園のこだわり

におい

2012年6月18日

田んぼに稲を植えたこと、稲を植えるにあたって代掻きをしたら、肥料代わりに入れていた米ぬかが原因で土が臭くなっていたことを書きました。実際には代掻きの時も田植えの時も、子どもたちは思ったほどにおいを気にしていなかったようです。

しかし、最近はにおいにとても敏感になっている人が多いように思います。テレビでは良い香りがするという洗濯洗剤や芳香剤のCMをよく目にしますし、体臭などを気にしている人も多くなったのではないでしょうか。洗剤などで長く香りが残るということは、洗濯した後の衣服ににおいの元となる化学物質が長く付着しているということです。その化学物質が汗などと反応して皮膚に悪い影響を及ぼさないのか少し心配になります。

嗅覚は、鼻にあるにおいを感じる細胞が空気中に漂う化学物質を受け取ることによって感じるので、味覚とは違って離れていても感じられます。どこかからおいしそうなにおいが漂ってきてお腹が鳴るということもあるくらいです。もともと嗅覚は、これは食べられるものなのか、腐っていないかということをにおいを嗅ぐことで確かめたり、危険が迫っていないかを知るという目的がありました。動物は人間よりも敏感にいろいろなにおいをかぎ分けています。嗅覚から食料を得たり、危険を回避したりするための情報を収集している割合が人間より高いのでしょう。

においは男女の相性にも関係があるそうです。以前テレビで実験をしていたことがあります。ずいぶん前だったので詳しいことは忘れてしまいましたが、たしかこんな内容だったと思います。5人くらいの男性が何日間か着用したTシャツをポリ袋に入れ、何人もの女性がそのにおいを嗅いで、どう感じるかを判定するという実験です。その実験の結果は、Tシャツのにおいに嫌悪感を示した女性と、そのTシャツを着ていた男性の遺伝子は近く、Tシャツのにおいがそれほど臭いと感じない女性とそのTシャツを着ていた男性は遺伝的に遠い関係にあることが証明されたそうです。多様性を保つため、できるだけ遺伝的に遠い男女がカップルになるようになっているのかもしれません。

様々なことが様々に関係し合っている。においということ一つをとってみても、不思議な気がします。

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