園のこだわり

おもいやり

2012年6月25日

先日、職員全員が参加しての研修を行い、保育がが終わった夕方から夜遅くまで熱心にとりくみました。知り合いの会社の方々が、わざわざ東京から大勢でご来園くださり、研修を手伝ってくださいました。

私たちのために遠くから大勢で来ていただくのだから、皆が心を尽くして迎えるようにしたいという想いから、2人の職員が担当してどうおもてなしすると良いのか、忙しいなか時間を割いていろいろと考えてくれました。おもてなしといってもそんなに特別なことができるわけでもなく、どうすれば良いのかずいぶん考えていたようです。そして、少しでもみんなの心が和むようにと花を用意したり、リラックスして研修できるようにと会議用の机に暖かい色のテーブルクロスを敷いてドリンクバーをしつらえ様々な飲み物やお菓子を用意してくれました。そして、担当者任せにするのではなく全員が気持ちを運ぶようにしたいと、一人の職員がパウンドケーキを焼いたものをみんながひとつずつラッピングしました。

そうして皆さんを迎えたのですが、いらしてくださった皆さんも、天然酵母で作った手作りパンをその日の朝から焼いてきてくださったり、甘麹という甘酒の元のようなものを作って持って来てくださいました。甘麹をご持参いただいた豆乳に入れると、砂糖を全く使っていないにもかかわらず、やさしい甘さの飲み物ができあがります。また、これを小さなカップに入れて冷凍すると、さわやかなデザートになります。それらのものを手間暇かけて作り、東京から新幹線に乗って持って来て頂いたと思うととても心が温かくなりました。

相手のことを想い、どうしたら喜んでもらえるのかと考えること、相手の気持ちに心を運ぶこと、「おもいやり」です。おもいやりはお互いの心を温かくします。それは特別な場合ではなく普段の生活のなかでこそ大切にしたいことです。

子どもたちに接するとき、この子は今何を求めているのかなと一人ひとり違う子どもの心に想いを運ぶこと、それができて初めて保育ができるのです。子どもの心を想い、子どもの心に寄り添うことが保育のはずです。決して大人が子どもたちをひとくくりにして動かそうとすることではないのです。
思いやりは、いつも自分自身がそう生きていないと発揮できないと思います。小手先ではない、自分の生きる姿勢こそが保育なのですね。

研修を手伝ってくださる皆様をお迎えすることを通して、改めてそのことを重く受けとめ、心に刻み自分自身を大いに反省する機会になりました。

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