園長ブログ

自然の営み

2016/01/05

太陽と雲が織りなす自然の美しさと、太陽のありがたさを感じながら、自然現象に目を向け心を傾けると、そこにはいろいろな教えがあり、学びがあるように思いました。もちろん自然は、美しいだけ、やさしいだけ、恩恵をもたらしてくれるだけではありません。時には災害を引き起こすなど、厳しく恐ろしいこと、命を脅かすことさえあります。そんな人間にとって不都合な面も含めて、自然現象に向き合えると良いのだと思います。

便利に快適に暮らせるようになった現代、都会では日の出や、月の満ち欠け、季節の移り変わりに、さほど敏感にならなくても暮らしてゆく事はできます。まして、草花、樹木、虫や動物の様々な営みにことさら注意を向ける必要は少なくなっています。ですから、敢えて意識的に自然と関わることをしないと、自然からどんどん遠ざかってゆきます。自らも自然の一部であるはずの人間が、どんどん自然から遠ざかってゆくと、そこには不調和が生まれるような気がします。ですから、ストレスフルな今の時代、多くの人が自然を求めて山歩きをしたり、畑で作物を育てたり、自然を求めるのではないでしょうか。

20160105_自然の営み

スクロール