園のこだわり

分をわきまえる

2013年7月8日

のど飴の原点にかえって、「声を大切にする人が必要とするのど飴」の開発する。その中心となったのが、当時入社4年目の女性社員片桐さんでした。特に声を大切にしている人は誰かと考えた末、声楽家という答えにたどり着き、国立音楽大学で教鞭をとっていらっしゃる声楽家の小林一男教授を訪ねました。

小林教授は「声楽家にとってのどは大切な楽器で、取り替えることのできない一生ものだから、24時間大切にしている。」とのことば荷も現れているように、のどを大切にする姿勢は並大抵ではありませんでした。小林教授は喉によい素材などをよくご存じで、何種類か紹介してもらい、それらを加えたオリジナルハーブエキスを杉村さんを中心とした研究チームが開発したそうです。

オリジナルハーブエキスを用いた試作品を作り、音楽大学の学生さんに試してもらってはアンケートを取るかたちで、開発は進みました。最初は、効き目を重視したあまり、味が苦くなってしまったり、食べたときの感覚がよくなかったりという意見が多かったようです。学生さん達にとってものど飴は必需品なので、よいのど飴ができるためなら、協力は惜しまない姿勢の方が多かったようですが、それだけにアンケートでは厳しい意見が多かったといいます。学生さんもそれだけ真剣に取り組んでいたということなのですが、片桐さんはじめ開発チームは行き詰まってしまいました。

小林教授に相談したところ、のどの調子が悪く治療が必要なら、私たちは医療に頼る。のど飴に治療を求めているわけではない。むしろ、これをなめているから安心できるとか、リフレッシュできるといったメンタルな部分を支えてくれることの方が大切な要素だとおっしゃるのを聞いて、のど飴に過大な役割を求めすぎていたことに気がついた。とたしか番組のなかでは紹介されていました。

そのものや人の役割というのは、なかなかわかりにくいもので、ついつい求められてもいないのに役割以上のことをやろうとしたり、役割を果たさずにいようとしたりしてしまいがちです。いまここにおける自分自身の役割をしっかりと見据え、理解し、その役割を果たすことに専念すべきなのでしょう。分をわきまえるということばが適切なのかどうかよくわかりませんが、自分の役割をわきまえて、それをしっかり果たす事に力を注ぐことが大切なのだと想います。

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