園のこだわり

おとまり保育〜まねる〜

2013年7月24日

「子どもが自分で生活する」ことをテーマに行ったおとまり保育、夕食の支度は買い物から調理、そして自分の使った食器を洗うことまで、できる限りを子どもたちが行いました。夕食の調理ではにんじんやじゃがいも、たまねぎの皮を剥き切っていましたが、みんなとても真剣に取り組んでいます。中にはとても慣れた手つきで包丁を使う子もいます。きっと家でも家族で調理をしているのでしょう。

子どもは、まねをする事で学んでゆきます。様々な動作はもちろんそうですし、心もまねをする事で育まれるのです。ですから、子どもにこうなってほしいと思うのなら、何かを教え込むよりもまず大人がそのことに真剣に取り組むことが必要です。その姿が自然と子どもの心に映り込んでゆくのです。子どもにテレビばかり見ないで本を読みなさいというのなら、大人も本を読むべきです。しかも真剣に楽しそうに。

子どもたちは食べ終わった後の食器を洗うことにも一生懸命でした。もちろん動きがぎこちなかったり、上手ではなかったり、時間がかかったりしますが、そのことに一生懸命取り組もうとする姿勢が大切なのです。子どもたちははとても真剣にに取り組んでいました。

夕食のハヤシライスを食べ終わった後に、先生が「みんなが食べ終わった後のお皿はきれいかな。園長先生のお皿を見て。」と子どもたちに声をかけていました。私は食事をした後に食器ができるだけきれいになるよう心がけていて、園で子どもたちと昼食をとるときも、食べ終わった後の食器に少しお茶を入れてきれいにするようにしています。そのことを知っていた先生が、子どもたちに、きれいに食べることの大切さを伝えようと、私のお皿を引き合いに出したのでした。食べ終わった後のお皿がきれいなら、食器も洗いやすいし、水も汚さない。なによりも、食べ物のいのちに感謝していただくということが伝えたかったようです。私のお皿を見た子どもたちは自分のお皿もきれいにしようと工夫していました。お皿に残ったハヤシライスのルーをスプーンできれいに集めて食べたり、私がお茶を使ってきれいにしているのを知っていて、まねをしている子もいました。先生が声をかけてくれたので、子どもたちが気付いて取り組んでくれたのです。きっと子どもの心に「食べ物に感謝する」というメッセージは届いたと思います。

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