。

さあ、やっと火がもらえると思ったら、またまた火の神様から、みんなで心を一つにして「火をください」と祈るようにという指示が来ます。子どもたちは一生懸命に「火をください」と祈ると、ようやく神様のお許しが出て、火がいただけることになり、みんなでカウントダウンです。「5、4、3、2、1、0」

「ボッ!」という音と共に、組み上げた薪が炎を上げました。

誰も火をつけていないのに、燃え上がった薪を見てさすがに子どもたちもびっくり。火の神様の力で火がついた。と喜んでいました。「火の神様ー!ありがとーう!」何度も何度もお礼を言う子どもたちに「さらば」とひとこと残して火の神様は行ってしまったようでした。火の神様は最後まで声が聞こえるだけで、姿は見えませんでしたが、子どもたちひとり一人にはそれぞれの火の神様が見えていたかもしれません。神様が行ってしまったあとも、子どもたちは繰り返し「ありがとう」を言い続けていました。

おとまり保育 〜 キャンプファイヤー 〜

2013/07/27

おとまり保育での子どもたちの大きな楽しみの一つは、キャンプファイヤーです。あらかじめ自分のローソクを作ってたのしみを増やしました。キャンプファイヤーの火をもらって自作のろうそくに火を灯すのです。

お化け屋敷、お風呂、食事に続いてキャンプファイヤーです。自作のローソクを持って、少し離れたところにある運動場へ行くと、空にはとても美しい月がかかっています。満月には少し早いのですが、月の光がとても明るく、昼間とは全く違う雰囲気に子どもたちは何かを感じていたにちがいありません。

キャンプファイヤーを始めるのに、あらかじめ井方に組んだ薪に点火しようと先生がポケットを探ります。
そして「あー!マッチを持って来るのを忘れた!どうして火をつけよう?」ということばから、ストーリーが始まります。「えー!どうするの?」と不安げな子どもたち。「どうしよ?」と困った声で聞き返す先生。子どもたちもいろいろ考えますが、なかなか良いアイデアが浮かんで来ません。そうしているうちに誰かが「火の神様にお願いしたら!」と言い出します。「それ、良い考えかもしれない」とその意見を採り上げる先生、「でも、どうやって火の神様を呼ぶの?」「とにかく大きな声で火の神様を呼んでみよう」子どもたちの中で話が進み、火の神様を呼んでみました。

「火のかみさまー!」何も変化はありません。

「声が小さいのかな?もっと大きな声で呼んでみよう」

「火のかみさまー!!」まだ何も起こりません。

「心を込めて、もう1回呼んでみよう」と声を振り絞って火の神様を呼びます。

すると、突然空から大きな声が降って来ました。「だれだ!わたしを呼ぶのはー」

子どもたちは響き渡る声に驚きます。中には怖くなる子もいましたが、火をもらってキャンプファイヤーをしたいという気持ちが強いのか、泣き出したりはしません。

「鞍馬山保育園のゆりぐみです」と子どもたち。

「それで、わたしになんの用かな」と火の神様。

「キャンプファイヤーの火をくださーい」と子どもたちはお願いします。

怖くて大きな声を出せない子もいますが、それでも心から一生懸命にお願いする子どもたち。火の神様から火をもらうことはできたのでしょうか・・・

おとまり保育 〜たのしみ〜

2013/07/26

おとまり保育で子どもたちが露天風呂を楽しんだことを紹介しましたが、楽しみはこれだけではありません。

みんなで、何かをして夕食後を楽しもうという意見をもとに話し合い、そこで決まったのがお化け屋敷だそうです。2グループに分かれ、グループごとに思い思いのお化けを作りながら、お化け屋敷を構成していったそうです。2グループに分かれたのは、1つのグループがお化けになっておどかす役をし、もう一方がお客さんになるためです。ですから、おとまり保育当日まで、もう一方のグループではどんなお化けを作っているのかお互いには知りませんでした。

どんなお化けを作ろうかと、グループのメンバーで話し合って決め、何を使ってどう作るかも意見を出し合って決めていったと聞きました。もちろん先生にアドバイスを求めたこともあったでしょう。

何かを行うために、先ずは様々なアイデアを出し合って、構想を練る。プランができあがったらそれを形にするために、自分は何ができるのか、できないところは誰のどんな力をどう活かすかを考えて頼み、任せる。みんなで何かを作り上げるプロセスを子どもたちは感覚でわかっているように思います。そして自分が何によって目的に貢献できるかも知っているのではないでしょうか。

ちょうちんお化けの中が光った方が良いというアイデアを形にするため、中に入れるために小さなライトを家からもってくる。ろくろっくびがそれらしく見えるためにはどうしたら良いかと考え、ダンボールなどをうまく使って表現する。ゾンビは床を這っていたほうが怖いだろうと考えてそうする。どうやってお客さんを怖がらせようかと、とてもよく考えていたことが伝わってきました。

当日、お風呂脳トラブルで多少時間が早まったお化け屋敷のオープンにあわせて見に行ってみると、思いがけないところにじっと立っているので、ドキッとさせられたお化け役の子がいました。

みんなが心と力を合わせれば、楽しいし、色んな事ができるということを子どもたちは知っているのかと思ってしまいます。

おとまり保育 〜露天風呂〜

2013/07/25

おとまり保育の楽しみはもちろん食事だけではありません。みんなでどうやって楽しむかも、話し合ったり考えたようです。おとまり保育全体が子どもたちにとって特別な2日間なのですが。そのなかでも特にスペシャルな時間といえば、夕方からお布団に入るまでの時間ではないでしょうか。先生が子どもたちに「おとまり保育で何が一番楽しかった?」と尋ねたところ、この時間帯の活動を楽しいと感じていた子が多かったようです。

準備から片付けまでの多くを自分たちで行った夕食も楽しい時間ですし、みんなで入るお風呂も特別です。といっても園にお風呂があるわけではありません。先生が事前に子どもたちに「お風呂はどうする」と尋ねると、これもいろいろな意見が出たそうです。近くにある「くらま温泉」(最近人気の入浴施設です)にみんなで行こうという意見があったり、簡易シャワーを使うという子もいました。最終的には普段使っているプールにお湯をはり、露天風呂にしてみんなで入ろうという案に落ち着いたようです。

普段のプール遊びでは、鞍馬の水は冷たいので少しお湯を足している程度ですが、このときばかりは給湯器をフル稼動させる必要があります。ところが、お湯を一気に出し過ぎたからか、ガスメーターがガス漏れと勘違いして、お湯がストップ。私たちでは復旧できなくなってしまい、業者さんを呼ぶことに。しかし、業者さんが到着するまでは1時間以上かかります。(田舎の不便なところです)

「お風呂が・・・」と、職員は一瞬青ざめましたが、機転の利く先生が何人かいて、園舎の反対側のシャワールームならガスの系統が違うのでお湯が出るはず。ホースを延長してそこからお湯を引こうということになりました。そう決まったら、早いもので、ホースをつなぐことができる蛇口に取り替えるなど様々な工夫をして給湯成功。業者さんが来てくださるまでなんとかつなぎました。みんなが心を合わせ力を合わせることで、何とかピンチは乗り越えられました。

ようやく、お湯がたまった露天風呂に入った子どもたち。この時期にしては湿度が低くさわやかな空気に包まれながら、少しトーンの落ちた青い空を眺めながら入る露天風呂は気持ちいいに違いありません。私も思わず入りたくなりました。あまりの気持ちよさに興奮気味の子どもたちはキャーキャーはしゃいでいます。その中で、Sくんは「せっかく気持ちいいお風呂なんだから、静かに入ろうよ。ほら、静かにして!セミの声が聞こえる。セミもきもちいい〜」って言ってるよ。そのことばに他の子どもたちも耳を澄ませてセミの声に聞き入っていました。

Sくんのひとことにとても心が和み、黄昏の柔らかな光に包まれたその場が、更にやわらかさを増したように感じたのは私だけではなかったはずです。

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