園のこだわり

無隣庵 1

2014年3月16日

無隣庵に行ってみました。無隣庵とは、南禅寺門前にある山縣有朋の別邸です。無隣庵は3つ有って、この無隣庵は3代目なのだそうです。最初は山縣有朋の出身地、山口県下関にあり、2代目無隣庵は木屋町二条、高瀬川の源流に高瀬川を作った角倉了以の別邸があったところに山縣有朋が作ったそうです。この場所は現在、日本料理のお店になっています。庭を見る時間は無かったのですが、別の用で最近ここにも訪れました。偶然第二、第三無隣庵を1週間以内に訪れました。第三無隣庵のある辺りは当時、この地域を別荘地として発展させようという意図があったのだそうで、今でも近くには大きなお屋敷が建ち並んでいます。

第三無隣庵は、東山を借景とした庭がうつくしく、敷地庭の奥に向かってが三角形なのですが、借景をうまく活かしてあることで奥に向かって狭くなっていることを全く感じさせません。山と庭の木々が見事に一体化しています。

庭の一番奥には琵琶湖疎水から水を引いた三段の滝があり、その滝の水が池に流れ込み、そして建物の近くを流れて、流末は隣家に流れて行っています。この流れは数寄屋造りの母屋の近くではせせらぎの音が聞こえるように、流れを急にしたり、底に石を置くなど様々な工夫が凝らしてあります。母屋の縁側に座っていると、借景の東山や庭の木々などを眺めながら、せせらぎの音を聞くことができます。滝、静かな池、せせらぎ、そしてゆったりとした流れというふうに、場所によって異なる水の様子を楽しむことができるようになっています。いろいろと考えてつくられているものです。

三段の滝の近くの浅瀬で子どもが、貝を見つけていました。名前はよくわかりませんが2センチくらいの大きさの黒っぽい巻き貝と1センチくらいの茶色の2枚貝です。水の中をよく見ると、何匹かいたので、ここに住み着いているのでしょう。

池には鴨の様な鳥が3羽優雅に浮かんでいましたが、突然カラスが舞い降りてきて、鴨を池の端に追いやったかと思うと、自分が水浴びを始めました。鴨はあまり気にする様子もなく、池の端の方に移動していましたが、どこの世界にも自分勝手なのはいるものです。

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