園のこだわり

初日の出

2013年1月1日

お寺で除夜の鐘をつきました。気温は氷点下3度、雲ひとつない星空には冴えざえとした月がかかり、シャープな光を投げかけています。冷たい空気が凛としていて、自ずと気持ちが引き締まります。ついさっきまで平成24年をふり返っていた私には、反省したことをしっかり心に刻んだか。と月に問われているように感じられてなりませんでした。ふり返ってはみたもののどこかスッキリしないところがあったのかもしれません。百八回の鐘をついて百八の煩悩を除くといわれる除夜の鐘、一年間の罪過ちを悔い改めることができたでしょうか。

どこかスッキリしない気分を持ち越したまま、迎えた元旦の朝。
強い寒気が入り込んでいて、雪の可能性もあったのですが雪は全く降らず冷え込みました。近年珍しく快晴で迎えた元旦の朝、初日の出を拝もうとたくさんの方が、お寺の本殿前にいらっしゃいました。
東に望む比叡山の向こうの空が明るくなり始め、徐々にオレンジ色に変わってゆきます。そのオレンジ色がさらに明るくなってきて、ついに太陽が顔を出しました。その瞬間、金色の光の束が、ドーンとこちらに向かってきました。そしてどんどん光量が増してきます。金色の光に包まれていると、どこか別の世界にでもいるようで、太陽に向かって自然に手を合わせていました。そうしていると、とてもやわらかくあたたかい何かで心が満たされてゆくような感覚がやってきて、うれしさがこみ上げてきます。そこにいらっしゃる大勢の方々も同じように感じていらっしゃるのだろう。なぜかそんな確信にも似た思いをもちました。

そして、それまで心に引っかかっていた何かが、氷が溶けるようになくなってゆく気がしました。太陽から明るさとあたたかさをいただけたのだと思います。

「太陽のようにあたたかい」そんな自分でいられる1年にしてゆきたいものです。

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