園長ブログ

同窓会

2011/11/16

当園を卒園した子どもたちが、同窓会と称して年に一度保育園に集まる日があります。今年は11月13日日曜日に行いました。小学校1年生から中学校2年生まで約130名に案内を出したら70名あまりの参加がありました。違う小学校に行ってしばらく会っていない友達と会えて喜ぶ小学生。中学生も部活動の時間などをやりくりして来てくれました。部活動があるけれども、練習の始まる時間までだけでも参加するという子もいました。みんな久しぶりに懐かしい顔を見るのは嬉しいものです。みんなそれぞれに成長して、町で会ったらきっとわからないだろうなと思う子もいます。送迎していらっしゃる保護者に会えるのも楽しみのひとつです。東京に引っ越した子がわざわざ来てくれた年もありました。退職した職員にも声をかけます。

みんなで集まってゲームをしたり、保育園の頃を思い出すような遊びをして楽しんだあとは、全員で昼食をいただきます。昨年まではケータリングサービスを利用していましたが、今年は調理員が「みんな保育園に来て友達や先生に会い、保育園を懐かしんでいるのだから、昼食も懐かしんで欲しい」といって、朝早くからカレーを作ってくれました。

特にこれといったことがあるわけではなく、みんな集まるだけなのですが、なぜかそれが楽しいのです。昼食の後しばらく遊んで解散するのですが、解散後も園で遊んでいく子や、久しぶりに会った友達の家に遊びにいく子などもいるようです。

中学生のひとりに「学校はどう?楽しい?」と聞いたら「楽しくてしょうがない」といっていたので、こちらも嬉しくなりました。小学校へ行っても中学校へ行っても、みんながいきいきと自分の道を歩み、自分を活かす。そのことで他の誰かを幸せにできる。そんな生き方をしてくれたらいいな。なによりもその子自身が輝いていてくれますように。たくましく成長した懐かしい顔を見ていたら、そんな気持ちがあふれてきました。

 

 

木々が少しずつ色づいてきました。鞍馬の紅葉をお届けします。

 

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