園のこだわり

なんのために

2014年2月5日

突然ですが、「あなたは、毎日なんのために生きていますか?」と聞かれたらなんと答えるでしょう。すぐに答えることができますか?ちょっと考えてしまいますか?

先日、ラジオを聞いていたら、パーソナリティがそんなことを話題にしていました。
「今、学校で出席もとらないし、テストもないといったらどれくらいの生徒が学校に来るのだろうか。江戸時代の私塾では、出席もとらなかっただろうし、試験もなかっただろうと思われる。塾生はみんな学びたくて学びたくて塾に来ていたのだから、そんな必要はないのだ。」というような内容だったと思います。

吉田松陰が教えた松下村塾、緒方洪庵の蘭学の私塾適塾、ドイツ人医師シーボルトの鳴滝塾など数多くの私塾があったと日本史で習ったのを思い出しました。幕末から明治維新にかけて日本を大きく変える原動力となった人たちが、こういった私塾で学んでいました。私塾で学んでいた人々は、それぞれに目的を持ち、その目的を達成するために自らの意志で、学びたくて学んでいたはずです。実際にどうだったのか調べたわけではありませんが、ラジオで言っていたように出席を取ることも、試験もなかったのかもしれません。大切なのは目的を持っているかどうかということなのでしょう。

また、仕事にしても然りで、もし「仕事をしてもしなくてもいい、生活は保障する。」といわれたときに、あなたはどうしますか。という問いかけもされていました。

「あなたはなんのために仕事をしていますか?」という問いに「生活のため」と答える人は多いと思います。もちろん生活ができなくてはどうしようもありませんが、生活のためにだけ仕事をするのでしょうか。自分の志を遂げるため、なりたい自分になるため、自分のミッションを遂行するため、自分はなにがしたいのか。自分の人生の目的は何か。を常に意識しながら仕事ができると、きっとやり甲斐があるし、楽しいのではないかと思います。

もちろん特別な目的を持たなくても、何となく生きてゆく事もできます。それが悪いと言っているわけではありませんが、自分の生きる目的を持ち、目的に近づくために努力をする。そうやって一歩一歩山を登るように、自分の目的に近づいてゆけたら、どんなに楽しいことでしょう。常に目的を見据えてブレることなく進みたいと思います。そのためにも自分にしっかりと向き合うことが大切なのかもしれません。

「なんのために!」青臭い問いかけかもしれませんが、何をするときでもこの「なんのために」を忘れることなくいたいものです。

「衣食足りた後に行くのはどこ?さらなる収入?権力?それを探すのが1年という時間なのかもしれません。」ラジオのパーソナリティはそんなことばで、そのコーナーを締めくくっていました。

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