園のこだわり

恐竜博物館 2

2013年11月13日

   カマラサウルスの全身標本

遠くからでもそれとわかる、銀色に光り輝くドームのような外観の建物。大きな恐竜のタマゴなのかと思ってしまいます。エントランスを一歩入ると、地中深く潜ってゆくように続く長いエスカレーター。トップライトからふりそそぐ光に包まれてエスカレーターに乗っていると、時計を逆さに回して、恐竜の生きていた時代に向かってタイムスリップしているかのような感じがしました。エスカレーターを下りたところで、大人用と子ども用の音声ガイドを借りて先に進むと、そこはダイノストリートと呼ばれる通路で、両側の壁には化石標本が芸術作品のように並べられています。ところが標本と標本の間に何かの機械が突き出ているのです。機械ものが気になる私としては、

 動くティラノサウルスがお出迎え

化石標本よりそちらが気になってしかたなかったのですが、それは天井に古代の海中の様子を映し出すためのプロジェクターのようでした。天井を見上げると古代の海底を歩いているように感じられる演出のようです。

ダイノストリートを抜けると、ほぼ全身の骨が保存されてるカマラサウルスの全身標本が発掘途中のような姿で出迎えてくれます。これを俯瞰するように階段を上がると、そこは「恐竜の世界」ゾーンです。40体以上もの恐竜全身骨格が展示されていて、まさに恐竜だらけです。その上リアルに再現されたジオラマや、動く恐竜もたくさんいます。あまりにもたくさんあるので、何が何だかわからなくなってしまいそうです。しかし、研究の成果がとてもわかりやすく解説、展示してあるので、じっくりと見ることができれば、とてもおもしろいと思います。「どんな声を出したの」という展示では、恐竜の聴覚器官や発声器官をその化石から研究して実際に出したであろう声を推測して示してありました。これらの膨大な数の充実した展示は、長径84m、短径55m、高さ37.5mという巨大な空間の中にあるのです。しかもその空間には柱がありません。音声ガイドを聞きながら、進んでいたら建物についての説明がありました。設計は黒川紀章さんでした。恐竜のタマゴのように見えるが、そのイメージではなく、柱のない大きな空間を作るために、このような形になったそうです。

いろいろな意味で充実している博物館だと思いました。

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