園長ブログ

運動会 3

2015/10/05

運動会を鞍馬小学校で行うにあたって、会場や準備物については、よく考えて一つずつ決めてゆけば、何とかなるのですが、主役の子どもたちの動きについては、少し難しいのです。

こどもたちが、いろいろなことを練習するのは、保育室か園庭しかありません。去年までは、運動会を行う場所を使って練習をしていたので、子どもたちも広さや距離感なども自然とわかっていたのですが、今年は狭い室内での練習がほとんどだったので、他のことはできても、実際の距離感や広さを感じることがむずかしかったのです。

それを感じたのは、初めて鞍馬小学校に練習に行ったときでした。並んでも会場を大きく使う事をせずに、いつもの保育室程度にしか広がれないなど、戸惑う子どもの姿がありました。先生たちは、できるだけ本番と同じ広さで練習した方が良いと思ったといいます。そこで、園庭で同じくらいの広さを確保できないものか、工夫したようです。園庭をいっぱいに使ってラインを引き、子どもたちが実際の広さを感じられるようにしていました。

子どもたちが、戸惑うことなく思う存分自分たちの力を発揮できるように!そのためには努力は惜しまない姿勢をうれしく思いました。

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