園のこだわり

歯並び

2014年2月26日

常に身体全体への影響を考えながら、歯の治療を行っていらっしゃる、堤デンタルクリニック院長 堤 一純 歯科医師のおはなしをうかがうなかで、かみあわせの大切さを知りました。かみ合わせが狂ってくると、顔の表情が変わってきます。左右のかみ合わせが良くないために、顔がゆがんでしまう方もいらっしゃいますし、お年を召した方の中には、いつも怒ったような表情になってしまう方がいらっしゃいますが、それもかみ合わせが原因なのだそうです。かみ合わせに影響することのひとつに歯並びがあります。私たちは遺伝的には歯が32本あるのですが、近年の人はあごが小さくなってきていて、親知らず4本を抜いた28本が顎の大きさには適当なのだそうです。最近はそれでもまだ顎が小さすぎて、歯並びが悪くなるので、小臼歯を抜いて矯正する若い人もいるようですが、全体への影響を考えると良い方法ではないようです。

かみあわせに大切なのは歯並びですが、歯並びが悪くなる原因の一つは、歯が抜けてしまったのをそのまま放置することだそうです。何かの原因で1本歯が抜けると、隣の歯が、抜けた歯の方に寄ってきますし、抜けたのが上の歯ならその歯とかみ合っていた下の歯が伸びてきます。下の歯が抜けると、上の歯が下がってくるのだそうです。これが意外と早く変化するそうです。ですから歯が抜けたまま放置すると、かみあわせが崩れてしまうのです。

5歳児達がよく歯が抜けたと見せにきてくれます。子どもたちは乳歯から永久歯に生え変わるときなので、乳歯が抜けるのは正常な成長なので良いのですが、どうせ生え替わる乳歯だからと、いい加減にしていては、後から生えてくる永久歯に悪い影響を及ぼす場合もあるそうです。小さいうちから歯を大切にすることを習慣にしておいた方が良いことはいうまでもありません。

「歯磨きしなさいよ!」ではなく、子どもが進んで歯磨きできるような声かけや、きっかけ作りを工夫してゆくことが必要です。いくら強制的にやらせても、大人がやらせなくなると、やらなくなります。それは子どもが自分からやろうと思ってやっていないからです。私たち大人は、目の前の子どもたちに今、歯磨きをさせれば良いのか、それとも歯磨きという習慣が身につき、大きくなっても歯を大切にするために、自らそれができるような力を獲得することを助けることなのでしょうか。

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