園のこだわり

ほめる

2012年6月6日

金星が太陽の前を横切る「金星の太陽面通過」がありました。鞍馬はとても良く晴れていたので、観測めがねを使って見ることができました。まるで太陽の顔にできたほくろがゆっくりと時間をかけて移動しているかのようでした。お寺の本殿前で観察していらっしゃる参拝者の姿もありました。最近は様々な天体ショーが繰り広げられ、人々の関心が宇宙や天体に向いているようです。特に、太陽に関する話題が多いよなので、太陽に注目する機会が多くなります。

子どもを見るときには、その子の興味関心と意欲、繰り返しチャレンジすることに注目したいと書きました。
大人が、子どもができるかできないかという結果ばかりに注目していると、子どもも結果ばかりを求めようとします。ですから、逆上がりができる子はどんどんやる一方で、少しやってみてできなかったら、できないという結果ばかりを気にして、あきらめてしまう。繰り返しチャレンジするということをしない子も出てきます。できたか、できないかという結果を重視するということは子どもを評価することに繋がります。

子どもを「ほめる」ことがあります。私は、子どもを勇気づけるという意味から「ほめる」と良いと思っていました。よく「○○ちゃんすごいね!」と子どもをほめることがあります。心からすごいと思って、素直に感動を伝えるのならそれは良いと思います。しかし、大人が自分の思うようにさせたいから、思うとおりに子どもを動かしたいから、大人が望む結果を示した子どもをほめてしまうことがあります。また、誰かをほめることによって他の子にも同じようにさせようとしがちです。それは大人が望む結果を子どもに強要してしまうことにはならないのかと考えてしまいます。

結果をほめることばかりだと、子どもは自分の興味や関心、意欲からではなく、大人にほめられるために、何かをやろうとするようになります。逆にほめてもらえないとやらなくなってしまいます。そうはなって欲しくないと思います。

ですから、「ほめる」というよりも「寄り添う」のが良いのかと思います。それとも「励ます」「勇気づける」でしょうか。結果だけに注目しない、結果だけで子どもを見ない。子どもを評価しないということを心にとめておきたいと思います。

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