2015年 3月

卒園式 3

2015/03/21

当園の卒園式では、記念品を保護者や卒園児さんから園にいただいたり、園やお寺から卒園児さんに差し上げたりということも行います。保護者のみなさまからは、子どもたちの体重を量るための体重計をいただきましたし、卒園児さんたちは、「たべのちず」の額縁を保護者の皆さんと一緒に作ってくれました。

たべものちずというのは、昼食やおやつで使う食材の産地情報を地図上で表すようにしたもので、ホワイトボードに日本地図があって、その日に使う食材のイラストカードをくっつけてゆくので、食育の一環として取り組んでいます。そのホワイトボードの周りにいろいろとかわいらしい飾り付けをした額縁を作ってくださったのです。保護者の皆様がお忙しいなか時間をやりくりして、園にいらして、子どもたちと一緒に作ってくださいました。手間もかかるし時間もかかるのに、一生懸命に作ってくださいました。卒園児さんたちと保護者の皆様の心がこもったステキな額縁ができあがりました。

卒園式にどうやってその額縁を飾ろうかと、前日の夕方保護者の皆様が苦心していらっしゃいました。保育士の先生が、イーゼルのようなパネルシアターのスタンドを持って来て、解決。担当のの子どもたちが、運べるようになりました。みんなで知恵を出し合えば、できるんですね。

たべものちずにステキな額縁が

卒園式 2

2015/03/20

卒園証書をひとりひとりに渡してから、卒園児たちにおめでとうを言っていたら、子どもたちひとりひとりと過ごした時間が、思い出されました。私が子どもたちと関わる時間はとても短いのですが、つい先日、園庭でやきいもを焼いて食べたことや、滋賀県まで大根の収穫に行った日のことが思い出されました。

いつも、子どもたちはすばらし姿を見せてくれます。きっと大丈夫!と信じて、見守って待っていると、子どもは、とってもステキな姿を見せてくれます。でも、こちらのこころに余裕がないと、つい自分の思うとおりに子どもを動かそうとしてしまいます。だからこそ、自分の心にいつも余裕を持っていたいものですし、いつもそういられるるように、自分の心を見つめていたいものです。

そんなことを考えると、この子たちが園にいる間、この子たちの最善の利益をどれだけ保証できたのだろうか?という思いが、湧き上がってきます。もちろん、完璧に全てを満たすことができたわけではないと思いますが、努力はしてきたつもりです。

子どもたちは、どう感じて卒園してゆくのでしょうか?

卒園式 1

2015/03/19

今年も卒園の季節がやってきました.。式の何日か前に練習に参加しましたが、卒園児ひとりひとりが保育園との別れを惜しむかのように、心を込めて言葉を述べ、歌を歌っている姿を見て、改めて大きくなったなーと思いました。

卒園式当日、卒園児たちは歓びと緊張の入り交じった、ちょっと複雑な、でも清々しい顔で開式を待っていました。「卒園おめでとう」と声をかけると、はにかみながら「ありがとう」のことばがかえってきました。

約40名の在園児、約50名の保護者を迎えて、卒園式が始まりました。拍手に迎えられて入場する15名の卒園児たち、みんなとても凛々しく大きく見えます。

卒園証書の授与では、堂々と卒園証書を受け取る子。卒園証書を読んでいる間、ずっと私の顔を見つめている子、恥ずかしそうな子、様々です。どの子も目が合った瞬間、その瞳がキラキラしている事には変わりありません。卒園証書を受け取る子どもたちのステキさ!これを味わえるのは園長の特権かもしれませんね!ありがとうございます。

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