園のこだわり

夫婦の幸福度

2014年1月22日

FMラジオを聞いていたら、パーソナリティーがニュージーランドのオークランド大学で、行なわれた実験について話していました。

夫婦間での喧嘩やトラブルというのはよくあるものです。お互いの主張や考えがぶつかり合うなどして、喧嘩になってしまいます。そこで、意見がぶつかり合わないように「夫が妻の言い分を全て受け入れ続けるとどうなるのか?」という実験を行なったそうです。

その実験は、何組かの夫婦に「夫婦間の幸福度を調査」ということで協力してもらって、妻には幸福度を10段階で表してくださいとだけ伝え、夫にだけ「妻の言い分を全て受け入れ続ける。たとえ主張が違うと思っても反論せず、常に同意し続ける。」という条件を伝えました。ですから実験期間中は奥さんの主張が全て受け入れられ、夫は妻の考えに従って行動するのです。実験開始時の夫の幸福度は7、妻の幸福度は8でした。

しかし実験開始から12日で、予定したよりも早く実験は終了したそうです。その理由は、夫のストレスがひどすぎて、これ以上実験を続けるのは危険と判断されたからだそうです。このときの夫の幸福度は3と実験開始時の7から急落したのに対し、妻の幸福度は実験開始時の8よりわずか0.5高い8.5だったそうです。

パートナーのどちらかが、常に相手の意見に同意し続けることでは、幸福度は上がらない。ある程度ぶつかり合うことも必要なのかもしれない。問題はそのぶつかり合い方なのかもしれない。とパーソナリティは言っていました。

この放送を聞いて、お互いが自分の想いを伝えることの大切さと、相手の想いを受け止めることの大切さを感じました。自分の想いを冷静に伝えれば良いのに、つい感情的になるから、けんかに発展してしまうのかもしれません。また、相手の意見を受け入れると、この実験のようになるかもしれません。かといって、聞かなければ、相手は自分の想いを伝えることができなくなってしまいます。ですから、まずは相手の想いを受け止めることです。全て聞き終わる前から、相手が話す前から、否定的な気持ちで聞いても、相手は受け止められた感じはしません。まずは丸ごと受け止め、そして自分の想いを伝える。ということがお互いに行なえれば、衝突は起こりにくいのかもしれません。

これは夫婦間にかぎらず、いろいろな人がコミュニケーションをとるうえで必要なことなのではないでしょうか。当園が目指す子ども像に「自分の想いを伝えられる子」「相手を受け止められる子」というのがあります。自分の想いをしっかり伝えるし、相手の事も精一杯受け止めることができる。子どもも大人もそうできるようになると良いと思います。

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