園のこだわり

落語 2

2014年2月2日

玄武寄席という落語の会に参加した学童保育の子どもたちですが、前半が終わって休憩が入ったところで、「後半はどうする?もう少し噺を聞く?」と指導員が尋ねると、子どもたちは「最後まで聞く!」と答えたようで、後半も最前列に座っていました。

後半はいよいよ枝鶴師匠の登場です。マクラの部分でもずいぶんと笑わせていただきました。嬉しかったのが、子どもたちのことを幾度となく話題に取り上げてくださっていた事です。「高齢化はどこの世界も同じで、噺家もだんだん平均年齢が上がってゆく。それと同時にお客様も平均年齢が上がってゆく、小学生のお客様がいらっしゃることはとてもうれしいこと。」とか「でも、子どもはとてもシビアなので来年この会にこの子達がきてくれないというようなことになったら、私の噺のせいかもしれないと考えると、とてもハードルを高くしてくれている。」など子どもの噺で笑いを誘ってくださいました。
最前列に緊張して正座している子どもたちを「きちんと座ってくれている」と褒めたり、「足を楽にしたらいいよ。」と気遣ってくださっているのがよくわかりました。緊張していた子どもたちも嬉しかったことと思います。

また、子どもの話題から、ご自身の子ども時代のことを題材に、「公設市場」や「肥後守」といった懐かしいことばで、年配の方の心もくすぐっていらっしゃいました。子どもの頃ご自宅にあった仏壇にいたずらをしたといいうところから、仏壇屋の旦那と家業が仏壇屋なのにキリスト教を信心する若旦那親子の登場する「宗論」という本題に入ってゆくあたりはさすがだと思いました。

やはり師匠の噺はひと味違います。涙が出るほど笑わせていただきました。途中の子どもたちの様子はわかりませんでしたが、あとで、「おもしろかった?」と尋ねてみると、「楽しかった」と答えるてくれました。事前の話し合いでは、あまり参加したくないと言っていた子も、少しテレながら「まあまあ楽しかった」と答えてくれました。子どもたちは、「枝鶴師匠の噺が一番おもしろかったな。」などと一人前に話し合っていました。

たとえ2時間でも子どもたちが、日本の伝統文化、それも本物に触れる機会をもつことができて良かったと思います。来年も「参加したい。」と言ってくれる子どもが増えると嬉しいと思います。

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