園長ブログ

柿の木 1

2013/02/11

冬型の気圧配置が強まって、風が強く朝から雪が水平に降っています。ようやく体調も回復して何とか動けるようになりました。しばらく寝込みましたが、身体を休めることができましたし、自分を見つめる機会にもなりました。いろいろ迷惑をかけてしまった方々には申し訳ありませんが、休養の時間をいただきました。ありがとうございました。

当園の園庭のすぐ近くに、畑があります。もう10年くらいになるでしょうか、山が崩れるのを防ぐために、石垣を積んでいただいたので、園庭もひろがり、その一段上に畑もできました。いろいろと栽培したりしていたのですが、6〜7年前からシカ、イノシシ、サルなどに作物を食べられることが多くなり、仕方なくネットでおおいました。最初の頃にキンカン、イチジク、柿など果樹を畑に植えていたのですが、なかなかうまくゆかず、枯れてしまったものもありました。

そんななか、元気に育って今も残っているのが、キンカンと2本の柿の木です。2年ほど前に柿の木が初めて実をつけたので、これから毎年柿が食べられるかなと期待していたら、柿の木が大きくなりすぎて気がついたときには、そのままでは畑の外に出すことができないくらいの大きさに育っていたのでした。そのまま畑のなかで育てようかとも思いましたが、それはとても無理です。

何とか外に出さなくてはと、柿の木引っ越し計画がスタートしました。実は昨冬に植え替えつつもりだったのですが、一度に動かすと負担が大きいのではないかということになり、昨冬は大きな枝を切り、横に広がった根も地中で一定の長さに切りそろえておいたのです。

そして、今冬を待って植え替えなのですが、うっかりそのことを忘れてしまっていたのです。本来であれば、もう少し早い時期に植え替えるべきところが、今頃になってしまいました。もちろん、私がひとりでできるわけもなく、お寺の方々にお願いしました。

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