2015年 12月

空想の世界 2

2015/12/07

子どもたちが想像力をいっぱい使って、空想の世界で思う存分遊ぶことができるように、昨年は天狗が登場しました。子どもたちの空想の世界をより楽しくするために、現実の世界も天狗に関する物がいろいろ登場していました。天狗の歌を作詞作曲して、レコーディングしてしまった保育士の先生もいました。それに振りをつけて、ダンスにしてみんなで踊るなど、先生たちも想像力いっぱいでした。

今年は、天狗に代わって魔女が登場です。毎年ストーリーは夏前に始まります。年長児たちが、おとまり保育を前にしていろいろと計画を立て始めようかとする頃、魔女から手紙が届きました。

実は突然魔女が表れたわけではなく、向いの山の麓に小さな公園やお寺、お宮があります。その近くに廃屋があって、向いの山に散歩に行くときは、必ずその前を通ります。その廃屋が、いつの間にか子どもたちの中で、「魔女の家」と呼ばれるようになりました。それが、年長児から年中児へそして下の年齢へと伝わっています。

子どもたちのいろいろなことは、そうして下の年齢へと伝わって行き、その中で子どもたちの文化が生まれてくるのです。人をいたわり、優しいことばをかけることも伝わってゆきますし、反対に厳しく注意したり、とがめたりすることも伝わってゆきます。そのモデルは周りにいる大人ですし、大人が何を意図して、子どもに接するかがとても大切になってくるのです。

そうやって、子どもたちに伝わってきた魔女の家には、魔女が住んでいる。と子どもたちは信じています。その魔女から手紙が届いたのです。

きょうのごはん 12月7日

2015/12/07

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  (おひるごはん)
  ・梅ごはん
  ・豆腐の煮物
  ・もやしのサラダ
  ・のっぺい汁

  (おやつ)
  ・じゃがいももち
  ・牛乳

*本日は全てのメニューで残食がありませんでした。

梅ごはんは、梅干しとかつお節で作りました。

じゃこと梅干しで作る普段の梅ごはんとの違いに、子どもたちはすぐに気が付いてくれました。

 

空想の世界 1

2015/12/06

子どもたちの得意なこと、それは何でも遊びにできる事です。大人には想像もできないような事を思いついたり、つながりそうもないことを結びつけたりします。それは、脳内の神経細胞を情報が伝わるときに、伝わり方が一定していないからだといわれています。成長するにつれて情報の伝わり方が、一定になってきて論理的な思考ができるようになってきますが、その分突拍子もない発想が生まれたり、全く関係のなさそうなものに共通点を見いだしたりすることは、少しずつ減ってくるそうです。

柔軟な発想の他にも子どもたちが得意なことがあります。それはファンタジーの世界に遊ぶことです。4歳ごろになると想像力が豊かになってきて、様々なイメージを膨らませ、物語を自分なりにつくったりします。また、暗いところや、お化けなどへの恐れの気持ちも持つようになります。そして、豊かになった想像力を使っていろいろな世界を旅することができるのです。

そんな子どもたちの楽しみを広げ、深めるために先生たちは、いろいろなことを考えています。昨年度は、天狗から手紙が来て天狗との手紙のやりとりを楽しみましたし、行事ごとに、天狗に関わることが取り入れられたりして子どもたちは大いに想像を働かせ、天狗のイメージを膨らませ、友達同士でイメージを共有して楽しんでいました。

ライトアップ

2015/12/05

もみじの葉もほとんど散ってしまい、寒さがやってきました。ついこの間も書きましたが、紅葉が美しい時期に貴船では「もみじ灯籠」が行われます。道路沿いには灯籠が列べられ、色づいたもみじがライトアップされます。この期間に合わせて、叡山電車の二ノ瀬、市原間では線路の両脇に植えられたもみじをライトアップし、その区間を通る電車は車内灯を消して徐行運転します。こんな風に、もみじを楽しむイベントが身近に行われているのだから、園でもなにかもみじを楽しむことをしたいよね!そんな話が子どもたちと先生たちの間で盛り上がったそうです。「じゃあ、なにしよう?」ということになって、色づいた葉っぱを集めよう!「集めた葉っぱはどうしたら、みんなに楽しんでもらえるだろう?」「ライトアップもしたいな!」という話しになったのかならなかったのか、窓ガラスに、色とりどりの落ち葉が貼り付けられていました。ライトアップするために、スポットライトを持ってきて、「鞍馬山保育園、色づいた葉っぱのライトアップ」の完成です。みんなのステキな感性に心を動かされました。

20151205_ライトアップ

きょうのごはん 12月5日

2015/12/05

20151205  (おひるごはん)
  ・ごはん
  ・納豆ボール
  ・茹で野菜
  ・コーンスープ

 

 

 

*本日の納豆ボールは新メニューでした。

具材は挽きわり納豆、豚ひき肉、小松菜、人参、ネギ、生姜を使用しています。

納豆が苦手な子どもたちは苦戦しているようでした。

きょうのごはん 12月4日

2015/12/04

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  (おひるごはん)
  ・ごはん
  ・豆腐ハンバーグ
  ・野菜の梅肉和え
  ・五目汁

  (おやつ)
  ・マカロニきな粉

 

*本日の野菜の梅肉和えは、キャベツの代わりに白菜を使用しました。

五目汁には、さつま芋、人参、ネギ、大根、わかめを使用しました。

懐かしい顔

2015/12/04

11月の末の日曜日に「同窓会」という行事を行いました。中学2年生までの卒園生に、みんなで集まりませんか?と声を掛けて、予定が合う人が保育園に集まって、半日を過ごします。今年は66名の卒園生たちが出席してくれました。中学生になると部活が忙しくてなかなか来ることができないのですが、今年は5人が来てくれましたし、6年生もたくさん来てくれました。久しぶりに会う友達と近況を報告し合ったり、保育園の思い出話に花を咲かせたりしていました。

10時に集まり、みんなで保育園の時を思い出してお参りをしてから、自己紹介です。学校が違ったり、卒園から時間が経っているとしばらく会っていないことが多いので、自己紹介をしています。そして、みんなでゲームをして盛り上がったあとは、調理の先生が作ってくれた昼食をみんなでいただきます。それから、しばらく自由な時間があるので、話をしたり園庭で遊んだり、最後にまた簡単なゲームをして1時半には解散するというプログラムですが、毎年子どもたちは楽しみにしてくれているようです。

子どもたちが集まると、保護者も送迎のために来てくださる方がいらっしゃるので、懐かしい保護者の方々にも会う事ができます。また、退職した先生方にも声をかけているので、都合のつく先生は集まってくれます。

懐かしい顔が集まるのは楽しいものです。子どもたちが大きく成長していて、中学生にもなると町で会っても絶対にわからないと思います。これからも、それぞれの道をそれぞれにその子らしく歩んでいってくれるといいな。大きくなった子どもたちの笑顔を見ていたら、そんなことを思いました。

大根を味わう 3

2015/12/03

収穫したばかりの大根を全て味わいつくした子どもたち。よほどおいしかったのでしょう、大きな大根2本を全部食べてしまいました。まだ足りないようだったので、もう1本足しました。さすがに3本全部は食べませんでしたが、全部で2本半も食べちゃいました。大根を焼いていたのは私ですが、焼くのが追いつかないくらいでした。

一通り食べたら、今度は、先ほどむいた皮を細く切って、炒めてみました。最初は何も味付けせずに炒めるだけ。次にごま油と醤油を少量加えて炒めてみました。畑で皮をかじって辛い思いをした子は、皮と聞いて最初は躊躇していましたが、味のついていないものでも炒めると、甘みが増しておいしいのか、よく食べていました。味をつけたものは少し味が深まり、また違った感じになりました。先生が一所懸命に刻んでくれた皮もあっという間に食べ尽くしてしまいました。

残るは、葉っぱです。葉っぱを刻んでいると、畑で最初に大根をかじって辛い思いをした子が、「おいしい?」といって近寄ってきたので、「食べてみようか?」と刻んだ葉っぱを口に入れると、まさに「葉っぱ」の味です。「葉っぱやなー!!」と2人でしかめっ面になりました。少し塩をふって炒めると、それなりに甘みも出てきます。最後はごま油と醤油で仕上げてみました。ちょっと味が濃くなってしまいましたが、子どもたちは喜んで食べていました。

自分たちで収穫してきた大根のいのちをまるごといただく、大根を五感で感じながらいただく、この大根丸ごと体験は子どもたちの心にどのように入っていったのでしょうか。

20151203_大根を味わう3

きょうのごはん 12月3日

2015/12/03

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  (おひるごはん)
  ・ごはん
  ・鰤の照り焼き
  ・野菜のお浸し
  ・豚汁

  (おやつ)
  ・お好み焼き
  ・牛乳

 

*本日は鰤の照り焼きをふんわりと仕上げるために、酒蒸しをした後に焼きました。

おやつのお好み焼きはとても人気のあるメニューで、具材にはキャベツ、ネギ、人参、コーンを使用しています

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