園長ブログ

竹の子

2015/05/04

4月の終わりごろ、宅配便でダンボールが一つ届きました。箱には「たけのこ」と書いてあったので、開封してみると、箱いっぱいに、新鮮そうな竹の子が入っていました。送り主は、毎年この時期に竹の子を送ってくださる卒園生の保護者です。もう、12、3年になると思います。毎年欠かさず、新鮮な竹の子を送ってくださるのです。

箱を開けただけで、みずみずしさがあたりに広がる感じがします。鮮度が勝負だと思ったので、できるだけ早く食べられるように調理の先生にお願いしました。でも、せっかくなので、子どもたちにも竹の子を感じて欲しいと思った保育士の先生たちが、子どもたちが竹の子の皮を剥く機会を用意していました。見た目の色や形、皮の表面の産毛の感触、立ち上る香り、子どもたちはまさに五感で竹の子を感じる機会をいただきました。子どもたちが皮を剥いた竹の子は、調理の先生が早速料理して、竹の子ごはんを作ってくれました。

毎年、毎年気にかけていただいて、新鮮な竹の子を送ってくださるからこそ、子どもたちがいろいろな経験ができるのです。ありがとうございます。

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