園長ブログ

もみじのちから

2012/07/03

   丸太が芽を出しました

伐採されて一本の丸太になってしまったもみじの木。それでもいろいろなところからどんどん芽を吹いて、葉を伸ばしてゆく、そんな生命力の強さに心を動かされました。

木が少しでも水を上げることができればと、短く切り分けて水につけられました。ちょうど、切り分けるところを見ていたのもあって、その後どうなるのかがとても気になりました。見に行けないときにお寺の人にどうなったかを聞いたら、なんと1日に1センチ近く葉が伸びているということでした。本当に驚きです。どんどん葉が茂ってきて、小さな一本の木のようになってきます。

一本の木でも末の方と元の方ではずいぶん違います。根元に近い部分ほどよく水を吸い上げ、上側の切り口が湿っていましたし、葉がたくさん出ているのは末の方です。
水に浸かっている部分から根が出てきて、土に植えもどせると良いなと思っていますが、それは少し無理かもしれません。

  芽がどんどん大きくなります

そうやって、たくさんの葉を茂らせたもみじですが、ある朝見てみると、せっかく大きくなった葉や小枝が、ほとんど無くなっていました。なにかの理由で切ったのかと思ったら、なんのことはない鹿が食べてしまったようでした。せっかく大きくなったのに・・・とも思いましたが、鹿も狙っていたのかもしれません。鹿も食べるものがなくなると命をつないでゆくことができないので、しょうがないのですね。

それにしてもものすごい生命力です。自然に生きているものは強いのかもしれません。子どもは木ではありませんが、ものすごい生命力を持って、自ら最も良く育つように生きているような気がします。それが最大限に発揮できるよう、大人は、ほどよい距離感で子どもたちを見守ってゆけると良いと思います。

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